Toyota Estima (2017 year). Manual japanese — part 10
143
3-3. シートの調整
3
各部の操作
格納スイッチを押し続ける
・ 作動開始時、ブザーが 2 回鳴り、
背もたれが倒れ、シート全体が後
方へ格納されます。
・ 作動終了時、再度ブザーが 2 回鳴
ります。
背もたれにあるカバーを起こす
8
BTO33DZ030
9
144
3-3. シートの調整
■
もとに戻すときは
着座スイッチを押し続ける
作動開始時、ブザーが 2 回鳴り、シー
ト全体が前方にもどります。
シート全体が前方にもどり床面に固定
されると、再度ブザーが 2 回鳴り、背
もたれが後方にもどりはじめます。
・ パワースイッチをOFFにしていな
い、またはシフトレバーを P の位
置にしていないときは、スイッチ
を押しているあいだ作動表示灯が
点滅し、作動できないことをお知
らせします。
・ 背もたれが後方にもどりはじめて
からは、着座スイッチから手を離
しても、作動は継続されます。
■
作動条件について(電動格納式サードシート装着車)
パワースイッチが OFF、またはシフトレバーが P の位置にあるとき
■
サードシートを格納するときは(手動格納式サードシート装着車)
サードシートをテーブル状態にしたときに、背もたれがしっかりとロックされてい
ない状態で、サードシートの格納手順
のハンドル B を引かないでください。
安全機構が働き手順
ができなくなる場合があります。
この場合、いったん背もたれをもとの位置まで起こし、テーブル状態で背もたれが
しっかりとロックされていることを確認してください。
■
サードシートの格納をもとに戻すときに、ハンドル A を引きながら、ハンドル B を
引かないでください(手動格納式サードシート装着車)
ハンドル B を引いてもシート全体が引き上げられないときは、シートが格納され
た状態で、
「サードシートをテーブル状態にするには」
(
→
P. 138)の手順
を
行い、背もたれを確実にロックさせてから、再度ハンドル B を引いてください。
BTO33DZ131
知識
3
3
8
145
3-3. シートの調整
3
各部の操作
■
サードシートのテーブル状態の作動/復帰作動について
(電動格納式サードシート装着車)
●
サードシートのテーブル作動/復帰作動中に、同じサードシートの他のスイッ
チを押した場合、テーブル作動・復帰作動は中断され、スイッチの作動表示灯
が点灯し、ブザーが約 10 秒間鳴ります。
テーブル作動・復帰作動が再開されると、スイッチの作動表示灯は消灯します。
●
サードシートのテーブル作動/復帰作動中に、無理にシートの動きを止めたり、
シートが故障したときは、スイッチの作動表示灯が点滅しブザーが約 10 秒間
鳴り、テーブル作動・復帰作動が中断されます。
テーブル作動/復帰作動が再開されると、スイッチの作動表示灯は消灯します。
■
サードシートの格納について(電動格納式サードシート装着車)
●
サードシートの格納作動中に、次のことをした場合、格納作動は中断され、ス
イッチの作動表示灯が点灯し、ブザーが約10秒間鳴り格納操作が中断されます。
パワースイッチが ON モードのときは、マルチインフォメーションディスプレイ
に「3rd Seat」と表示されます。
・ 格納スイッチから手を離した
・ 格納作動している側のテーブルスイッチ、またはリクライニングスイッチを
押した
・ パワースイッチが ON モードのときで、シフトレバーを P から P 以外に動
かした
上記の条件を解消し、作動を再開させたときにスイッチの作動表示灯は消灯し
ます。
●
サードシートの格納作動中に、無理にシートの動きを止めたり、シートが故障
したときは、スイッチの作動表示灯が点滅し、ブザーが約 10 秒間鳴り格納作
動が中断されます。
パワースイッチが ON モードのときは、マルチインフォメーションディスプレイ
に「3rd Seat」と表示されます。
作動が再開されたとき、スイッチの作動表示灯・マルチインフォメーションディ
スプレイの「3rd Seat」は消灯します。
146
3-3. シートの調整
■
サードシートの格納をもどすときについて(電動格納式サードシート装着車)
●
サードシートの復帰作動中に、次のことをした場合、復帰作動は中断され、ス
イッチの作動表示灯が点灯し、ブザーが約10秒間鳴り復帰操作が中断されます。
パワースイッチが ON モードのときは、マルチインフォメーションディスプレイ
に「3rd Seat」と表示されます。
・ 着座スイッチから手を離した
・ 復帰作動している側のテーブルスイッチ、またはリクライニングスイッチを
押した
・ パワースイッチが ON モードのときで、シフトレバーを P から P 以外に動
かした
上記の条件を解消し、作動を再開させたときにスイッチの作動表示灯は消灯し
ます。
●
サードシートの復帰作動中に、無理にシートの動きを止めたり、シートが故障
したときは、スイッチの作動表示灯が点滅し、ブザーが約 10 秒間鳴り格納作
動が中断されます。
パワースイッチが ON モードのときは、マルチインフォメーションディスプレイ
に「3rd Seat」と表示されます。
作動が再開されたとき、スイッチの作動表示灯・マルチインフォメーションディ
スプレイの「3rd Seat」は消灯します。
■
車いす固定ベルト装着車のサードシートの格納について
サードシートの格納をする前に次の準備をして、車いす固定ベルトがサードシート
に挟み込まないようにしてください。
●
ラゲージルーム側の車いす固定ベルトは、
ベルトの付け根のリングにフックを引っ
掛けておく
●
背もたれ側の車いす固定ベルトは、手前側
と奥側のベルトの長さを同じくらいに調
整し、重ねて面ファスナーで背もたれに貼
り付けておく
面ファスナー
奥側のベルト
手前側のベルト
背もたれ側のベルト
ラゲージルーム側のベルト
リング
フック
1
2
3
4
5
6
7
1
2
3
4
4
6
7
5
5
147
3-3. シートの調整
3
各部の操作
警告
■
シート調整について
●
背もたれは必要以上に倒さないでください。
事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部などに強い圧迫を受けるな
ど生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
シート調整後はシートを軽くゆさぶり、シートが確実に固定されていることを
確認してください。(手動格納式サードシート装着車)
●
シートを格納するときは、必ずハンドルを持って操作してください。ハンドル
以外の場所を持って格納すると、シートと床面の間などに挟まりけがをするお
それがあり危険です。(手動格納式サードシート装着車)
●
助手席側サードシートを格納したときのサードシートの乗車定員は 1 名です。
中央席には絶対に座らないでください。
急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、生命にかかわる重大な傷害を
受けるおそれがあり危険です。
●
シートを格納するとき、またはもどすときはシートなどで手や足やほかの乗員
の体を挟まないように注意してください。重大な傷害を受けるおそれがあり危
険です。
■
背もたれをもとの位置にもどしたあとは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
シートを前後に軽くゆさぶり、確実に固定されていることを確認する(手動格
納式サードシート装着車)
●
シートベルトを挟み込まないようにする
●
サードシートを格納したあとで、背も
たれのみを起こして座らないでくださ
い。
急ブレーキをかけたときや衝突したと
きなどに、生命にかかわる重大な傷害
を受けるおそれがあり危険です。
BTO33DZ037
148
3-3. シートの調整
注意
■
リクライニング調整をするときは
リクライニング調整をするときは、背もたれをバックドアに当てないように注
意してください。バックドアなどを損傷するおそれがあります。
■
サードシートをテーブル状態/格納するときは
必ずシートベルトとバックルを格納してください。(
→
P. 28)
シートベルトやシートを損傷するおそれがあります。
■
サードシートの格納について(手動格納式サードシート装着車)
格納状態からもどす操作(
→
P. 139)の手順
で、シートを前方に押し出
している途中にシートを押し下げないでください。
途中でシートを押し下げると、シートの脚部で床面を損傷する恐れがあります。
シートをロックするときは、シートがもとの位置にもどったことを確認してか
らシートを押し下げてください。
■
損傷を防ぐために
●
シートクッションの上に荷物や座布団などをのせたまま、サードシートを格
納、またはテーブル状態にしないでください。荷物や座布団などを挟んでしま
うと、シートを損傷するおそれがあります。
●
サードシートを格納するときはサードシート格納部に物がないことを確認し
てください。物がある状態でサードシートを格納すると、シートが損傷するお
それがあります。
●
サードシートをもどすときは、床面に物がないことを確認してください。物が
ある状態でサードシートをもとにもどすと、シート固定部などを損傷するおそ
れがあります。
●
販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車(
→
P. 322)は、サードシート
格納スペースにスペアタイヤが搭載されるため、サードシートの格納ができま
せん。
無理にサードシートの格納操作を行うとサードシートを損傷するおそれがあ
ります。
2
149
3
各部の操作
3-3. シートの調整
ヘッドレスト
上げる
下げる
※
※
下げるときは、解除ボタンを押しな
がら操作します。
※
下げるときは、解除ボタンを押しながら操作します。
フロントシート
解除ボタン
1
2
セカンドシート
X
7 人乗り車/8人乗り車(左右席)
X
8人乗り車(中央席)
上げる
下げる
※
解除ボタン
2
1
解除ボタン
1
2
150
3-3. シートの調整
※
下げるときは、解除ボタンを押しながら操作します。
背もたれに強い衝撃を受けると、
フロント席乗員のむちうちの症状
を軽減させるためにヘッドレスト
が少し前方上側に動きます。
サードシート
X
左右席
X
中央席
上げる
下げる
※
アクティブヘッドレスト(フロントシート)
解除ボタン
解除ボタン
1
2
151
3-3. シートの調整
3
各部の操作
■
ヘッドレストを取りはずすとき
解除ボタンを押しながらヘッドレストを引き上げます
■
ヘッドレストの高さについて
知識
X
フロントシート
X
7 人乗りセカンドシート/ 8
人乗りセカンドシート(左右
席)
X
8 人乗りセカンドシート(中央
席)
X
サードシート(左右席)
X
サードシート(中央席)
必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。
BTO33DZ017
152
3-3. シートの調整
■
8 人乗りセカンドシート(中央席)/サードシートについて
使用するときは、常に格納位置から上げた位置にしてください。
■
アクティブヘッドレストについて(フロントシート)
●
背もたれに弱い衝撃を受けてもヘッドレストが動く場合がありますが、故障で
はありません。
●
解除ボタンを押さずにヘッドレストを無理に押し上げようとすると、ヘッドレ
ストステーのサポートが見えますが、故障ではありません。
警告
■
ヘッドレストについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する
●
ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する
●
ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する
●
ヘッドレストをはずしたまま走行しない
153
3
各部の操作
3-3. シートの調整
シートアレンジ
◆
スーパーリラックスモード(7 人乗り車)
→ P. 154
◆
セカンドシート・サードシートフラットモード
→ P. 155
◆
フラットラゲージモード
→ P. 155
154
3-3. シートの調整
◆
フロントシート・セカンドシートフラットモード
(サードシート床下収納)
→ P. 156
車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
サードシートを格納する(→ P. 139, 142)
セカンドシートの左右位置調整
レバーを引いてセカンドシート
を中央いっぱいまでスライドす
る
スライドストッパーを取りはず
す
セカンドシート後方のシートレールか
ら、スライドストッパー(2 本)を取
りはずします。
セカンドシートの前後位置調整レバーを引いて、セカンドシートを後
方へスライドする(→ P. 131)
オットマン角度調整・格納レバーを引いて、オットマンを引き起こす
(→ P. 131)
必要に応じてオットマンのクッション部を前方へスライドします。(
→
P. 133)
スーパーリラックスモードにするには(7 人乗り車)
1
2
3
4
5
6
155
3-3. シートの調整
3
各部の操作
■
スライドストッパーを取り付けるときは
スライドストッパーを取り付ける
ときは、シートレール内の穴(3ヵ
所)にスライドストッパーのツメ
を差し込む
車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
セカンドシートの前後位置調整レバーを引いて、セカンドシートを前
方いっぱいまでスライドする(→ P. 131)
7 人乗り車は、セカンドシート左右位置を中央に移動させる
(→ P. 131)
セカンドシートのヘッドレストをはずす(→ P. 149)
セカンドシートの背もたれを後方いっぱいまで倒す(→ P. 131)
サードシートのヘッドレストを下げる(→ P. 150)
サードシートの背もたれを後方いっぱいまで倒す(→ P. 136)
X
7 人乗り車
車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
セカンドシートの前後位置調整レバーを引いて、セカンドシートを前
方いっぱいまでスライドする(→ P. 131)
サードシートを格納する(→ P. 139, 142)
X
8 人乗り車
車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
セカンドシートをチップアップする(→ P. 132)
セカンドシートの前後位置調整レバーを引いて、セカンドシートを前
方いっぱいまでスライドする(→ P. 131)
サードシートを格納する(→ P. 139, 142)
セカンドシート・サードシートフラットモードにするには
フラットラゲージモードにするには
1
2
3
4
5
6
7
1
2
3
1
2
3
4
156
3-3. シートの調整
車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
サードシートを格納する(→ P. 139, 142)
フロントシートを前方いっぱいまでスライドする(→ P. 129)
フロントシートのヘッドレストをはずす(→ P. 149)
フロントシートの背もたれを後方いっぱいまで倒す(→ P. 129)
7 人乗り車は、セカンドシート左右位置を中央に移動させる
(→ P. 131)
フロントシートとセカンドシー
トのすき間がなくなるように必
要に応じてシートを移動させる
(→ P. 129, 131)
セカンドシートのクッションとフロン
トシートの背もたれがフラットになる
ようにフロントシートのリクライニン
グ位置を調整します。
セカンドシートの背もたれを後方いっぱいまで倒す(→ P. 131)
■
スライドストッパーについて(7 人乗り車)
●
セカンドシート後方のスライドレールにスライドストッパー(2 本)がありま
す。これはセカンドシートを後方へスライドさせたとき、セカンドシートの後
端とサードシートのクッションの間で、サードシートの乗員が足を挟まないよ
うにするためのものです。サードシートに人が乗っているときは、取り付けた
状態にしておいてください。
●
スライドストッパーを取りはずしたときは、紛失しないように大切に保管して
ください。工具袋(
→
P. 315)に入れておくことをおすすめします。
フロントシート・セカンドシートフラットモード
(サードシート床下収納)にするには
1
2
3
4
5
6
BTO33DZ249
7
8
知識
●
販売店装着オプションのフロアマットを
装着した場合、フロアマットに表示されて
いる矢印と、スライドストッパー取っ手部
の矢印をあわせてスライドストッパーを
取り付けてください。
BTO33DZ035
BTO33DZ135
157
3-3. シートの調整
3
各部の操作
■
サイドリフトアップシート装着車について
サイドリフトアップシートは、フラット状態にすることができません。
警告
■
シートアレンジについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
必ず平坦な場所でシフトレバーを P に入れて、パーキングブレーキを確実に
かけてください。
●
走行中はシートアレンジ操作をしないでください。
●
シートアレンジをしたあとは、シートを軽くゆさぶり確実に固定されているこ
とを確認してください。
●
シートの間にシートベルト、バックルが挟みこまれていないか確認してください。
●
操作をするときに、可動部や結合部に手や足などを挟まないように注意してくだ
さい。
●
シートに人が乗っている状態でシートアレンジ操作をしないでください。
■
セカンドシートをチップアップしたときは(8人乗り車)
→ P. 134
■
サードシートを格納したときは
→ P. 147
■
フラットシートについて
フラットにした状態で人や荷物を乗せて走行しないでください。
注意
■
シートアレンジについて
シートレールの上にマットなどを敷かないでください。
■
フラットシートについて
●
背もたれをもどすときは、背もたれを押さえながらリクライニング調整を行っ
てください。
●
フラットにした状態でシートの上を走りまわらないでください。またシートの
上を移動するときは、シートの中央を踏んでゆっくりと移動してください。
158
3-4. ハンドル位置・ミラー
ハンドル
ハンドルを持ち、レバーを下げる
ハンドルを前後・上下に動かし、
適切な位置にする
位置が決定したら、レバーを上げてハ
ンドルを固定してください。
ハンドルの
周辺部を押すと
ホーンが鳴ります。
調整のしかた
1
2
ホーン(警音器)
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