Toyota Tank (2018 year). Manual japanese — part 57
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4-5. 運転支援装置について
■
後方誤発進抑制制御機能が作動しないおそれのある状況
次のような場合は、後方誤発進抑制制御機能が作動しないことがあります。
●
運転者の操作状態(アクセル・ブレーキ・ハンドルなど)
●
路面の状態(勾配・凹凸など)
●
車両の状態(積載・乗員など)
●
車両の整備状態(ブレーキ関係・タイヤの摩耗・空気圧・応急用タイヤ
★
など)
●
悪天候時(強い雨・雪・霧など)
●
エンジン始動直後
●
荷物を積載している、段差をまたいでいるなどにより、車両が極端に傾いてい
るときや車高が著しく変化した場合
●
後方障害物との距離や向き、横位置(オフセット量)
●
勾配が急な坂道を走行しているとき
●
ソナーが正しく障害物を認識できないとき(特に次のような場合)
・ バンパーに非常に近い障害物や、地面から高い位置に存在する障害物
・ 動いているもの
・ スポンジ状のものや雪などの表面がやわらかく音波を吸収しやすい障害物
・ 障害物の面が車両の後面に対して斜めのときや、障害物に対して斜めに接近
しているとき
・ 障害物が車両の中央から横にずれた位置にあるとき
・ 壁から柱や配管などが突き出しているとき
・ 認識できる障害物と車両とのあいだに、認識できない障害物がある場合
・ 炎天下や寒冷時でソナー周辺部が著しく高温または低温の場合
・ 雨・雪・氷・汚れなどがソナーに付着しているとき
・ どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったときや風が強いとき
・ 周囲で大きな音が鳴っているときや、周囲に超音波を発するものがあるとき
(他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感
知器・他車のソナーなど)
・ ソナー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート・無線アンテナなど)
を取り付けたとき
・ 衝突などでソナーの方向のずれが発生したとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
衝突の可能性がなくても誤発進抑制制御機能が作動する場合
次のような場合は、衝突の可能性がなくても誤発進抑制制御機能が作動すること
があります。
●
前方車両に接近して走行するときや、前方車両ぎりぎりに接近して停止すると
き
●
路面の勾配が急に変化する場所を走行するとき
●
水蒸気や霧、煙のかたまりを通過するとき
●
ビニールカーテン・旗などをもぐって通過するとき
●
前方車両などの水・雪などの巻上げ
●
停止車両などの横すれすれを通過するときや対向車両が自車に向かって接近す
るとき
●
車両用エレベーターや機械式駐車場を利用するとき
●
路面上に大きな反射物や、反射しやすい路面ペイント等がある場合
●
カーブの入口に路側物があるとき
●
カーブですれ違う対向車両があるとき
●
カーブや交差点に障害物があるとき
●
縦列駐車から本線に合流するとき
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4-5. 運転支援装置について
■
衝突の可能性がなくても後方誤発進抑制制御機能が作動する場合
次のような場合は、衝突の可能性がなくても後方誤発進抑制制御機能が作動する
ことがあります。
●
障害物ぎりぎりに接近して停止するとき
●
路面の勾配が急に変化する場所を走行するとき
●
ビニールカーテン・旗などをもぐって通過するとき
●
水・雪などの巻上げ
●
障害物の横すれすれを通過するとき
●
車両用エレベーターや機械式駐車場を利用するとき
●
縦列駐車をするとき
●
後方に障害物がある状態で、段差などを乗り越えるとき
●
車両側面の近くに障害物があるとき
●
路面上に段差や縁石、突起物などがあるとき、地面にわだちや穴があるとき
●
狭いスペースに進入するとき
●
どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき
●
霧・雪・砂嵐など悪天候の状況
●
他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感知
器・他車のソナーなど超音波を発生するものが付近にいたとき
●
ソナー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート・無線アンテナなど)を
取り付けたとき
●
車両姿勢が大きく傾いたとき
●
積載状況などにより車高が著しく変化した場合
●
衝突などでソナーの方向のずれが発生したとき
●
雨・雪・氷・汚れなどがソナーに付着しているとき
●
排水溝などの金属のフタ(グレーチング)の上や砂利道を走行するとき
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運転
4-5. 運転支援装置について
車線逸脱警報機能
★
車線逸脱警報機能は、フロントウインドウガラス上部に設置された単眼
カメラによって左右の白線または黄線を認識し、車速が約 60km/h 以
上で、運転者が意図せず走行車線から逸脱する可能性があるとシステム
が判断したときに、ブザー音とメーター内の表示灯
★
、またはディスプ
レイの表示
★
(→P. 205)で運転者に注意をうながします。
警告
■
車線逸脱警報機能について
●
車線逸脱警報機能は、車線逸脱を防止するものではありません。また、わき見
運転やぼんやり運転などの前方不注意、および雨、霧などの視界不良を補助す
るものではありません。車線の維持を車線逸脱警報機能に頼っていると、車線
逸脱による事故につながるおそれがあります。
●
車線逸脱警報機能が作動した場合は、周囲の状況に応じてハンドル操作を行う
などの適切な操作をしてください。
●
車線逸脱警報機能は路肩や側溝などの道路の端を認識して警報する機能では
ありません。
■
車線逸脱警報を作動させない場合
次のような条件では、車線逸脱警報を作動させない場合があります。
●
車線内を走行していないとき
●
カーブ内側にはみ出して走行してしまっているとき
●
車線幅が狭いとき
●
方向指示器を使用しているとき
●
急な操舵などにより、運転者に回避の意思があるとシステムが判断したとき
●
車線逸脱警報が作動してから約 7 秒間
KBTH450501
ピピッピピッ
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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