Toyota Crown Comfort (2014 year). Manual japanese — part 11
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4-1. お手入れのしかた
4
お手入れのしかた
知識
■
タイヤ空気圧の数値
■
タイヤ関連の部品を交換するとき
タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。
■
タイヤの保管について
タイヤを車両からはずして保管する際は、ビニール袋に入れるなどして、水や
直射日光を避けて保管してください。
警告
■
点検、交換時の警告
必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、死亡
事故や負傷につながるおそれがあります。
●
タイヤはすべて同一メーカー、同一銘柄、同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用してください。
●
メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しないでください。
●
ラジアルタイヤ、バイアスベルテッドタイヤ、バイアスプライタイヤを混在
使用しないでください。
●
サマータイヤ、オールシーズンタイヤ、冬用タイヤを混在使用しないでくだ
さい。
タイヤの空気圧は、運転席側のタイヤ空気
圧ラベルで確認することができます。
※
タイヤが冷えているときの空気圧
タイヤサイズ
空気圧
※
[kPa(kg/cm
2
)]
前後輪
195/65R15 91S
220(2.2)
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4-1. お手入れのしかた
警告
■
異常があるタイヤの使用禁止
異常があるタイヤをそのまま装着していると走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次の事態になり、思わぬ事故にな
るおそれがあります。
●
タイヤの破裂など、修理できない損傷を受ける
●
車が横すべりする
●
車の本来の性能(燃費、車両の方向安定性、制動距離など)が発揮されない
■
タイヤ交換時の注意
●
ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。オイルやグリースがねじ部についている場合は拭き取ってください。
注意
■
走行中に空気漏れが起こったら
走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。
■
悪路走行に対する注意
凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ、
ホイール、車体などの部品も損傷するおそれがあります。
●
必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。テーパー部を外側に
して取り付けると、ホイールが破損しは
ずれてしまい、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがありま
す。
テーパー部
161
4
お手入れのしかた
4-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット
知識
■
バッテリー端子をはずすときは
バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去され
ます。バッテリー端子をはずすときはトヨタ販売店にご相談ください。
車内からロックを解除して、ボンネットを開けます。
ボンネットオープナーを引く
ボンネットが少し浮き上がります。
レバーを引き上げてフックをは
ずし、ボンネットを開ける
162
4-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
走行前の確認
ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、生命にかかわる
重大な傷害につながるおそれがあります。
■
エンジンルームを点検したあとは
エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。
■
ボンネットを閉めるときは
ボンネットを閉めるときは、手などを挟ま
ないように注意してください。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
注意
■
ボンネットへの損傷を防ぐために
●
ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。
●
ボンネットにはボンネットを支えるためのダンパーステーが取り付けられて
います。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りくださ
い。
・ ビニール片・ステッカー・粘着材などの異物をステーのロッド部(棒部)
に付着させない
・ ロッド部を軍手などでふれない
・ ボンネットにトヨタ純正品以外のアクセサリー用品を付けない
・ ステーに手をかけたり、横方向に力をかけたりしない
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4-2. 簡単な点検・部品交換
ガレージジャッキ
ガレージジャッキを使用して車両を持ち上げるときは、正しい位置に
ガレージジャッキをセットしてください。正しい位置にセットしない
と、車両が損傷したり、けがをするおそれがあります。
■ フロント側
■ リヤ側
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
警告
■
車両を持ち上げるときは
次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
ガレージジャッキを使用するときは、必ずガレージジャッキ付属の取扱説明書
を十分に確認の上、使用する。
●
車に搭載されているジャッキを使用しない。車両が落下するおそれがありま
す。
●
ガレージジャッキのみで支えられた車両の下に体の一部を入れたり、もぐり込
んだりしない。
●
ガレージジャッキおよび、自動車用ジャッキスタンドをしっかりとした傾きの
ない平坦な床面で使用してください。
●
車両がジャッキアップされた状態でエンジンを始動しない。
●
平らで硬い地面に停車させ、パーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P に
する。
●
ガレージジャッキは、必ずジャッキポイントに正しくセットする。
ガレージジャッキを正しくセットせずに車両を持ち上げると、車両が損傷し
ます。
また車両がガレージジャッキから落下するおそれがあります。
●
車内に乗員がいるときは車両を持ち上げない。
●
車両を持ち上げるときは、ガレージジャッキの上または下にものを置かない。
●
図のようなガレージジャッキを使用して
車両を持ち上げる。
166
4-2. 簡単な点検・部品交換
電球(バルブ)の交換
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。詳細が不明な場合やそ
の他の電球交換については、トヨタ販売店にご相談ください。
■ 電球の用意
切れた電球の W(ワット)数を確かめてください。(
oP. 238)
■ フロントのバルブ位置
■ リヤのバルブ位置
フロント方向指示 兼 非常点滅灯
車幅灯
フォグライト
*
ヘッドライト
サイド方向指示 兼 非常点滅灯
制動灯/尾灯
リヤ方向指示 兼 非常点滅灯
番号灯
後退灯
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
電球交換のしかた
■ ヘッドライト
コネクターとゴムカバーを取りは
ずす
止め金をはずし、電球を取りはず
す
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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4-2. 簡単な点検・部品交換
■ フォグライト
*
ライト本体をはずす
ネジをはずし、ライト本体を引き出し
ます。
カバーを取りはずす
図の位置にマイナスドライバーを
挿し込んで、ソケットを取りはず
す
傷がつくのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護
してください。
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
止め金をはずし、電球を取りはず
す
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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4-2. 簡単な点検・部品交換
■ 車幅灯
フロント方向指示 兼 非常点滅灯
のライト本体をはずす
ネジをはずし、ライト本体を引き出し
ます。
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
■ フロント方向指示 兼 非常点滅灯
ライト本体をはずす
ネジをはずし、ライト本体を引き出し
ます。
ソケットを取りはずす
電球を押しながらまわして取りは
ずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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4-2. 簡単な点検・部品交換
■ サイド方向指示 兼 非常点滅灯
ライト本体を車両前方にスライド
させて取りはずす
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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4-2. 簡単な点検・部品交換
4
お手入れのしかた
■ 後退灯、制動灯/尾灯、リヤ方向指示 兼 非常点滅灯
トランクを開け、カバーをはずす
ソケットを取りはずす
リヤ方向指示 兼 非常点滅灯
後退灯
制動灯/尾灯
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4-2. 簡単な点検・部品交換
電球を押しながらまわして取りは
ずす
リヤ方向指示 兼 非常点滅灯
後退灯
制動灯/尾灯
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
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