Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese — part 25
383
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
レーダークルーズコントロール
★
のセンサー部分の
汚れ、氷などの付着
警告ブザーが鳴ります。
→ 汚れおよび氷などを取り除く
レーダークルーズコントロール
★
の車間制御の測定
不可
警告ブザーが鳴ります。
→ ワイパーを止めるか、低速作動または間欠作動に
かえる
クルーズコントロールシステム
★
の異常
レーダークルーズコントロールシステム
★
の異常
ON-OFF スイッチを一度 OFF にし、再度設定し
てください。
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
LDA
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
LDA
★
の一時停止(白線用認識カメラが作動範囲外
の高温状態)
警告ブザーが鳴ります。
→ しばらく走行してから LDA を再起動する
384
7-2. 緊急時の対処法
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
の異
常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
エンジンオイル圧力の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください
ハイブリッドシステムの過熱
負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行
する、後退しながら上り坂を登るなど)のときに
メッセージが表示され、システム保護のため、一
時的にハイブリッドシステムの出力が低下する場
合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ 車両を停車して点検する(→ P. 438)
オートマチックハイビーム
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
補機バッテリーが充電不足
→ 数秒後
※
に表示が消えたときは
約 15 分以上、ハイブリッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテリーを充電してくださ
い。
→ 表示が消えないときは
「補機バッテリーがあがったときは」
(→ P. 433)
の手順でハイブリッドシステムを始動してくだ
さい。
※
約 6 秒間表示されます。
(点滅)
(点滅)
385
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
ヘッドランプがロービームの状態でオートマチッ
クハイビームスイッチ
★
を押した
→ ヘッドランプをハイビームに切りかえてから、
オートマチックハイビームスイッチを押す
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
が現
在機能していない
→ グリルまたはレーダーセンサーの汚れを取り除
く
駆動用電池の点検・交換時期
→ すみやかにトヨタ販売店にて駆動用電池の点検
を実施してください。
まもなくハイブリッドシステムの再始動不可
→ このまま車を使用し続けると、まもなくハイブ
リッドシステムの再始動ができなくなります。た
だちにトヨタ販売店にて駆動用電池の点検を実
施してください。
ハイブリッドシステムの再始動不可
→ ただちにトヨタ販売店へご連絡ください。
(点滅)
386
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
補機バッテリーの電圧が低下した状態でシフトポ
ジションを切りかえようとした
警告ブザーが鳴ります。
→ 約 15 分以上、ハイブリッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテリーを充電してくださ
い。
→ ハイブリッドシステムが作動できないときは
「補機バッテリーがあがったときは」
(→ P. 433)
の手順でハイブリッドシステムを始動してくだ
さい。
→ ひんぱんに表示されるときは
補機バッテリーが劣化している可能性がありま
す。
その状態で放置しておくと、補機バッテリーあが
りを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補
機バッテリーの点検を受けてください。
シフトポジションを P から P 以外、および P 以外
から P に切りかえる操作を短時間にくり返した
警告ブザーが鳴ります。
→ 約 20 秒待ってからシフトポジションを切りかえ
る
シフトポジションが P または N のときに B に切り
かえようとした
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトポジションをDにしてからBに切りかえる
パワースイッチが ON モードのとき(READY イン
ジケーター消灯中)に、シフトポジションを R・D
または B に切りかえようとした
警告ブザーが鳴ります。
→ ハイブリッドシステムを始動後、シフトポジショ
ンを R・D または B
※
に切りかえる
※
B に切りかえるときは、D にしてから B に切りか
えてください。
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
387
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ブレーキペダルを踏まずにシフトポジションを P か
ら切りかえようとした
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトポジションを P から切りかえるときは、ブ
レーキペダルを踏んで切りかえる
シフトポジションが R のときに B に切りかえよう
とした
警告ブザーが鳴ります。
シフトポジションが N に切りかわります。
→ シフトポジションをDにしてからBに切りかえる
車両が後退しているときにシフトポジションをDに
切りかえようとした
警告ブザーが鳴ります。
シフトポジションが N に切りかわります。
→ 車両を停車させてからシフトポジションを切り
かえる
車両が前進しているときにシフトポジションを R に
切りかえようとした
警告ブザーが鳴ります。
シフトポジションが N に切りかわります。
→ 車両を停車させてからシフトポジションを切り
かえる
走行中に P ポジションスイッチを押した
警告ブザーが鳴ります。
シフトポジションが N に切りかわります。
→ シフトポジションを P にする場合は、車両を完
全に停車させてから P ポジションスイッチを押
す
→ 走行を続ける場合は、シフトポジションを D ま
たは R に切りかえる
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
388
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
補機バッテリーが充電不足
パーキングロック機構が働かない可能性がありま
す。
ハイブリッドシステムを始動できない可能性があ
ります。
パワースイッチを OFF にできなくなることがあ
ります。その場合はパーキングブレーキをかける
と OFF にすることができます。
補機バッテリー充電後も、シフトポジションを P
から P 以外に切りかえるまでメッセージが表示さ
れ続ける場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ 駐車時は平坦な場所を選び、パーキングブレーキ
を確実にかけてください
→ 約 15 分以上、ハイブリッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテリーを充電してくださ
い。
→ ハイブリッドシステムが作動できないときは
「補機バッテリーがあがったときは」
(→ P. 433)
の手順でハイブリッドシステムを始動してくだ
さい。
→ 表示が消えないときは
補機バッテリーが劣化している可能性がありま
す。
その状態で放置しておくと、補機バッテリーあが
りを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補
機バッテリーの点検を受けてください。
シフト制御システムの故障
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
・ ハイブリッドシステムを始動できない可能性があ
ります。
・ パーキングロック機構が働かない可能性がありま
す。駐車する場合は平坦な場所を選び、パーキン
グブレーキを確実にかけてください。
・ パワースイッチを OFF にできなくなることがあ
ります。その場合は、パーキングブレーキをかけ
ると OFF にすることができます。
シフト制御システムの故障
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
放置すると、システムが正しく作動しなくなるお
それがあります。
389
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
シフト制御システムの通信故障
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
・ ハイブリッドシステムを始動できない可能性があ
ります。
・ シフトポジションを P に切りかえられない可能性
があります。駐車する場合は平坦な場所を選び、
パーキングブレーキを確実にかけてください。
・ 自動 P ポジション切りかえ機能(→ P. 160)が
働かない可能性があります。パワースイッチを
OFF にする前に確実に P ポジションスイッチを
押し、シフトポジション表示灯または P ポジショ
ンスイッチの作動表示灯で、シフトポジションが
P であることを必ず確認してください。
・ パワースイッチを OFF にできなくなることがあ
ります。その場合は、パーキングブレーキをかけ
ると OFF にすることができます。
LED ヘッドランプシステム
★
の異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
(点灯また
は点滅)
390
7-2. 緊急時の対処法
次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従って処置することで、
消灯させることができます。
※
EV ドライブモードの作動条件については、P. 155 を参照してください。
その他に表示されるメッセージ
表示メッセージ
表示内容・対処方法
駆動用電池の冷却部品のメンテナンス時期
フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口
がふさがれている、またはダクトにすき間がある
などが考えられます。
→ トヨタ販売店で駆動用電池の冷却部品のメンテ
ナンスを受ける
EV ドライブモードに切りかえできない状況
※
EV ドライブモードを使用できない理由(暖機中/
電池充電不足/ EV 速度域超過/アクセル踏み過
ぎ)の表示が出る場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ EV ドライブモードが使用できる状況になってか
ら使用する
391
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
※
EV ドライブモードの作動条件については、P. 155 を参照してください。
表示メッセージ
表示内容・対処方法
EV ドライブモードが自動解除された
※
EV ドライブモードを使用できない理由(電池充
電不足/ EV 速度域超過/アクセル踏み過ぎ)の
表示が出る場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ しばらく走行する
車速が約 50km/h 以下のため、LDA
★
が使用でき
ない
→ 50km/h 以上の車速で走行する
(3 回点滅)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
392
7-2. 緊急時の対処法
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。
■
レーダークルーズコントロール
★
の警告メッセージについて
次のような場合は、車間距離が短くても、車間制御中の警告メッセージが表示さ
れないおそれがあります。
●
先行車と自車の車速が同じか先行車の方が速いとき
●
先行車が非常に低速で走行しているとき
●
速度を設定した直後
●
アクセルペダルが踏まれたとき
■
LDA
★
の車線逸脱警報について
次のような場合は、白(黄)線をまたいでも警告メッセージが表示されません。
●
LDA の作動条件以外の車速のとき
●
白(黄)線を認識できないとき
■
警告ブザーについて
→ P. 379
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
注意
■
「補機バッテリ(始動用)充電不足 取扱書を確認してください」がひんぱんに
表示されるとき
補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、
補機バッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補機バッテ
リーの点検を受けてください。
393
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
なし
なし
自動電源 OFF 機能が作動した
→ 次回ハイブリッドシステム始
動時に、約 5 分間ハイブリッ
ドシステムが作動した状態を
保持し、補機バッテリーを充電
する
連続音
なし
シフトポジションがP以外の状態
でパワースイッチを OFF にせず
に運転席ドアが開いた
→ シフトポジションを P にする
連続音
連続音
シフトポジションがP以外の状態
でパワースイッチを OFF にせず
にキーを持ち出したまま運転席
ドアが開閉された
→ シフトポジションを P にする
→ 電子キーを車内にもどす
1 回
なし
電子キーを携帯していないか、電
子キーが正常に作動しない状態
でハイブリッドシステムを始動
しようとした
→ 電 子 キ ー を 携 帯 し て ハ イ ブ
リッドシステムを始動する
正規の電子キーが車室内に無い
状態で走行をはじめた
→ 車室内に電子キーがあるか確
認する
(点滅)
(交互に表示)
(点滅)
(点滅)
394
7-2. 緊急時の対処法
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
3 回
パワースイッチが OFF 以外の状
態で運転席以外のドアが開閉さ
れ同乗者が電子キーを持ち出し
た
→ 電子キーを車内にもどす
シフトポジションがPの状態でパ
ワースイッチを OFF にせずに
キーを持ち出したまま運転席ド
アが開閉された
→ パワースイッチを OFF にする
→ 電子キーを車内にもどす
1 回
5 秒間
吹鳴
パワースイッチを OFF にせずに、
電子キーを外に持ち出してドア
を施錠しようとした
→ パワースイッチを OFF にした
あと、再度施錠する
(点滅)
(交互に表示)
(点滅)
395
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
5 秒間
吹鳴
・ 車内に電子キーを置いたまま、
スマートエントリー&スター
トシステムでドアを施錠しよ
うとした
・ 車内に電子キーを置いたまま
フロントドアを開き、ロックレ
バーを施錠側にしてドアハン
ドルを引いたままドアを閉め
て施錠しようとした
→ 車内から電子キーを取り出し
たあと、再度施錠する
1 回
なし
・ メカニカルキーで解錠してパ
ワースイッチを押したとき車
室内でキーを検出できなかっ
た
・ パワースイッチを押したとき
車室内でキーを検出できない
ことが 2 回連続で続いた
→ ブ レ ー キ を 踏 み な が ら 電 子
キーでパワースイッチにふれ
る
1 回
なし
パワースイッチが OFF の状態で
運転席のドアを開閉してからハ
イブリッドシステムを始動せず
に パ ワ ー ス イ ッ チ を ア ク セ サ
リーモードに 2 回した
→ ブ レ ー キ を 踏 ん で パ ワ ー ス
イッチを押す
電子キーが正常に働かないとき
のハイブリッドシステムの始動
の方法(→ P. 431)でパワース
イッチに電子キーをふれた
→ ブザーが鳴ってから10秒以内
にパワースイッチを押す
(点滅)
(点滅)
(点滅)
396
7-2. 緊急時の対処法
■
警告メッセージについて
→ P. 392
■
警告ブザーについて
→ P. 379
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
なし
シフトポジションが N の状態で
ハイブリッドシステムを始動し
ようとしている
→ シフトポジションを P にして
からハイブリッドシステムを
始動する
1 回
なし
電子キーの電池残量が少ない
→ 新しい電池と交換する
(→ P. 347)
1 回
なし
スマートエントリー&スタート
システムの異常を検知した
→ ただちにトヨタ販売店で点検
を受けて下さい
知識
(点滅)
(点滅)
397
7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトポジションを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 365)
パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。
(タイヤについての詳しい説明は P. 341 を参照してください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ち上げる前に
398
7-2. 緊急時の対処法
イラストは 7 人乗り車で代表しています。
工具とジャッキ位置
ジャッキハンドル
けん引フック
ホイールナットレンチ
応急用タイヤ
ジャッキ
1
2
3
4
5
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