Toyota Tank (2018 year). Manual japanese — part 54
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4-5. 運転支援装置について
2 次ブレーキ
前方車両に対し、衝突の危険性が非常に高いと判断したときに、1次ブレーキより
強くブレーキ制御を行います。
停止保持
停止後にブザーが鳴り、ブレーキ制御を最長約 1.5 秒間継続した後、ブレーキ制
御を解除します。
停止保持後に衝突回避支援ブレーキが解除されると、クリープ現象により車両が
ゆっくりと動き出します。停車状態を継続するには、ブレーキペダルをしっかりと
踏み続けてください。
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ピピピピピ…
KBTH450205NP
ピピピッ
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4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
衝突警報機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジンスイッチがイグニッション ON モード
●
スマートアシスト OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
シフトポジションが P・R 以外
●
車速約 4 ∼ 50km/h(対車両は約 4 ∼ 100km/h)
●
前方車両との速度差が約 60km/h 以下
(ただし、車速が約 50km/h 以上のときは、速度差が約 10km/h 未満では作
動しません)
●
フロントワイパーが低速作動・高速作動の位置以外
■
衝突回避支援ブレーキ機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジンスイッチがイグニッション ON モード
●
スマートアシスト OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
シフトポジションが P・R 以外
●
車速約 4 ∼ 50km/h
●
前方車との速度差が約 30km/h 以下
●
フロントワイパーが低速作動・高速作動の位置以外
■
衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を停止するには
→ P. 204
■
衝突回避支援ブレーキについて
●
状況によっては、1次ブレーキや 2 次ブレーキから作動することがあります。
●
衝突回避支援ブレーキ中に音が聞こえることがありますが、制御によるもので
あり異常ではありません。
●
衝突回避支援ブレーキ中にブレーキペダルを踏んだとき、ペダルが固く感じら
れることがありますが、異常ではありません。
知識
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4-5. 運転支援装置について
■
衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能が作動しないおそれのある状況
次のような場合は、衝突警報機能が作動しなかったり、衝突回避支援ブレーキ機
能が作動せず、止まりきれないことがあります。
●
前方車両との速度差、車間距離、接近の状態、横方向のずれ具合(オフセット量)
●
車両の状態(積載量・乗員など)
●
路面の状態(勾配・滑りやすさ・形状・凹凸など)
●
前方の視界が悪いとき(雨・雪・霧・煙など)
●
運転者の操作状態(アクセルペダル・ブレーキペダル・ハンドルなど)
●
車両の整備状態(ブレーキ関係・タイヤの摩耗・空気圧・応急用タイヤ
★
など)
●
エンジン始動直後
●
外気温が低いときや走行開始直後などでブレーキが冷えているとき
●
下り坂などでブレーキが過熱してブレーキの効きが悪くなっているとき
●
水溜り走行後や洗車後などブレーキが濡れてブレーキの効きが悪くなっている
とき
●
レーザーレーダーの認識状態(特に次のような場合)
・ 悪天候時(強い雨・吹雪・濃霧など)
・ 西日などの前方からの強い光を受けたとき
・ レーザーレーダー部に雪や汚れ、霜などが付着して覆っているとき
・ レーザーレーダーの温度が極端に高いとき
・ 荷物の積載などにより、極端に車両が傾いているとき
・ 前方車両などの水・雪などの巻上げや水蒸気・砂・煙など視界が十分でない
とき
・ キャリアカーやゴミ収集車などの特殊車両や、形状が壁状でない車両や黒い
車両
・ 対象物が網目の大きいフェンス・ガラスなど、光をすり抜けるもの
・ 汚れなどで、両方のリフレクタが十分見えていない前方車両
・ 大型車など地上高が高く、リフレクタの取り付け位置が高い前方車両
・ 凹凸道やオフロードなどの悪路を走行しているとき
・ 対象物が道路標識やポールなどの細い棒状のもの
・ 車両や二輪車などの急な割込み、歩行者の飛び出し
・ 対向車両が自車に向かって接近したとき
・ 車両に非常に近い位置で車両中央からずれた位置に障害物が存在するとき
・ 前方車両が急ハンドル・急加速・急減速したとき
・ 自車が車線変更して前方車両のすぐうしろに接近したとき
・ 急なカーブ・急な上り坂・急な下り坂の場合
・ レーザーレーダーの認識エリア外に障害物が存在するとき
・ 前方車両に非常に小さい速度差で接近するとき
・ 前方車両や二輪車などが横や斜めを向いているとき
・ 前方車両が非常に大きいリフレクタのついた、停止している大型車両
・ 非常に大きいリフレクタの隣に車両が停止しているとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
衝突警報機能が適切に作動しないおそれのある状況
特に次のような場合は、単眼カメラが前方車両や歩行者を正しく認識できず、衝
突警報が適切に作動しないことがあります。
●
フロントウインドウガラスの曇りや汚れ、雨粒、シールなどで単眼カメラ前方
が覆われているとき
●
単眼カメラの視界をさまたげるようなものが取りつけられたとき
●
ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積んだりして、単眼カメラ
の視界がさえぎられたとき
●
悪天候時(強い雨・吹雪・濃霧など)
●
夜間やトンネル内などの暗いところ、夕方、朝方の薄暗いとき
●
トンネルの出入り口や木、建物の影などで明るさが変化したとき
●
単眼カメラ前方から強い光(太陽光や対向車両のハイビームなど)を受けてい
るとき
●
強い光が車両や歩行者、路面に反射しているとき
●
カーブ・うねった道路・坂道のとき
●
路面に水たまりや水膜があるとき
●
雪道や未舗装路など、凹凸やわだちのある道路のとき
●
前方の車両や歩行者との距離が極端に短いとき
●
自車の前方に車両や歩行者が急に割り込んだり、飛び出したりしたとき
●
急加速やハンドル操作をしながら、前方の車両や対向車両、歩行者に接近した
とき
●
前方車両や対向車両、歩行者が自車の正面にいないとき
●
前方の車両や歩行者との速度差が大きいとき
●
前方車両や対向車両による水しぶきや雪の巻上げがあるとき
●
自車が車線変更を行い、前方車両のすぐうしろに接近したとき
●
暗がりで前方の車両が無灯火のとき
●
前方の車両が急減速したとき
●
自転車や二輪車、車いす、特殊な形状の車両などのとき
●
車両が斜めに停まっているとき
●
車内に重い荷物を積む等で、自車が傾いているとき
●
歩行者の一部(頭や手足など)が荷物・傘・帽子・車両・建物等に隠れているとき
●
歩行者が背景にまぎれて、単眼カメラが歩行者を認識できないとき
●
歩行者が前かがみやしゃがんだ姿勢をとっているとき、手をあげたり走ってい
るとき
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