Toyota Crown Majesta (2017 year). Manual japanese — part 23
351
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
リヤフォグランプ
★
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
1
2
3
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
352
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
ドアミラー照明
ミラーの上端を押して鏡面を
上向きにし、ミラーのカバー下
部に保護テープを貼り付ける
保護テープを巻いたマイナス
ドライバー(2 本)の先端を挿
し込んで、ミラー裏側のツメ
(4ヶ所)をはずす
ミラーを手前に引き出すようにし
て、2ヶ所ずつツメをはずします。
ミラーが急に落下しないよう、慎重
に作業してください。
裏面にあるコードをフックか
らはずし、コネクター類の接続
をはずしてミラーを取りはず
す
細いコネクターをはずすときは、組
み付け時に間違えないよう、いずれ
かの側にテープなどで印を付けてお
きます。
ミラーを落とさないように、慎重に
作業してください。
ミラーを持つときは、グリースが塗
布してある箇所をつかまないように
注意してください。
1
2
3
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
保護テープを巻いたマイナス
ドライバーの先端を挿し込ん
でツメ(3ヶ所)をはずして、
カバーを取りはずす
ネジ(3 本)をはずして、サイ
ド方向指示灯を取りはずす
コネクタのツメを押し、サイド方向
指示灯をはずします。
ネジ(1 本)をはずして、下側
のカバーを取りはずし、ランプ
本体をはずす
パノラミックビューモニター装着車
は、カバーにカメラが付いています。
4
5
6
354
6-2. 簡単な点検・部品交換
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
新しい電球を取り付けてから、
ソケットをランプ本体に固定
する
ランプ本体・ソケットそれぞれに刻
印されているマークの位置を合わせ
てソケットを挿し込みます。
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8
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355
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ランプ本体を取り付け、下側の
カバーを取り付けてネジ(1
本)で固定する
ランプ本体をアウターミラーに取り
付けます。
アウターミラーの軸にカバーを入れ
てから固定します。
コネクタを取り付け、サイド方
向指示灯をネジ(3 本)で固定
する
カバーを取り付ける
ツメが確実に固定されていることを
確認してください。
10
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356
6-2. 簡単な点検・部品交換
取りはずしたコネクターをも
とどおりに取り付ける
コード類はもとどおりフックにかけ
て固定します。
ツメの位置を合わせ、対角の
2ヶ所ずつ順番に鏡面を押し
込んで、ミラーを固定する
必ず図の順序で 2ヶ所を同時に押し
込み、パチッと音がしてツメが固定
されたことを確認してください。
音が確認できないときは、無理に押
し込まずにいったんミラーをはずし
て、ツメの位置が合っているか確認
してください。
■
次の電球を交換するには
次のランプが切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプ(ロー/ハイビーム)
●
車幅灯
●
フロントフォグランプ
●
サイド方向指示灯/非常点滅灯
●
尾灯
●
尾灯/制動灯
●
ハイマウントストップランプ
●
番号灯
13
14
357
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
LED ランプについて
ヘッドランプ(ロー/ハイビーム)・車幅灯・フロントフォグランプ・サイド方
向指示灯/非常点滅灯・尾灯・制動灯・ハイマウントストップランプ・番号灯は、
数個の LED で構成されています。もし LED がひとつでも点灯しないときは、ト
ヨタ販売店で交換してください。
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
電球(バルブ)を交換するとき
→ P. 344
知識
警告
■
電球を交換するとき
●
必ずハイブリッドシステムを停止し、ランプを消灯してください。消灯直後は
高温になっているため、交換しないでください。やけどをすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。取り付けが
不十分な場合、発熱や発火、またはヘッドランプ内部への浸水による故障や、
レンズ内に曇りが発生することがあります。
●
電球・ソケット・電気回路および構成部品を、修理または分解しないでくださ
い。
感電により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり
ます。
■
お車の故障や火災を防ぐために
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
注意
■
ドアミラー照明を交換するとき
工具・体がフロントドアガラスにあたって作業しづらい場合は、ドアガラスを
開けて作業スペースを広げてください。無理に作業すると、車両に傷が付く原
因になります。
万一の場合には
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7
7-1. まず初めに
故障したときは. . . . . ...360
非常点滅灯
(ハザードランプ). . . . 361
発炎筒 . . . . . . . . . ..362
車両を緊急停止するには . ...364
7-2. 緊急時の対処法
けん引について. . . . . ...365
警告灯がついたときは . . ...372
警告メッセージが
表示されたときは . . . . 378
パンクしたときは
(応急用タイヤ装着車). . 402
パンクしたときは(タイヤパンク
応急修理キット装着車). ...412
ハイブリッドシステムが
始動できないときは . . . 426
電子キーが正常に
働かないときは . . . . . 428
補機バッテリーが
あがったときは . . . . . 431
オーバーヒートしたときは ...437
スタックしたときは . . . ...442
360
7-1. まず初めに
故障したときは
非常点滅灯(→ P. 361)を点滅さ
せながら、車を路肩に寄せ停車する
非常点滅灯は、故障などでやむを得ず
路上駐車する場合、他車に知らせるた
め使用します。
高速道路や自動車専用道路では、次
のことに従う
●
同乗者を避難させる
●
車両の 50m 以上後方に発炎筒
(→ P. 362)と停止表示板を置
くか、停止表示灯を使用する
・ 見通しが悪い場合はさらに後方に
置いてください。
・ 発炎筒は、燃料もれの際やトンネ
ル内では使用しないでください。
●
その後、ガードレールの外側などに避難する
■
停止表示板・停止表示灯について
故障のときはすみやかに次の指示に従ってください。
50m 以上
後方に置く
知識
●
高速道路や自動車専用道路でやむを得ず
駐停車する場合は、停止表示板または停止
表示灯の表示が、法律で義務付けられてい
ます。
●
停止表示板・停止表示灯のご購入について
は、トヨタ販売店にお問い合わせくださ
い。
停止表示板
停止表示灯
361
7
万一の場合には
7-1. まず初めに
非常点滅灯(ハザードランプ)
スイッチを押す
すべての方向指示灯が点滅します。
もう一度押すと消灯します。
■
非常点滅灯について
ハイブリッドシステム停止中(READY インジケーターが点灯していないとき)
に、非常点滅灯を長時間使用すると、補機バッテリーがあがるおそれがあります。
事故などでやむを得ず路上駐車する場合、他車に知らせるために使用し
てください。
知識
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7-1. まず初めに
発炎筒
助手席足元の発炎筒を取り出す
本体をまわしながら抜き、本体を
逆さにして挿し込む
先端のフタを取り、すり薬で発炎
筒の先端をこすり、着火させる
必ず車外で使用してください。
着火させる際は、筒先を顔や体に向け
ないでください。
高速道路や踏切などでの故障・事故時に非常信号用として使用します。
(トンネル内や可燃物の近くでは使用しないでください)
発炎時間は約 5 分です。非常点滅灯と併用してください。
1
2
すり薬
3
363
7-1. まず初めに
7
万一の場合には
■
発炎筒の有効期限
本体に表示してある有効期限が切れる前に、トヨタ販売店でお求めください。有
効期限が切れると、着火しなかったり、炎が小さくなる場合があります。
知識
警告
■
発炎筒を使用してはいけない場所
次の場所では、発炎筒を使用しないでください。
煙で視界が悪くなったり、引火するおそれがあるため危険です。
●
トンネル内
●
ガソリンなど可燃物の近く
■
発炎筒の取り扱いについて
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
使用中は、発炎筒を顔や体に向けたり、近付けたりしない
●
発炎筒は、お子さまにさわらせない
364
7-1. まず初めに
車両を緊急停止するには
ブレーキペダルを両足でしっかりと踏み続ける
ブレーキペダルをくり返し踏まないでください。通常より強い力が必要となり、制
動距離も長くなります。
シフトレバーを N に入れる
X
シフトレバーが N に入った場合
減速後、車を安全な道路脇に停める
ハイブリッドシステムを停止する
X
シフトレバーが N に入らない場合
ブレーキペダルを両足で踏み続け、可能な限り減速させる
パワースイッチを 2 秒以上押し
続けるか、素早く 3 回以上連続
で押してハイブリッドシステム
を停止する
車を安全な道路脇に停める
万一、車が止まらなくなったときの非常時のみ、次の手順で車両を停止
させてください。
1
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3
4
3
2 秒以上押すまたは
3 回以上連続で押す
4
警告
■
走行中にやむを得ずハイブリッドシステムを停止するとき
ハンドル操作が重くなるため、車のコントロールがしにくくなり危険です。ハ
イブリッドシステムを停止する前に、十分に減速するようにしてください。
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
けん引について
次の場合は、駆動系の故障が考えられるため、トヨタ販売店または専門
業者へご連絡ください。
●
ハイブリッドシステムの異常警告表示が表示され、車が動かない
●
異常な音がする
けん引は、できるだけトヨタ販売店または専門業者にご依頼ください。
その場合は、レッカー車または車両運搬車を使用することをおすすめし
ます。
やむを得ず他車にロープでけん引してもらう場合は、車両積載車までの
移動など、できるだけ短距離にとどめてください。
けん引の前に販売店への連絡が必要な状況
レッカー車でけん引するときは
X
前向きにけん引するときは
X
うしろ向きにけん引するときは
台車を使用して後輪を持ち上げる
台車を使用して前輪を持ち上げる
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7-2. 緊急時の対処法
車両運搬車で輸送するときは、図の
場所で固縛する
鎖やケーブルなどを使用して車両
を固縛する場合は図に黒く示す角
度が 45° になるように固縛する
けん引フックを取り出す(→ P. 403, 414)
マイナスドライバーを使ってフ
タをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。
けん引フックを穴に挿し込んで
まわし、軽く締める
車両運搬車を使用するとき
他車にけん引してもらうとき
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