Toyota Hilux (2018 year). Manual japanese — part 14
207
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
誤操作を防ぐために
クルーズコントロールを使用しないときは、ON-OFF スイッチでシステムを
OFF にしてください。
■
クルーズコントロールを使用してはいけない状況
次の状況では、クルーズコントロールを使用しないでください。
車のコントロールを失い、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
●
交通量の多い道
●
急カーブのある道
●
曲がりくねった道
●
雨天時や、凍結路・積雪路などのすべりやすい路面
●
急な下り坂
急な下り坂では設定車速以上になることがあります。
●
車両けん引時
208
4-5. 運転支援装置について
4WD システム
H2(ハイレンジ 2WD)
市街地や高速道路などの乾燥し
た舗装路面を一般走行する場合
に使用します。
通常はこの位置で使用します。
H4(ハイレンジ 4WD)
悪路・氷雪路・砂地など、すべり
やすい路面を走行する場合に使
用します。
4WD 表示灯が点灯します。
L4(ローレンジ 4WD)
悪路・砂地・ぬかるみ・深雪路な
どで特に大きな駆動力を必要と
するときなどや急な降坂路を走
行するときに使用します。
4WD 表示灯・L4 作動表示灯が点灯します。
トランスファーレンジの切りかえ操作(→ P. 209)に従って、自動的
に動力の断続を行います。
トランスファースイッチを操作して駆動系の作動状態を切りかえます。
1
2
3
A.D.D.(オートマチックディスコネクティングディファレンシャル)
209
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
H2 から H4 への切りかえ
車速が 100km/h 以下である
ことを確認する
100km/h 以上で走行しているとき
は、トランスファーレンジの切りか
えができません。
トランスファースイッチを右
(H4)へまわす
トランスファーレンジの切りかえ中
は、4WD 表示灯が点滅します。
100km/h 以上で走行しているとき
にトランスファースイッチを操作す
る と、4WD 表示 灯が 点滅し てブ
ザーが鳴ります。100km/h 以下に
減速するか、トランスファースイッ
チを H2 にもどして、手順
からや
り直してください。
4WD表示灯が点灯したことを
確認する
4WD 表示灯が点灯したら、トラン
スファーレンジの切りかえは完了で
す。
トランスファースイッチの操作後に
4WD 表示灯が点滅したままのとき
は、直進走行中に次のいずれかの操
作を行ってください。
・ 加速する
・ 減速する
・ 後退する
停車状態でトランスファースイッチの操作をしたとき、4WD 表示灯が点滅した
ままになる場合があります。次のいずれかの操作を行ってください。
・ 前進する
・ 後退する
トランスファーレンジの切りかえ
100km/h
1
(点滅)
2
1
(点灯)
3
210
4-5. 運転支援装置について
■
H4 から H2 への切りかえ
トランスファースイッチを左
(H2)へまわす
トランスファーレンジの切りかえ中
は、4WD 表示灯が点滅します。
4WD表示灯が消灯したことを
確認する
4WD 表示灯が消灯したら、トラン
スファーレンジの切りかえは完了で
す。
トランスファースイッチの操作後に
4WD 表示灯が点滅したままのとき
は、直進走行中に次の操作を行って
ください。
・ 加速する
・ 減速する
・ 後退する
操作後も表示灯が点滅したままの場合は、ハンドルを左右にまわしながら上記
の操作を行ってください。
切りかえ時に車体やハンドルに衝撃を感じることがありますが、異常ではあり
ません。
(点滅)
1
(消灯)
2
211
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
H4 から L4 への切りかえ
車両を完全に停止させる
車両が動いているときは、トランス
ファーレンジを切りかえることがで
きません。
シフトレバーを N にする
トランスファーレンジの切りかえが
完了する(L4 作動表示灯が点灯す
る)まで、シフトレバーを N にして
おきます。
シフトレバーが N 以外のときは、ト
ランスファーレンジを切りかえるこ
とができません。
トランスファースイッチを押
しながら右(L4)へまわす
トランスファーレンジの切りかえ中
は、L4 作動表示灯が点滅します。
手 順
∼
手 順
を 実 施 せ ず に ス
イッチをまわすと、L4 作動表示灯
が点滅するとともにブザーが鳴りま
す。トランスファースイッチを H4
にもどして手順
からやり直して
ください。
L4 作動表示灯の点滅中にシフトレバーを N 以外に入れると、ギヤ鳴りが発生
します。ただちにシフトレバーを N にして、切りかえが完了するまでお待ちく
ださい。
0km/h
1
2
(点滅)
3
1
2
1
212
4-5. 運転支援装置について
L4 作動表示灯が点灯したこと
を確認する
L4 作動表示灯が点灯したら、トラ
ンスファーレンジの切りかえは完了
です。
ブレーキペダルを踏んでシフトレ
バーを N から D または R に入れ、
走行してください。
■
L4 から H4 への切りかえ
車両を完全に停止させる
車両が動いているときは、トランス
ファーレンジを切りかえることがで
きません。
シフトレバーを N にする
トランスファーレンジの切りかえが
完了する(L4 作動表示灯が消灯す
る)まで、シフトレバーを N にして
おきます。
シフトレバーが N 以外のときは、ト
ランスファーレンジを切りかえるこ
とができません。
(点灯)
4
0km/h
1
2
213
4-5. 運転支援装置について
4
運転
トランスファースイッチを左
(H4)へまわす
トランスファーレンジの切りかえ中
は、L4 作動表示灯が点滅します。
手 順
∼
手 順
を 実 施 せ ず に ス
イッチをまわすと、L4 作動表示灯
が点滅するとともにブザーが鳴りま
す。トランスファースイッチを L4
にもどして手順
からやり直して
ください。
L4 作動表示灯の点滅中にシフトレバーを N 以外に入れると、ギヤ鳴りが発生
します。ただちにシフトレバーを N にして、切りかえが完了するまでお待ちく
ださい。
L4 作動表示灯が消灯したこ
とを確認する
L4 作動表示灯が消灯したら、トラ
ンスファーレンジの切りかえは完了
です。
ブレーキペダルを踏んでシフトレ
バーを N から D または R に入れ、
走行してください。
(点滅)
3
1
2
1
(消灯)
4
注意
■
H4-L4 間の切りかえについて
L4 作動表示灯が点滅しているときは、シフトレバーを N 以外に入れたり、ア
クセルペダルを踏んだりしないでください。ギヤ鳴りが発生し故障の原因にな
ります。
214
4-5. 運転支援装置について
■
4WD 走行について
前輪駆動部品のオイルを循環させるため、月に少なくとも 16km 程度は 4WD
走行を行ってください。
■
H2-H4 間の切りかえについて
外気温が低いときは、トランスファーモードの切りかえができないことがありま
す。その場合は速度をさらに低くするか、車両を停止させてから切りかえてくだ
さい。
■
L4 へ切りかえると
VSC が自動的に OFF になります。
■
乾燥した舗装路面および高速道路を走行するとき
H2 で走行してください。H4 または L4 で長時間走行すると、警告ブザーが鳴
り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。表示
されたメッセージの内容に従ってください。
■
マルチインフォメーションディスプレイに「デフ高油温 H2 へ切替えて冷却して
ください」が表示されたとき
ディファレンシャルギヤオイルの温度が異常に高くなっています。
トランスファースイッチを H2 にして、メッセージが消えるまでお待ちください。
知識
警告
■
走行中の警告
●
タイヤがスリップしているときは、絶対にトランスファースイッチを H2 から
H4 へ切りかえないでください。タイヤのスリップや空転が止まってから、ト
ランスファースイッチを操作してください。
●
乾燥した舗装路面および高速道路では、必ず H2 で走行してください。H4 ま
たは L4 で走行すると駆動系部品に悪影響を与え、駆動系のオイルもれや焼き
付きなどにより、思わぬ事故につながることがあります。また、タイヤの早期
摩耗や燃料消費量の悪化につながることがあります。
●
H4 または L4 での急旋回は避けてください。急旋回した場合、タイトコーナー
ブレーキング現象(ブレーキをかけた状態と同じような現象)を起こし、運転
しにくくなります。これは前・後輪の回転差のため起きる現象で、異常ではあ
りませんが、危険なため避けてください。
215
4
運転
4-5. 運転支援装置について
リヤデフロック
★
ON / OFF を切りかえる
スイッチを押すと、リヤデフロック状
態になり、リヤデフロック作動表示灯
が点灯します。
もう一度押すと、リヤデフロック状態
が解除され、表示灯が消灯します。
リヤデフロックを使用する前に、
トランスファースイッチをL4 に
切りかえて脱出を試みる
(→ P. 211)
それでも脱出できない場合は、リヤデ
フロックを使用してください。
車両を約 8km/h 以下に減速させ
る
タイヤが空転していないことを確認す
る。
リヤデフロックは、すべりやすい路面や凹凸のある路面でタイヤが空転
するときにのみ使用する、緊急脱出用の装置です。特に後輪が空転して
いるときに効果を発揮します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
リヤデフロックの使い方
1
8km/h
2
216
4-5. 運転支援装置について
リヤデフロックスイッチを押す
リヤデフロックの切りかえ中はリヤデ
フロック作動表示灯が点滅します。
手順
∼
手順
を実施せずにスイッ
チを押すと、リヤデフロック作動表示
灯が 3 回点滅するとともにブザーが 3
回鳴り、リヤデフロック状態に切りか
えることができません。手順
からや
り直してください。
アクセルペダルをゆっくり踏み
込む
リヤデフロック作動表示灯が点
灯したことを確認する
リヤデフロック作動表示灯が点灯した
ら、リヤデフロックの切りかえは完了
です。
リヤデフロック作動表示灯が点滅した
ままのときは、ハンドルを左右にまわ
しながら次のいずれかの操作を行って
ください。
・ 加速する
・ 減速する
脱出後は、再度リヤデフロックスイッチを押して、すみやかにリヤデフ
ロック状態を解除してください。
(点滅)
3
1
2
1
4
(点灯)
5
217
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
リヤデフロック状態のとき
リヤデフロック状態のときは、次のシステムが使用できません。このとき ABS
警告灯・VSC OFF 表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに
「TRC Off しました」が表示されます。
・ ABS(アンチロックブレーキシステム)
・ ブレーキアシスト
・ VSC(ビークルスタビリティコントロール)
・ TRC(トラクションコントロール)/ A-TRC(アクティブトラクションコン
トロール)
・ ヒルスタートアシストコントロール
・ ダウンヒルアシストコントロールシステム
■
リヤデフロックの解除について
リヤデフロックを解除しても作動表示灯が点滅したままの場合は、車両が動いて
いるときに、周囲の安全を確認の上、ハンドルを少しまわすと、リヤデフロック
状態が解除されます。
■
リヤデフロック状態自動解除機能
次のいずれかの操作をすると、リヤデフロック状態が解除されます。
●
トランスファースイッチを H2 または H4 にする
●
エンジンスイッチをアクセサリーモードまたは OFF にする
■
リヤデフロック使用後は
リヤデフロック作動表示灯が消灯したことを確認してください。
知識
警告
■
事故を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
すべりやすい路面や凹凸のある路面以外ではリヤデフロックを使用しない
ハンドルが重くなり、ハンドル操作が困難になります。
●
タイヤの空転が止まるまでリヤデフロックを使用しない
空転が止まる前にリヤデフロックを使用すると、車が思わぬ方向に動くおそ
れがあり危険です。また、駆動系部品の損傷につながります。
●
リヤデフロック状態では、車速約 8km/h 以上で走行しない
●
リヤデフロックを ON にしたまま走行し続けない
218
4-5. 運転支援装置について
運転を補助する装置
◆
ABS(アンチロックブレーキシステム)
急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロックを
防ぎ、スリップを抑制します。
◆
ブレーキアシスト
急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させます。
◆
VSC(ビークルスタビリティコントロール)
急なハンドル操作や、すべりやすい路面で旋回するときに横すべりを
抑え、車両の姿勢維持に寄与します。
◆
TRC(トラクションコントロール)
※1
すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力
確保に貢献します。
◆
A-TRC(アクティブトラクションコントロール)
※2
すべりやすい路面での発進時・加速時に生じる車輪の空転を 4 輪別々
に抑制するとともに、降坂時のエンジンブレーキ抜けによる加速を抑
制し、車両の方向安定性と駆動力を確保します。
◆
ヒルスタートアシストコントロール
上り坂で発進するときに、車が後退するのを緩和します。
◆
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
oP. 186
◆
緊急ブレーキシグナル
急ブレーキ時に非常点滅灯を自動的に点滅させることにより、後続車
に注意をうながし、追突される可能性を低減させます。
※1
トランスファースイッチが H2 のとき
※2
トランスファースイッチが H4 または L4 のとき
走行の安全性や運転性能を確保するため、走行状況に応じて次の装置が
自動で作動します。ただし、これらの装置は補助的なものなので、過信
せずに運転には十分に注意してください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
219
4-5. 運転支援装置について
4
運転
TRC / A-TRC・VSC が作動して
いるときは、スリップ表示灯が点滅
します。
ぬかるみや砂地、雪道などから脱出するときに、TRC / A-TRC が作動
していると、アクセルペダルを踏み込んでもエンジンの出力が上がらず、
脱出が困難な場合があります。このようなときに
を押すことにより、
脱出しやすくなる場合があります。
TRC / A-TRC を 停 止す る には
を押す
マルチインフォメーションディスプレ
イに「TRC OFF しました」/「TRC
Off しました」と表示されます。
もう一度
を押すと、システム作動
可能状態にもどります。
TRC / A-TRC・VSC が作動しているとき
TRC / A-TRC を停止するには
220
4-5. 運転支援装置について
■
TRC / A-TRC と VSC を停止するには
TRC / A-TRC と VSC を停止するには、停車時に
を押し 3 秒以上保持する
VSC OFF 表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「TRC
OFF しました」/「TRC Off しました」と表示されます。
※
もう一度
を押すと、システム作動可能状態にもどります。
※
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)装着車は、プリクラッシュブレー
キアシスト・プリクラッシュブレーキも停止します。PCS 警告灯が点灯し、
マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。
(→ P. 220)
■
を押さなくてもマルチインフォメーションディスプレイに「TRC OFF しまし
た」/「TRC Off しました」が表示されたとき
TRC / A-TRC・ダウンヒルアシストコントロールシステム
★
が作動できない状
態になっています。トヨタ販売店にご相談ください。
■
マルチインフォメーションディスプレイに「VSC が Off のためプリクラッシュブ
レーキも停止します」が表示されたとき
VSC の作動を停止したときは、プリクラッシュブレーキアシスト・プリクラッ
シュブレーキの作動も停止します。機能を復帰するには、VSC を ON にします。
■
ABS・ブレーキアシスト・TRC / A-TRC・VSC・ヒルスタートアシストコント
ロールの作動音と振動
●
エンジン始動時や発進直後、ブレーキペダルをくり返し踏んだときなどに、エ
ンジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。
●
上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異
常ではありません。
・ 車体やハンドルに振動を感じる
・ 車両停止後もモーター音が聞こえる
・ ABS の作動時に、ブレーキペダルが小刻みに動く
・ ABS の作動終了後、ブレーキペダルが少し奥に入る
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
221
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
TRC / A-TRC や VSC の自動復帰について
TRC / A-TRC や VSC を作動停止にしたあと、次のときはシステム作動可能状
態にもどります。
●
エンジンスイッチを “ LOCK ”(スマートエントリー&スタートシステム非装
着車)または OFF(スマートエントリー&スタートシステム装着車)にしたとき
●
(TRC / A-TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき
ただし、TRC / A-TRC と VSC の作動を停止している場合は、車速による自
動復帰はありません。
■
ヒルスタートアシストコントロールの作動条件
次のときシステムが作動します。
●
シフトレバーの位置が P または N 以外(前進または後退での上り坂発進時)
●
車両停止状態
●
アクセルペダルを踏んでいない
●
パーキングブレーキがかかっていない
■
ヒルスタートアシストコントロールの自動解除
次のいずれかのときシステムが解除されます。
●
シフトレバーを P または N の位置にした
●
アクセルペダルを踏んだ
●
パーキングブレーキをかけた
●
ブレーキペダルから足を離して最大 2 秒経過した
■
緊急ブレーキシグナルの作動条件
次のときシステムが作動します。
●
非常点滅灯が点滅していないこと
●
車速 55km/h 以上
●
ブレーキペダルが踏み込まれ、車両の減速度から急ブレーキだとシステムによ
り判断された
■
緊急ブレーキシグナルの自動解除
次のいずれかのときシステムが解除されます。
●
非常点滅灯を点滅させた
●
ブレーキペダルを離した
●
車両の減速度から急ブレーキではないとシステムにより判断された
222
4-5. 運転支援装置について
警告
■
ABS の効果を発揮できないとき
●
タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に摩耗し
たタイヤで走行するときなど)
●
雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング
現象が発生したとき
■
ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき
ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度
を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。
●
泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき
●
タイヤチェーンを装着しているとき
●
道路のつなぎ目など、段差をこえたとき
●
凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき
■
TRC / A-TRC や VSC の効果を発揮できないとき
すべりやすい路面では、TRC / A-TRC や VSC が作動していても、車両の方
向安定性や駆動力が得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を
失うような状況では、特に慎重に運転してください。
■
ヒルスタートアシストコントロールの効果を発揮できないとき
●
ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や
凍った路面ではヒルスタートアシストコントロールが効かないことがありま
す。
●
ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時
間駐車するための機能でありませんので、同機能を坂道での駐停車のために使
用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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