Toyota 86 (2017 year). Manual japanese — part 20
303
4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
コインなどを使ってカバーをは
ずし、消耗した電池を取り出す
新しい電池は + 極を上にして取り
付けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付け
る
■ 電池交換のしかた(スマートエントリー&スタートシステム
装着車)
メカニカルキーを抜く
カバーをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナス
ドライバーの先端に布などを巻い
て保護してください。
手順
3
手順
4
手順
1
手順
2
304
4-2. 簡単な点検・部品交換
知識
■
リチウム電池 CR2016(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)、
CR1632(スマートエントリー&スタートシステム装着車 ) の入手
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
■
電池が消耗していると
次のような状態になります。
●
スマートエントリー&スタートシステム
★
、ワイヤレス機能が作動しない
●
作動距離が短くなる
■
モジュールをもどすときは(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)
消耗した電池を取り出す
新しい電池は、+極を上にして取
り付けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付け
る
手順
3
手順
4
モジュールをもどすときは、真上から置い
てください。横から滑らすように置くと、
キーボタン作動が正常に働かないことがあ
ります。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
305
4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
警告
■
取りはずした電池と部品について
お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
■
交換後、正常に機能させるために
次のことを必ずお守りください。
●
ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。
●
電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
●
電極を曲げない
306
4-2. 簡単な点検・部品交換
ウォッシャー液の補給
知識
■
ゲージの使い方
警告
■
ウォッシャー液を補給するときは
エンジンが熱いときやエンジンがかかっているときは、ウォッシャー液を補給
しないでください。ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、エ
ンジンなどにかかると出火するおそれがあり危険です。
液面が LOW の位置に近付いたら
ウォッシャー液を補給する
ウォッシャー液の膜が張っているゲージの
穴部の位置を確認して、ウォッシャー液の
残量を判断します。
残量がゲージの先端から2つめの穴部より
下まわった(LOW の位置まで低下した)
ら、ウォッシャー液を補給してください。
CTH43AS134
現在の
液量
307
4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
注意
■
ウォッシャー液について
ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。
車体の塗装にしみがつくおそれがあります。
■
ウォッシャー液の薄め方
必要に応じて水で薄めてください。
水とウォッシャー液の割合は、ウォッシャー液の容器に表示してある凍結温度
を参考にしてください。
308
4-2. 簡単な点検・部品交換
エアコンフィルターの交換
エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期
的に交換してください。
■ 交換のしかた
スマートエントリー & スタートシステム非装着車
エンジンスイッチを“LOCK”にする
スマートエントリー & スタートシステム装着車
“エンジン スタート ストップ”スイッチを OFF にする
グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす
グローブボックス側面を内側に
押し、手前へ引いて上部のツメ
をはずす
手順
1
手順
2
手順
3
309
4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
面が水平になるまでグロー
ブボックスをゆっくり開き、手
前に引いて取りはずす
(そのまま軽く引くとはずれま
す)
ヒンジ
回転軸
グローブボックスを無理に取りは
ずそうとすると、回転軸やヒンジ
が変形し、グローブボックスが正
しく閉まらなかったり、建て付け
が悪くなったりするおそれがあり
ます。
フィルターカバーを取りはずす
フィルターを取りはずし、新し
いフィルターと交換する
「nUP」マークの矢印が上を向く
ように取り付けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付け
る
手順
4
手順
5
手順
6
手順
7
310
4-2. 簡単な点検・部品交換
知識
■
エアコンフィルターの交換について
エアコンフィルターは 12000km または 12ヶ月毎に交換してください。
■
エアコンの風量が減少したときは
フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。
注意
■
グローブボックスを取りはずすときは
グローブボックスを無理に取りはずそうとすると、回転軸やヒンジが変形し、グ
ローブボックスが正しく閉まらなかったり、建て付けが悪くなったりするおそ
れがあります。
■
エアコンを使用するときの注意
●
フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。
●
フィルターは、交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。
5
トラブルが起きたら
311
5-1. まず初めに
故障したときは . . . . . . 312
非常点滅灯
(ハザードランプ). . . ... 314
発炎筒. . . . . . . . . . 315
けん引について . . . . . . 317
フューエルポンプ
シャットオフシステム . ... 323
5-2. 緊急時の対処法
警告灯がついたときは . . . 324
警告メッセージが
表示されたときは . . . .. 328
パンクしたときは
(タイヤパンク応急
修理キット付き車). . . . 345
パンクしたときは
(応急用タイヤ搭載車). .. 358
エンジンが
かからないときは . . . .. 367
キーを無くしたときは . . . 370
電子キーが正常に
働かないときは . . . . .. 371
バッテリーが
あがったときは . . . . .. 375
オーバーヒートした
ときは. . . . . . . . .. 379
スタックしたときは . . . . 382
車両を緊急停止するには . . 384
312
5-1. まず初めに
故障したときは
故障のときはすみやかに次の指示に従ってください。
非常点滅灯(oP. 314)を点滅
させながら、車を路肩に寄せ停
車する
非常点滅灯は、故障などでやむを
得ず路上駐車する場合、他車に知
らせるため使用します。
高速 道路 や自 動車 専用 道路 で
は、次のことに従う
● 同乗者を避難させる
● 車両の 50m 以上後方に発炎
筒(oP. 315)と停 止表 示
板を置くか、停止表示灯を使
用する
・ 見通しが悪い場合はさらに後
方に置いてください。
・ 発炎筒は、燃料もれの際やトン
ネル内では使用しないでくだ
さい。
● その後、ガードレールの外側
などに避難する
50m 以上
後方に置く
5
313
5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
知識
■
停止表示板・停止表示灯について
●
高速道路や自動車専用道路でやむを得ず
駐停車する場合は、停止表示板または停
止表示灯の表示が、法律で義務付けられ
ています。
●
停止表示板・停止表示灯は、トヨタ販売
店で購入することができます。
停止表示板
停止表示灯
314
5-1. まず初めに
非常点滅灯(ハザードランプ)
知識
■
非常点滅灯について
エンジン停止中に、非常点滅灯を長時間使用すると、バッテリーがあがるおそ
れがあります。
故障などでやむを得ず路上駐車する場合、他車に知らせるために使用
してください。
スイッチを押す
す べ て の 方 向 指 示 灯 が 点 滅 し ま
す。もう一度押すと消灯します。
5
315
5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
発炎筒
高速道路や踏切などでの故障・事故時に非常信号用として使用しま
す。(トンネル内や可燃物の近くでは使用しないでください)
発炎時間は約 5 分です。非常点滅灯と併用してください。
助手席足元の発炎筒を取り出す
本体をまわしながら抜き、本体
を逆さにして差し込む
先端のふたをとり、すり薬で発
炎筒の先端をこすり、着火させ
る
必ず車外で使用してください。
着火させる際は、筒先を顔や体に
向けないでください。
手順
1
手順
2
手順
3
すり薬
316
5-1. まず初めに
知識
■
発炎筒の有効期限
本体に表示してある有効期限が切れる前に、トヨタ販売店でお求めください。有
効期限が切れると、着火しなかったり、炎が小さくなる場合があります。
警告
■
発炎筒を使用してはいけない場所
以下の場所では、発炎筒を使用しないでください。
煙で視界が悪くなったり、引火するおそれがあるため危険です。
●
トンネル内
●
ガソリンなど可燃物の近く
■
発炎筒の取り扱いについて
以下のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
使用中は、発炎筒を顔や体に向けたり、近づけたりしない
●
発炎筒は、お子さまにさわらせない
5
317
5-1. まず初めに
トラブルが起きたら
けん引について
けん引は、できるだけトヨタ販売店または専門業者にご依頼くださ
い。
■ けん引される前に
以下の場合は、駆動系の故障が考えられるため、トヨタ販売店へご
連絡ください。
● エンジンはかかるが、車が動かない
● 異常な音がする
■ けん引されるときは
車体に傷が付かないようにロー
プをけん引フックにかける
前進方向でけん引してください。
ロープの中央に白い布を付ける
布の大きさ:
0.3 m 平方(30 cm × 30 cm)
以上
けん引される車両のエンジンをかける
スマートエントリー & スタートシステム非装着車:
エンジンがかからないときは、エンジンスイッチを“ACC”または“ON”
にしてください。
スマートエントリー & スタートシステム装着車:
エンジンがかからないときは、
“エンジンスタートストップ”スイッチを
アクセサリーモードまたはイグニッション ON モードにしてください。
手順
1
手順
2
25 m 以内
5 m 以内
白い布
けん引方向
手順
3
318
5-1. まず初めに
けん引フックの取り付けかた
ふたをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドライバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。
フロント
マイナスドライバーを使って上側
のふたをはずしてから、下側のふ
たを手で手前に引いてはずす
上側のふた
下側のふた
けん引される車両のハンドルが自由に動くことを確認し、シ
フトレバーを N にしてから、パーキングブレーキを解除する
けん引中は、前の車の制動灯に注意しロープをたるませないようにして
ください。
手順
4
手順
1
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