Toyota Tank (2018 year). Manual japanese — part 53
214
4-5. 運転支援装置について
衝突警報機能(対車両・対歩行者)、衝突回避支援
ブレーキ機能
★
(対車両)
◆
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
次の場合にブザー音とディスプレイの表示(→ P. 205)で注意をうな
がします。
●
車速約 4 ∼ 100km/h で走行中、自車との速度差が約 60km/h 以下の
前方車両に対して衝突のおそれがあるとき
●
車速約 4 ∼ 50km/h で走行中、前方の歩行者に対して衝突のおそれが
あるとき
◆
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
次の場合にブザー音とメーター内の警告灯、およびディスプレイの表示
(→ P. 205)で注意をうながし、衝突の直前で衝突回避支援ブレーキが
作動して、衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与します。
●
車速約 4 ∼ 50 ㎞ /h で走行中、自車との速度差が約 30 ㎞ /h 以下の前
方車両に対して衝突のおそれがあるとき
衝突警報機能はレーザーレーダーと単眼カメラ、衝突回避支援ブレーキ
機能はレーザーレーダーで前方障害物を認識して、衝突の可能性が高い
とシステムが判断したときに作動し、運転者への注意喚起とブレーキ制
御を行い、衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与します。
KBTH450201NP
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
215
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
安全にお使いいただくために
●
安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。
衝突回避支援ブレーキ機能を日常のブレーキ操作のかわりには絶対に使用し
ないでください。衝突回避支援ブレーキ機能はあらゆる状況で衝突を回避また
は衝突の被害を軽減するものではありません。機能に頼ったり、安全を委ねる
運転をしたりすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
●
衝突回避支援ブレーキ機能は衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与
することを目的としていますが、その効果はさまざまな条件によりかわりま
す。そのため、常に同じ性能を発揮できるものではありません。
次の項目をお読みいただき、システムを過信せず安全運転に努めてください。
・ 衝突の可能性がなくても機能が作動するおそれがあるとき:→ P. 222
・ 機能が正常に作動しないおそれがあるとき:→ P. 220, 221, 222
●
お客様ご自身で衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能の作動テストを行わ
ないでください。状況によってシステムが正常に作動せず、思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
216
4-5. 運転支援装置について
警告
■
衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能について
●
衝突回避支援ブレーキ機能は、レーザーレーダーが認識した前方車両に作動し
ます。二輪車や歩行者、電柱、壁などに対しても作動することがありますが、
これらへの衝突を回避することを目的とはしていません。
●
衝突回避支援ブレーキ機能は、衝突が避けられないと判断した段階で作動し、
衝突直前で強いブレーキをかけるように設定していますので、その効果は様々
な条件により変わります。そのため、常に同じ性能が発揮できるものではあり
ません。
●
衝突回避支援ブレーキが作動したとき、アクセル操作をしても、衝突回避支援
ブレーキを継続します。ただし、アクセルを全開に踏みこむと衝突回避支援ブ
レーキを解除します。
●
運転者がブレーキペダルを踏んでいたり、ハンドルを操作していたりすると、
その操作状態によっては運転者の回避操作として判断され、衝突警報や衝突回
避支援ブレーキが作動しない場合があります。
●
衝突回避支援ブレーキ機能は、車速が約 50km/h 以内であっても、前方車両
との速度差が約 20km/h を超える場合、スマートアシストⅡの性能限界から
衝突を回避することはできません。また、前方車両との速度差が約 30km/h
を超える場合は、衝突回避支援ブレーキは作動しません。
●
シートベルトを着用し、必ず同乗者にも着用させてください。シートベルトを
正しく着用しないと、衝突回避支援ブレーキが作動したときに危険な場合があ
ります。(→ P. 26)
■
衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を停止する場合
次のような場合は、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能が予期しない作
動をする可能性がありますので、必ずスマートアシストⅡを停止してください。
(→ P. 204)
●
けん引されるとき
●
けん引するとき
●
トラック・船舶・列車などに積載するとき
●
点検でシャシーダイナモメーターやフリーローラーなどを使用するとき
●
車両をリフトで上げ、エンジンを始動しタイヤを空転させたいとき
●
草むらや茂みなどに触れながら通過するとき
●
オフロード走行やスポーツ走行するとき
217
4-5. 運転支援装置について
4
運転
∼
の順にシステムが作動し、運転者への注意喚起とブレーキ制御を
行います。
・ システム作動中は、ブザー音とメーター内の警告灯、およびディスプレイ
の表示で運転者に注意をうながします。
・ ブレーキ制御中は制動灯、ハイマウントストップランプが点灯します。
衝突警報
前方障害物に対し、衝突の危険性があると判断したときに、ブザー音とディスプレ
イの表示(→ P. 205)で運転者に注意喚起して衝突回避操作をうながします。
1 次ブレーキ
前方車両に対し、衝突の可能性が高いと判断したときに、ブザー音を変化させブ
レーキ制御を行います。
・ 前方障害物を車両と認識していない場合、またはブレーキペダルを踏んで
減速し、適切な車間距離をとった場合は、ブレーキ制御を行いません。
・ 運転者の衝突回避操作(ブレーキペダル・ハンドルなど)の操作量により、
衝突する可能性が低くなったと判断した場合、作動を解除します。
衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能の作動
KBTH450202NP
ピピピッ
KBTH450203NP
ピピピピピ…
Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.
Текст