Toyota Tank (2018 year). Manual japanese — part 109
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8-2. 緊急時の対処法
■
エンジンの停止方法
通常のエンジン停止のしかたと同様、シフトレバーを P にしてエンジンスイッチ
を押します。
■
電池交換について
ここで説明しているエンジンの始動方法は一時的な処置です。電池が切れたとき
は、ただちに電池の交換をおすすめします。(→ P. 358)
■
エンジンスイッチのモードの切りかえ
エンジン始動方法の手順
で、ブレーキペダルから足を離してエンジンスイッチ
を押すと、エンジンが始動せず、スイッチを押すごとにモードが切りかわります。
(→ P. 180)
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8-2. 緊急時の対処法
バッテリーがあがったときは
ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、エンジンを始動させることができます。
バッテリーの + 端子のカバーをはずし、ブースターケーブルを次の順
につなぐ
赤色のブースターケーブルを自車のバッテリーの+端子につなぐ
赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ
黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ
黒色のブースターケーブルのもう一方の端をバッテリーから離れ
た、未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)につなぐ
救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の
バッテリーを充電する
救援車のエンジン回転を維持したまま、エンジンスイッチをいったん
イグニッション ON モードにしてから、自車のエンジンをかける
自車のエンジンが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと
逆の順ではずす
エンジンがかかっても、早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。
バッテリーがあがった場合、次の手順でエンジンを始動することができ
ます。
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8-2. 緊急時の対処法
■
バッテリーあがり時の始動について
この車両は、押しがけによる始動はできません。
■
バッテリーあがりを防止するために
●
エンジンがかかっていないときは、ランプやエアコンの電源を切ってください。
●
渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。
■
バッテリーがあがったときは
コンピューターに記憶されている情報が消去されます。バッテリーがあがったと
きはトヨタ販売店で点検を受けてください。
■
バッテリーの充電について
バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による消費
や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間放置
すると、バッテリーがあがってエンジンを始動できなくなるおそれがあります。
(バッテリーは走行中に自動で充電されます)
■
バッテリーあがり時や取りはずし時など
●
バッテリーがあがった直後はキーフリーシステムによるドアの解錠ができない
場合があります。解錠できなかった場合はワイヤレスリモコン、またはメカニ
カルキーで解錠・施錠を実施してください。
●
バッテリーがあがったあとの、最初のエンジン始動は失敗することがあります。
2回目以降のエンジン始動は正常に動作しますので、問題ではありません。
●
車両は常にエンジンスイッチの状態を記憶しています。バッテリーあがり時、
バッテリー脱着後は、バッテリーをはずす前の状態に復帰します。バッテリー
を脱着する際は、エンジンスイッチを OFF にしてから行ってください。
バッテリーがあがる前の状態が不明の場合、バッテリー接続時は特に注意して
ください。
■
バッテリーを交換するとき
装着されているバッテリーは、Stop & Start システム専用品です。
同等の性能のものと交換してください。
適切なバッテリーをご使用いただかない場合、バッテリーの早期劣化や、最悪の
場合にはエンジンが再始動しなくなるおそれがあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。
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8-2. 緊急時の対処法
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警告
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バッテリーの引火または爆発を防ぐために
救援車のバッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり
危険ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。
●
ブースターケーブルは正しい端子または接続箇所以外に誤って接触させない
●
+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない
●
ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない
●
バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない
■
バッテリーの取り扱いについて
バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関連部
品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のことを必
ずお守りください。
●
バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣服・車
体に付着しないようにする
●
必要以上、顔や頭などをバッテリーに近付けない
●
誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお
く
●
誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける
●
バッテリーの支柱・ターミナル・その他の関連部品の取り扱い後は手を洗う
●
お子さまをバッテリーに近付けない
■
車の損傷を防ぐために
車両を押したり、引いたりして始動させないでください。
触媒コンバーターが過熱し、火災の原因になるおそれがあります。
注意
■
ブースターケーブルの取り扱いについて
ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンやベルトに
巻き込まれないように十分注意してください。
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