Toyota 86 (2017 year). Manual japanese — part 21
5
319
5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
リヤ
けん引フックを穴に差しこみ軽く
しめる
ホイールナットレンチを使い確実
に取り付ける
手順
2
手順
3
320
5-1. まず初めに
知識
■
やむを得ず他車をけん引する場合
他車のけん引はしないでください。やむを得ず故障車をけん引するときは、自
車より重い車のけん引は避けてください。また、溝に落ちた車の引き上げは行
わないでください。
■
けん引フックの収納位置
oP. 347, 358
リヤ側のけん引フックは、自車より軽い車
をやむを得ず一般路上でロープによりけん
引するときに使用します。
5
321
5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
警告
■
けん引中の運転について
●
けん引をおこなうときは細心の注意を払ってください。
けん引フックやロープに過剰な負荷をかける急発進やまちがった車両操作は
避けてください。
けん引フックやロープが破損するおそれがあります。万一の場合、その破片が
周囲の人などに当たり、重大な傷害を与えるおそれがあり危険です。
●
スマートエントリー & スタートシステム非装着車:エンジンスイッチを OFF
にしないでください。
スマートエントリー & スタートシステム装着車:“エンジン スタート ストッ
プ”スイッチを OFF にしないでください。
ハンドルがロックされハンドル操作ができなくなり、思わぬ事故につながるお
それがあり危険です。
●
けん引される車は、慎重に運転してください。
エンジンが停止しているとブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが通常よ
り重くなります。
■
けん引フックを車両に取り付けるとき
指定の位置にけん引フックをしっかりと取り付けてください。
指定の位置にしっかり取り付けないとけん引時にはずれてしまい、重大な傷害
におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
けん引されたあとは
けん引フックは必ず取り外してください。そのままにしておくと前面に衝撃を
受けたとき SRS エアバッグが正常に作動しないことがあります。
■
けん引したあとは
けん引フックは必ず取り外してください。そのままにしておくと衝撃を受けた
とき、フューエルポンプシャットオフシステムが正常に作動しないことがあり
ます
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5-1. まず初めに
注意
■
車両の損傷を防ぐために
●
この車をけん引するときは以下のことを必ずお守りください。
・ ワイヤーロープは使用しない
・ 速度 30 km/h 以下、距離 30 km 以内でけん引する
・ 前進方向でけん引する
・ サスペンション部などにロープをかけない
●
この車で自車より重い他車やボート(トレーラー)などをけん引しないでくだ
さい。
■
長い下り坂でけん引するときは
レッカー車でけん引してください。
レッカー車でけん引しないと、ブレーキが過熱し効きが悪くなるおそれがあり
ます。
5
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5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
フューエルポンプシャットオフシステム
システムが作動したあと、エンジンを始動するには、次の手順に従ってく
ださい。
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
エンジンスイッチを“ACC”または“LOCK”にする
エンジンを再始動する
スマートエントリー&スタートシステム装着車
“エンジン スタート ストップ”スイッチをアクセサリーモード
または OFF にする
エンジンを再始動する
注意
■
エンジンを始動する前に
燃料供給の停止を解除するときは、燃料もれがないことを十分確認してくださ
い。
エンジンが止まってしまったときや、事故などにより衝撃を受けたと
き、フューエルポンプシャットオフシステムが作動し、燃料供給を停
止し、燃料もれを最小限におさえます。
手順
1
手順
2
手順
1
手順
2
324
5-2. 緊急時の対処法
警告灯がついたときは
ただちに停車してください。走行を続けると危険です。
次の警告はブレーキの故障のおそれがあることを意味します。ただちに
安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。
ただちに停車してください。
次の警告は、お車へのダメージや思わぬ危険を招くおそれがあることを
意味します。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してく
ださい。
警告灯
警告灯名・警告内容
ブレーキ警告灯
・ ブレーキ液の不足
・ ブレーキ系統の異常
パーキングブレーキが解除されていないときも点灯します。解
除後、消灯すれば正常です。
警告灯
警告灯名・警告内容
充電警告灯
充電系統の異常
油圧警告灯
エンジンオイルの圧力異常
(赤色点滅または
点灯)
高水温警告灯
★
ガソリンエンジン冷却水高温異常(oP. 379)
水温の上昇にともない、点滅から点灯へかわります。
警告灯が点灯または点滅したままの場合は、落ち着いて次のようにご
対処ください。点灯・点滅しても、その後消灯すれば異常ではありま
せん。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
5
325
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ただちに点検を受けてください。
次の警告は、放置すると、システムが正しく働かず、思わぬ危険や故障
を招くおそれがあることを意味します。ただちにトヨタ販売店で点検を
受けてください。
警告灯
警告灯名・警告内容
エンジン警告灯
・ エンジン電子制御システムの異常
・ 電子制御スロットルの異常
・ オートマチックトランスミッション電子制御システムの異常
SRS エアバッグ/プリテンショナー警告灯 (oP. 104)
・ SRS エアバッグシステムの異常
・ プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS &ブレーキアシスト警告灯
・ ABS の異常
・ ブレーキアシストの異常
パワーステアリング警告灯 ( 警告ブザー )
・ EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
スリップ表示灯
・ VSC システムの異常
・ TRC システムの異常
・ ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
ヘッドランプ オートレベリング警告灯
自動光軸調整システムの異常
LED ヘッドランプ警告灯
LED ヘッドランプの異常
(黄色点灯)
クルーズコントロール表示灯
★
クルーズコントロールシステムの異常
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
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5-2. 緊急時の対処法
ただちに処置してください。
次の警告はそれぞれの対処方法にしたがって処置し、警告灯が消灯する
のを確認してください。
知識
■
パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて
電圧が低い、または低下した場合に警告灯が点灯し、警告ブザーが鳴ることが
あります。
警告
■
パワーステアリング警告灯が点灯したときは
ハンドルが非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強
く操作してください。
警告灯
警告灯名・警告内容
対処方法
半ドア警告灯
★
いずれかのドアまたはトラン
クが確実に閉まっていない
全ドアおよびトランクを閉める
(黄色点灯)
燃料残量警告灯
燃料の残量
(約 7 L 以下)
燃料を補給する
運転席シートベルト
非着用警告灯
(警告ブザー)
※
運転席シートベルトの非着用
シートベルトを着用する
助手席シートベルト
非着用警告灯
(警告ブザー)
※
助手席シートベルトの非着用
シートベルトを着用する
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
5
327
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
※
運転席・助手席シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト未着用のまま車速が約 20 km/h 以上になると、警告ブ
ザーが1回鳴ります。その後も運転席・助手席シートベルト未着用のまま 25 秒を経
過すると、30 秒間断続的に鳴り、さらにブザーの音がかわり 90 秒間鳴ります。
オートマチックトランスミッ
ション油温警告灯
★
トランスミッションフルード
の温度異常
トランスミッションフルードを
冷却するために、安全な場所に
停車し、シフトレバーを P に
入れてエンジンをかけたままに
する。
しばらくして消灯すれば走行で
きます。消灯しないときは、ト
ヨタ販売店にご連絡ください。
マスターウォーニング
★
システムの異常時にブザーと
共に点灯・点滅し、マルチイ
ンフォメーションディスプレ
イ上に警告メッセージを表示
します。
oP. 328
知識
■
助手席シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について
●
乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検知して
警告灯が点滅することがあります。
●
座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しないことが
あります。
警告灯
警告灯名・警告内容
対処方法
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
328
5-2. 緊急時の対処法
警告メッセージが表示されたときは(カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車)
ただちに停車してください。走行を続けると危険です。
次の警告はブレーキの故障のおそれがあることを意味します。ただちに
安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。
警告メッセージ
警告内容
ブレーキ液の不足
ブレーキ系統の異常
警告ブザーが鳴ります。
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示さ
れた場合は、落ち着いて次のように対処してください。
マスターウォーニング
マルチインフォメーションディス
プレイに警告メッセージが表示さ
れているとき、点灯・点滅します。
マルチイン フォメーシ ョン
ディスプレイ
処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡
ください。
5
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ただちに停車してください。
次の警告は、お車へのダメージや思わぬ危険を招くおそれがあることを
意味します。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してく
ださい。
警告メッセージ
警告内容
(赤色点灯)
エンジン冷却水高温異常(
o
P. 379)
警告ブザーが鳴ります。
330
5-2. 緊急時の対処法
ただちに点検を受けてください。
次の警告は、放置するとシステムが正しく働かず、思わぬ危険や故障を
招くおそれがあることを意味します。ただちにトヨタ販売店で点検を受
けてください。
警告メッセージ
警告内容
SRS エアバッグシステムの異常
プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
ABS の異常
ブレーキアシストの異常
警告ブザーが鳴ります。
EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
警告ブザーが鳴ります。
5
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
警告メッセージ
警告内容
(点滅)
(黄色点滅)
スマートエントリー&スタートシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
332
5-2. 緊急時の対処法
ただちに処置してください。
次の警告はそれぞれの対処方法に従って処置し、警告メッセージと警告
灯が消灯するのを確認してください。
警告メッセージ
警告内容
対処方法
ドアが確実に閉まっていな
い
開いているドアが表示さ
れます。両ドアが確実に
閉まっていない状態のま
ま、車速が 5km/h をこ
えたときには
が
点滅し、警告ブザーが鳴
ります。
開いているドアを閉める
トランクが確実に閉まって
いない
トランクが確実に閉まっ
ていない状態のまま、車
速が 5km/h をこえたと
きには
が点滅
し、警告ブザーが鳴りま
す。
トランクを閉める
(オートマチック車)
トランスミッションフルー
ドの温度異常
警告ブザーが鳴ります。
トランスミッションフルー
ドを冷却するために、安全
な場所に停車し、シフトレ
バーを P に入れてエンジ
ンをかけたままにする。
しばらくしてメッセージが
消えれば走行できます。
メッセージが消えないとき
は、トヨタ販売店にご連絡
ください。
5
333
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
※
:表示される距離は過去の平均燃費をもとに算出されるため、表示される距離を実際
に走行できない場合があります。
(点滅)
ヘッドランプ・尾灯点灯時
に、運転席ドアを開けた
警告ブザーが鳴ります。
ヘッドランプ・尾灯を消灯
する
(黄色点灯)
燃料の残量が約 7 L 以下
になった
メッセージの下に航続可
能距離が表示されます。
※
燃料を給油する
外気温度が低く、路面が凍
結しやすくなっている
急加速・急ブレーキ・急減
速・急旋回は避け、慎重に
走行する
警告メッセージ
警告内容
対処方法
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5-2. 緊急時の対処法
ただちに処置してください
次の警告はそれぞれの対処方法に従って処置し、警告メッセージと警告
灯が消灯するのを確認してください。
警告ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
車内
車外
1回
なし
(点滅)
(黄色点滅)
電子キーを携帯して
いない状態でエンジ
ンを始動しようとし
た
電子キーを携帯
してエンジンを
始動する
1回
3回
(点滅)
(黄色点滅)
“エンジン スタート
ストップ”スイッチ
が OFF 以外の状態で
運転席以外のドアが
開閉され同乗者が電
子キーを持ち出した
電子キーを車内
にもどす
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