Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese — part 25

383

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

X

雨滴感知式ワイパー装着車

停止

AUTO モード

低速作動

高速作動

一時作動

AUTO モード(

)を選択しているとき、雨滴量と車速に応じてワイパーが

作動します。

AUTO モード(

)を選択しているとき、次のようにツマミをまわ

して雨滴センサーの感度を調整できます。

雨滴センサーの感度調整(高)

雨滴センサーの感度調整(低)

8

1

2

3

4

5

6
7

384

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ウォッシャー液を出す/ワイパー
連動作動

ウォッシャー液が出たあとにワイパー
が数回作動します。

8

385

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

液だれ防止作動(雨滴感知式ワイパー装着車)

ウォッシャー液を噴射するとワイパーが数回作動し、その後、液だれ防止のため
にさらに 1 回作動します。

ただし、走行中は液だれ防止作動は働きません。

雨滴感知センサー(雨滴感知式ワイパー装着車)

パワースイッチがONモードのときにAUTOモードにすると、動作確認のためワ
イパーが 1 回作動します。

AUTO モードのとき雨滴センサーの感度調整を(高)側へ調整すると、動作確
認のためワイパーが 1 回作動します。

雨滴感知センサーの温度が90℃以上または−15 ℃以下のときは、AUTO作動
しないことがあります。その場合は、AUTO モード以外でワイパーを使用して
ください。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

カスタマイズ機能

AUTO モードの作動を変更できます。(カスタマイズ一覧:→ P. 704)

知識

雨滴感知センサーが雨滴量を判定します。
光学センサーを使用しているため、フロン
トウインドウガラスに朝日や夕日が断続
的にあたるときや、虫などで汚れたとき
に、正しく作動しないことがあります。

386

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

警告

AUTO モード時のワイパー作動について(雨滴感知式ワイパー装着車)

AUTO モードでは、センサーにふれたり、フロントウインドウガラスに振動が
あるなどの要因で不意にワイパーが作動するおそれがあります。ワイパーで指
などを挟まないように注意してください。

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍り付き、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでくださ
い。

387

5

運転

5-4. 給油のしかた

給油口の開け方

ドアとドアガラスを閉め、パワースイッチを OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛レギュラーガソリン

バイオ混合ガソリン(レギュラー)

バイオ混合ガソリンについて

エタノールの混合率 10%以下、または ETBE の混合率 22%以下のガソリン(酸
素含有率 3.7%以下)を使用することができます。

次の手順で給油口を開けてください。

給油する前に

知識

388

5-4. 給油のしかた

警告

給油するとき

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。

キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、“ シュー ” という音がする場合は、その音が止まるまで
キャップを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。

気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。

喫煙しないでください。

給油口にノズルを確実に挿入してください。

継ぎ足し給油をしないでください。

正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。

389

5-4. 給油のしかた

5

運転

注意

給油するとき

指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度バイオ混
合ガソリン

)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。

次のような状態になるおそれがあります。

エンジンの始動性が悪くなる

エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

エンジン出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

エタノール混合率 10%をこえるもの、または ETBE 混合率 22%をこえるも

燃料について

→ P. 85

390

5-4. 給油のしかた

オープナーを押して、給油扉を開

キャップをゆっくりまわして開
け、ハンガーにかける

車内のスイッチで給油扉が開かないとき

給油扉が開かないときは、次の方法で開けることができます。

給油口の開け方

1

2

知識

ラゲージルームを開け、ラゲージルームラ
ンプ下部にあるカバーを取りはずす

レバーを手前に引き、給油扉が開いたこと
を確認する

1

2

391

5-4. 給油のしかた

5

運転

キャップを “ カチッ ” と音がする
までまわして閉める

手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。

給油口の閉め方

警告

キャップが正常に閉まらないとき

必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。

392

5-5. 運転支援装置について

Toyota Safety Sense P

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 398

LDA(ステアリング制御機能付き車線逸脱警報)

→ P. 409

アダプティブハイビームシステム

→ P. 374

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

→ P. 419

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

Toyota Safety Sense P は、次の運転支援装置によって運転者を補助
し、安全で快適なドライブを支援します。

警告

Toyota Safety Sense P について

Toyota Safety Sense P は運転者の安全運転を前提としたシステムであり、
事故被害や運転負荷の軽減に寄与することを目的としています。
本システムは認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運
転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。

393

5-5. 運転支援装置について

5

運転

プリクラッシュセーフティシステムには、車両の制御や操作に関する
データなどを記録するコンピューターが装備されており、主に次のよう
なデータを記録します。

・ アクセルペダルの操作状況
・ ブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ プリクラッシュセーフティシステムの各機能の作動状況
・ 先行車などの障害物との距離、相対速度などの情報
・ カメラセンサーの画像情報(プリクラッシュブレーキまたはプリク

ラッシュブレーキアシスト作動時のみ)

なお、会話などの音声や車内の映像は記録しません。

データの取扱いについて

トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加

工したデータを研究機関などに提供する場合

記録した画像情報は特別な装置を使用して消去することが可能です。

また、画像情報を記録する機能を停止することも可能です。ただし、
機能を停止するとプリクラッシュセーフティシステム作動時のデータ
は残りません。

車両データの記録について

394

5-5. 運転支援装置について

フロントグリルとフロントウインドウガラスにある 2 種類のセンサーに
より、各運転支援装置に必要な情報を認識します。

レーダーセンサー

カメラセンサー

前方センサー

1
2

395

5-5. 運転支援装置について

5

運転

警告

レーダーセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、レーダーセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

レーダーセンサーとフロントグリルエンブレムは常にきれいにしておく

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレム周辺にアクセサリーを付けた
り、ステッカー(透明なものを含む)などを貼ったりしない

レーダーセンサー周辺への強い衝撃を避ける
レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーに強い衝撃を受けた際
は、必ずトヨタ販売店で点検を受けてください。

レーダーセンサーを分解しない

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレムを改造したり、塗装したりしな

レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーの脱着や交換が必要な
場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

レーダーセンサー

フロントグリルエンブレム

レーダーセンサー前面やフロントグリル
エンブレム前後面に汚れ・水滴・雪など
が付着した場合は、取り除いてください。

お手入れをする際は、レーダーセンサー
やフロントグリルエンブレムを傷付けな
いよう、やわらかい布を使ってください。

1

2

396

5-5. 運転支援装置について

警告

カメラセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、カメラセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につな
がり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

フロントウインドウガラスは常にきれいにしておく

・ フロントウインドウガラス外側に汚れ・油膜・水滴・雪などが付着した場

合は、取り除いてください。

・ フロントウインドウガラスにガラスコーティング剤を使用していても、カ

メラセンサー前部に水滴などが付着した場合は、ワイパーでふき取ってく
ださい。

・ フロントウインドウガラス内側のカメラセンサー取り付け部が汚れた場合

は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスが曇ったり、結露したり、凍
結したりした場合は、フロントデフロスターで取り除く(→ P. 521, 533)

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスの水滴をワイパーが正しく
ふき取れないときは、ワイパーゴムまたはワイパーブレードを交換する

・ ワイパーゴムの交換:→ P. 621
・ ワイパーブレードの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

フロントウインドウガラスにフィルムを貼らない

フロントウインドウガラスに傷・ひびなどが生じた場合は、そのまま放置せず
に交換する
フロントウインドウガラスの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。

カメラセンサーに液体をかけない

カメラセンサーに強い光を照射しない

カメラセンサー前部のフロントウインド
ウガラス(図に示す範囲)にアンテナを取
り付けたり、ステッカー(透明なものを含
む)などを貼ったりしない

397

5-5. 運転支援装置について

5

運転

レーダーセンサーの取り扱い

警告

カメラセンサーのレンズを汚したり、傷を付けたりしない
フロントウインドウガラス内側を掃除するときは、ガラスクリーナーがレンズ
に付着しないようにしてください。また、レンズにはふれないでください。
レンズに汚れ・傷がある場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサーに強い衝撃を加えない

カメラセンサーの取り付け位置や向きを変更したり、取りはずしたりしない

カメラセンサーを分解しない

カメラセンサー付近に電子機器や、強い電波を発信する機器を取り付けない

インナーミラーなどのカメラセンサー周辺部品や天井を改造しない

ボンネット・フロントグリル・フロントバンパーに、カメラセンサーの視界を
さえぎる可能性のあるアクセサリーを取り付けない
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積むときは、カメラセン
サーの視界をさえぎらないようにする

ヘッドランプなどのランプ類を改造しない

知識

398

5-5. 運転支援装置について

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

衝突警報

衝突の可能性が高いとシステム
が判断したとき、“ ピピピ・・・”
とブザー音が鳴り、マルチイン
フォメーションディスプレイに
メッセージを表示し、回避操作を
うながします。

プリクラッシュブレーキアシスト

衝突の可能性が高いとシステムが判断したとき、ブレーキペダルが踏
まれる強さに応じてブレーキ力を増強します。

プリクラッシュブレーキ

衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに衝突警報を行い、さ
らに衝突の可能性が高まったと判断したときは、ブレーキが自動でか
かり、衝突回避を支援、あるいは衝突速度の低減に寄与します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

進路上の車両や歩行者を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いと
システムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突
回避操作を補助します。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断し
たときは、自動的にブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あ
るいは衝突被害の軽減に寄与します。

必要に応じて、プリクラッシュセーフティシステムの ON / OFF や、
警報タイミングを切りかえることができます。(→ P. 401)

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