Toyota Pixis Truck (2016 year). Manual japanese — part 13
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
ヒューズの交換
187
車のお手入れ
ヒューズの点検・交換方法
●
規定容量以外のヒューズを使用しないでください。配線が過熱、損傷し、火災につながる
おそれがあり危険です。
●
交換してもすぐに切れてしまうときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。
1
ヒューズプラーをインストルメントパネ
ル中央のヒューズボックスから取り出す
ヒューズプラー
2
ヒューズをヒューズプラーで挟んで外す
ヒューズプラー
3
取り外したヒューズを点検する
(正常)
(切れているとき)
▼
ヒューズが切れているときは
●
規定容量のヒューズと交換してください。
▼
ヒューズが切れていないときは
●
ほかに原因が考えられます。トヨタ販売
店で点検を受けてください。
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
188
電球(バルブ)交換
ヒューズが切れていないにも関わらず、ランプが点灯しないときは、電球切れが考えられ
ますので、電球を点検し、切れている場合は電球を交換してください。
●
電球の交換作業に不慣れな方や、部品などの破損が心配な場合は、トヨタ販売店にご相
談ください。
●
電球の交換作業をするときに必要な工具は、カー用品店などでご購入することができま
す。
バルブの位置
グレードの違い、注文装備も記載しています。
❾
❷
❶
❸❹
❺ ❻ ❼ ❽
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
電球(バルブ)交換
189
車のお手入れ
W(ワット)数
番号灯
10
電球( バルブ )
荷台作業灯
21
制動灯/尾灯
後退灯
フォグランプ
35
21/5
前面、側面方向指示灯 兼 非常点滅灯
21
車幅灯
5
16
後面方向指示灯 兼 非常点滅灯
16
前照灯(Hi/Low)
60/55
ルームランプ
8
❶
❷
❻
❹
❸
❼
❺
❾
❽
●
電球は上記のワット数のものと交換してください。大きなワット数のものに交換すると、過熱
による故障や車両火災の原因につながるおそれがあります。
電球の交換
●
電球を交換するときは、ランプを消灯させ電球が冷えている状態で行ってください。電球が
熱い状態で、電球やその周辺を触ると、やけどをするおそれがあり危険です。
●
電球および電球固定具の取り付けが不完全な場合、発熱や発火、および水入りなどによ
る故障、レンズ内面の曇りにつながるおそれがあります。
●
電球、ソケット、電気回路、および構成部品を修理、分解しないでください。感電により、
生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
190
●
同じバルブ色の電球以外は使用しないで
ください。 道路運送車両の保安基準に
適合しない場合があります。
●
前照灯(フォグランプ含む)などに使用し
ているハロゲン電球は、ガラス球内部の
圧力が高いため、落としたり、物をぶつ
けたり、傷を付けたりすると破損して、ガ
ラスが飛び散る場合がありますので、十
分注意して取り扱ってください。
また、電球のガラス部は、素手で触れず
にきれいな手袋を着用してください。油脂
が付着すると、発熱による早期電球切れ
を起こします。
●
電球を交換しても点灯しない場合は、電
球切れ以外の理由が考えられます。トヨ
タ販売店で点検を受けてください。
レンズ内の水滴と曇りについて
●
ヘッドランプやリヤコンビネーションランプ
などは、雨天走行や洗車などの使用条
件によりレンズ内面が一時的に曇ること
があります。これはランプ内部と外気の
温度差によるもので、雨天時などに窓ガ
ラスが曇るのと同様の現象であり、機能
上の問題はありません。
ただし、レンズ内面に大粒の水滴が付い
ているときやランプ内に水がたまっている
ときは、トヨタ販売店にご相談ください。
交換作業をするときは
●
Aドライバーなどを使用するときは、布な
どを巻いてください。クリップ、レンズなど
に傷が付くおそれがあります。
●
ランプ本体やレンズを取り外すときは、ボ
デーに傷を付けないように注意してください。
●
ネジなどでレンズを取り付けるときは、締
めすぎないようにしてください。レンズを破
損するおそれがあります。
ヘッドランプ上側のカバーを固定しているク
リップは、以下の手順で脱着します。
1
取り外すときは、Aドライバーなどで
中央部を浮かしたあと、クリップ全体を
引っ張る
布など
⊖ドライバーなど
2
取り付けるときは、取り外した状態のま
ま差し込み、中央部を押し込む
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
電球(バルブ)交換
191
車のお手入れ
ヘッド ラ ン プ 本 体 の 取 り 外 し、
取り付け
以下の電球を交換するときは、ヘッドランプ
本体を取り外します。
●
前照灯
●
車幅灯
●
前面、側面方向指示灯 兼 非常点滅灯
(取り外し、取り付け方法
→ 193, 194 ページ)
▼
ランプ本体の取り外し手順
1
ドアを全開にする
2
ドア開口部からクリップ(1 個)とナット
(1 個)、ボルト(1 本)を取り外す
ナット
クリップ
ナット
ボルト
クリップ
3
フロントバンパー下部のボルト(1 本)
を取り外す
ボルト
4
バンパーを車両前方に引いてクリップを
外し、上部を浮かせる
クリップ
●
バンパーのかん合は、市販のハンディー
リムーバー(幅広タイプ)を使用すると、
外しやすくなります。
クリップ
ハンディー
リムーバー
5
バンパーのすき間から、ヘッドランプの
下にあるリテーナーを取り外す
リテーナー
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
192
●
ヘッドランプの光軸がずれるおそれがある
ため、光軸調整用のネジに触れないでく
ださい。
●
電球を交換したあとは、
トヨタ販売店でヘッ
ドランプの光軸の点検を受けてください。
▼
ランプ本体の取り付け手順
逆の手順で行います。
●
ランプ本体のクリップ 、 を車両側へ
確実に差し込んでください。
クリップ 、 が差し込まれていない状態
で取り付けると、ランプ本体、および車
体が損傷したり、走行中に脱落するおそ
れがあります。
クリップ
クリップ
6
ヘッドランプ上側のカバーを取り外す
●
カバーを車両前方に引くとクリップ(2
カ所)が外れます。
クリップ
カバー
7
ボルトを取り外し、ランプ本体を車両前
方に引いて取り外す
●
クリップのかん合は(
❶
)、(
❷
)の順
に外します。
クリップ
ボルト
❶
❷
クリップ
●
バンパーを引っかけないように注意してくだ
さい。
ランプ本体、および車両に傷が付くおそ
れがあります。
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
電球(バルブ)交換
193
車のお手入れ
▼
取り付け手順
1
バルブの突起部をヘッドランプ本体の溝
にはめ込む
2
クリップを確実にフックに取り付け、バ
ルブを固定する
3
矢印の方向にカバーを押さえて、確実
にカバーを取り付けたあと、コネクター
を取り付ける
4
ヘッドランプ本体を取り付ける
(ヘッドランプ本体の取り外し、取り付け
→ 191 ページ)
前照灯
▼
取り外し手順
1
ヘッドランプ本体を取り外す
(ヘッドランプ本体の取り外し、取り付け
→ 191 ページ)
2
コネクターを取り外したあと、カバーを
取り外す
3
クリップのロックを外し(
❶
)、矢印の方
向(
❷
)に外す
❶
❷
クリップ
❷
❶
4
バルブを取り外す
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
194
車幅灯
▼
取り外し手順
1
ヘッドランプ本体を取り外す
(ヘッドランプ本体の取り外し、取り付け
→ 191 ページ)
2
ソケットを回して取り外す
3
ソケットから電球を引き抜く
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
前面、側面方向指示灯 兼 非常点滅灯
▼
取り外し手順
1
ヘッドランプ本体を取り外す
(ヘッドランプ本体の取り外し、取り付け
→ 191 ページ)
2
ソケットを回して取り外す
3
ソケットから電球を引き抜く
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
電球(バルブ)交換
195
車のお手入れ
フォグ ランプ
オプション / グレード別装備
▼
取り外し手順
1
車両の下側からコネクターのツメ(
❶
)
を押して、コネクターを取り外す
2
バルブを回して(
❷
)取り外す
❶
❷
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
後面方向指示灯 兼 非常点滅灯
制動灯/尾灯
後退灯
左側の電球を交換するときは
●
マフラーに触れないようにしてください。エ
ンジンがかかっているときやエンジン停止
直後のマフラーは高温になっているため、
やけどをするおそれがあります。
▼
取り外し手順
1
交換する電球のソケットを回して取り外す
後面方向指示灯
兼非常点滅灯
後退灯
制動灯/尾灯
2
ソケットから電球を引き抜く
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
196
番号灯
▼
取り外し手順
1
Aドライバーなどを差し込んで、カバー
を取り外す
布など
⊖ドライバーなど
2
Aドライバーなどを差し込んで、レンズ
を取り外す
布など
⊖ドライバーなど
3
電球を押しながら回して(
❶
)、外す(
❷
)
❷
❶
❷
❶
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
電球(バルブ)交換
197
車のお手入れ
ルームランプ
▼
取り外し手順
1
カバーを矢印の方向に引いて取り外す
2
電球を取り外す
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
荷台作業灯
オプション / グレード別装備
▼
取り外し手順
1
ボルト(1本)を取り外し、ランプ本体
を取り外す
ボルト
2
ソケットを回して取り外す
3
電球を押しながら回して(
❶
)、外す(
❷
)
❷
❶
▼
取り付け手順
逆の手順で行います。
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
198
キーの電池交換
キーレスエントリー装着車
次のようなときは、キーの電池消耗が考えられます。早めに電池を交換してください。
●
スイッチを押しても作動しない
●
著しく作動距離が短くなった
●
インジケーターが点灯しない
電池は、お客様自身で交換できますが、破損などのおそれがあるため、トヨタ販売店での
交換をおすすめします。
交換方法
●
電池および取り外した部品は、お子さまが飲み込まないようにご注意ください。飲み込むと、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
電池を交換するときは以下のことに注意してください。故障の原因になるおそれがあります。
●
濡れた手で電池交換をしない
●
電子部品に触れたり、端子を曲げたりしない
●
油や異物を入れない
●
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
車のお手入れ
X 簡単な点検・部品の交換
XX
キーの電池交換
199
車のお手入れ
1
メインキーのグリップを外す
●
小さい @ドライバーで、ネジ(1 本)
を外して、クリップを外します。
グリップ
⊕ドライバー
2
モジュール裏側のカバーを外す
カバー
モジュール
3
電池を取り出す
●
矢印方向に軽く押し込むと、電池が外
れます
電池
4
新しい電池と交換する
●
電池は @ 極を上側にして取り付けま
す。
交換手順
▼
用意するもの
●
「CR1616(3V)」の新しい電池
●
小さい @ドライバー
車のお手入れ
簡単な点検・部品の交換
200
5
カバーとモジュール、およびグリップを
取り付ける
●
カバーを突起部からはめ込み、全体
を均等に押さえてください
カバーをはめ込むときは
●
確実にはめ込んでください。浮いたりして
いると、水、ほこりなどが入り、故障の
原因になるおそれがあります。
突起部
6
スイッチを押したとき、インジケーター
が点滅することを確認する
インジケーター
積雪、寒冷時の取り扱い
冬に向かってのお手入れ … 202
走行前点検と準備 . . 203
積雪、寒冷時の走行 . … 204
走行中の点検と注意 . … 205
走行後の取り扱い . . 206
積雪、寒冷時の取り扱い
積雪、寒冷時の取り扱い
202
積雪、寒冷時の取り扱い
冬に向かってのお手入れ
点検方法などは、別冊の「メンテナンスノート」に記載していますので、参照してください。
バッテリー
気温が下がるとバッテリーの性能が低下しエ
ンジン始動に支障をきたすことがあります
ので、液量、比重の確認をし、必要に応じ
て液の補給や補充電をしてください。
エンジンオイル
冬期はオイルの劣化が激しくなります。指
定グレードのエンジンオイルを、早めに交換
してください。
冷却水
冷却水の凍結を防ぐためにクーラント(不
凍液)の濃度の確認をトヨタ販売店に依頼
してください。
ウインドウォッシャー液
ウォッシャー液の凍結を防ぐために、ウォッ
シャー液の濃度を上げてください。
寒冷地用ワイパーブレード
降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレー
ドは、雪が付着するのを防ぐために金属部
分をゴムでおおってあります。
寒冷地用ワイパーブレードは、トヨタ販売店
で各車指定のブレードをご購入ください。
●
高速走行時は、通常のワイパーブレード
よりウインドガラスがふき取りにくくなること
があります。その場合は速度を落として
走行してください。
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