Toyota Passo (2016 year). Manual japanese — part 10
143
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
フォグランプスイッチ
★
消灯する
点灯する
■
点灯条件
ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。
雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。
1
2
KBPA430201
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
144
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(フロント)
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。
車速感応式間欠ワイパー装着車は
を選択しているとき、車速に応じて間欠作動
の時間がかわります。
停止
間欠作動
車速感応式間欠ワイパー装着車は、車
速が高くなると、作動頻度が増えます。
低速作動
高速作動
一時作動
ウォッシャー液を出す
ワイパーが連動して作動します。
操作のしかた
2
1
3
4
5
KBPA430301
6
KBPA430302
145
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
4
運転
■
作動条件
X
キーフリーシステム非装着車
エンジンスイッチが“ON”のとき
X
キーフリーシステム装着車
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
■
カスタマイズ機能
車速感応機能の設定を変更することができます。(カスタマイズ一覧:P. 358)
知識
警告
■
ウォッシャー使用時の警告
寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
注意
■
フロントウィンドウガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでください。
146
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(リヤ)
★
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。
停止
約 4 秒間低速作動した後、
間欠作動
通常作動
ウォッシャー液を出す
操作のしかた
2
1
3
KBPA430401
4
KBPA430402
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
147
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
4
運転
■
作動条件
X
キーフリーシステム非装着車
エンジンスイッチが“ON”のとき
X
キーフリーシステム装着車
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
■
リバース連動機能
フロントワイパーが作動中、シフトレバーを R にするとリヤワイパーが数回作動
します。
■
カスタマイズ機能
作動の間隔などの設定を変更することができます。
(カスタマイズ一覧→ P. 358)
知識
注意
■
リヤウインドウガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでください。
148
4-4. 給油のしかた
給油口の開け方
●
ドアとドアガラスを閉め、エンジンスイッチを“LOCK”
(キーフリー
システム非装着車)またはエンジンスイッチを OFF(キーフリーシス
テム装着車)にしてください。
●
燃料の種類を確認してください。
■
燃料の種類
無鉛レギュラーガソリン
■
エタノール混合燃料について
エタノール混合燃料(エタノールの混合率 3%以下、含酸素化合物の含酸素率
1.3%以下)も使用することができます。
給油する前に
知識
警告
■
給油するときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。
●
給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。
●
キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、
“シュー”という音がする場合は、その音が止まるまでキャッ
プを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。
149
4-4. 給油のしかた
4
運転
警告
●
気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。
●
喫煙しないでください。
●
給油口にノズルを確実に挿入してください。
●
継ぎ足し給油をしないでください。
●
正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。
注意
■
給油するとき
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度アルコー
ル含有燃料)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。
次のような状態になるおそれがあります。
●
エンジンの始動性が悪くなる
●
エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する
●
エンジン出力が低下する
●
排気制御システムが正常に機能しない
●
燃料系部品が損傷する
●
塗装が損傷する
150
4-4. 給油のしかた
オープナーを上げる
給油扉を止まる位置まで開ける
給油扉がもどらないことを確認する。
キャップをゆっくりまわして開
ける
キャップをハンガーにかける
給油口の開け方
KBPA440101
KBPA440102
KBPA440105
KBPA440103
151
4-4. 給油のしかた
4
運転
キャップを“カチッ”と音がするま
でまわして閉める
手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。
給油口の閉め方
KBPA440104
警告
■
キャップが正常に閉まらないとき
必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。
152
4-5. 運転支援装置について
スマートアシストⅡ
※★
※
“スマートアシスト”はダイハツ工業株式会社の登録商標です。
◆
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
→ P. 165
◆
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
→ P. 165
◆
誤発進抑制制御機能
→ P. 174
◆
後方誤発進抑制制御機能
→ P. 174
◆
車線逸脱警報機能
→ P. 184
◆
先行車発進お知らせ機能
→ P. 187
スマートアシストⅡは、次の機能によって運転者を補助し、安全で快適
なドライブを支援します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
153
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
スマートアシストⅡについて
●
スマートアシストⅡは運転者の安全運転を前提としたシステムであり、事故被
害や運転負荷の軽減に寄与することを目的としています。スマートアシストⅡ
は認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運転者は常に
自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。
●
次の状況ではシステムは正しく動作しません。スマートアシストⅡの機能を停
止してください。(→ P. 156)
・ タイヤの空気圧が適正でないとき
・ 応急用タイヤやタイヤチェーンを装着しているとき
・ 摩耗したタイヤ、摩耗差の激しいタイヤを装着しているとき
・ 指定サイズ以外のタイヤを装着しているとき
・ サスペンションを改造したとき
・ 事故にあったときや故障したとき
・ ブレーキ警告灯が点灯しているとき
・ 重い荷物を積んで車が傾いているとき
154
4-5. 運転支援装置について
スマートアシストⅡには、車両の制御や操作に関するデータなどを記録
するコンピュータが装備されており、主に次のようなデータを記録しま
す。
・ アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ スマートアシストⅡの各機能の作動状況
・ 先行車や障害物との距離などの情報
なお、会話などの音声や映像は記録しません。
●
データの取り扱いについて
トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。
なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。
・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加
工したデータを研究機関などに提供する場合
車両データの記録について
155
4-5. 運転支援装置について
4
運転
レーザーレーダーは、次の機能で使
用します。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能
(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
先行車発進お知らせ機能
単眼カメラは、次の機能で使用しま
す。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
車線逸脱警報機能
ソナーは、後方誤発進抑制制御機能
で使用します。
レーザーレーダー
KBPA450101
単眼カメラ
KBPA450103
ソナー
KBPA450104
156
4-5. 運転支援装置について
スマートアシスト OFF スイッチを押すことにより、スマートアシストⅡ
の機能を停止することができます。
■
衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能・誤発進抑制制御機能、後
方誤発進抑制制御機能・先行車発進お知らせ機能を停止するとき
スマートアシスト OFF スイッチ
を 2 秒以上押す
“ピピッ”とブザー音が鳴り、スマー
トアシスト OFF 表示灯が点灯しま
す。
もう一度 2 秒以上押すと、
“ピピッ”
とブザー音が鳴りスマートアシス
ト OFF 表示灯が消灯し、作動可能
状態にもどります。
■
車線逸脱警報機能を停止するとき
スマートアシスト OFF スイッチ
を押す
“ピピッ”とブザー音が鳴り、車線
逸脱警報 OFF 表示灯が点灯します。
もう一度押すと、
“ピピッ”とブザー
音が鳴り車線逸脱警報 OFF 表示灯
が消灯し、作動可能状態にもどりま
す。
■
スマートアシストⅡの自動復帰について
次の機能は機能を停止した場合でも、エンジンスイッチを“ON”にする(キー
フリーシステム非装着車)またはエンジンスイッチをイグニッション ON モード
にする(キーフリーシステム装着車)と自動的に作動可能状態に戻ります。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
後方誤発進抑制制御機能
●
先行車発進お知らせ機能
スマートアシストⅡの機能を停止するには
知識
KBPA450105
KBPA450106
157
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
スマートアシストⅡの作動状態について
ブザー音とメーター内の表示灯でスマートアシストⅡの作動状態をお知らせし
ます。
ブザー音
表示灯
作動状態
“ピピピッ”
(点滅)
衝突警報機能が作動
“ピピピピピ”と鳴り
続ける
(点滅)
衝突回避支援ブレーキ機能の 1 次ブレーキ、
または 2 次ブレーキが作動
“ピピピッ”と鳴り続
ける
(点滅)
衝突回避支援ブレーキ機能の 2 次ブレーキ
が作動した後、車両が停止
運転者の操作でブザー音と表示灯の点滅が
終了します。
“ピピピッ”
(点滅)
誤発進抑制制御機能の警報が作動
“ピピピピピ”と鳴り
続ける
(点滅)
誤発進抑制制御機能の警報が作動するとと
もにエンジン出力を抑制
“ピピピピピッ”
(点滅)
後方誤発進抑制制御機能の警報が作動
“ピピピピピ”と鳴り
続ける
(点滅)
後方誤発進抑制制御機能の警報が作動する
とともにエンジン出力を抑制
158
4-5. 運転支援装置について
■
スマートアシストⅡが作動しない場合
エンジンの始動直後は、スマートアシストⅡの機能は作動しません。
“ピピピッ”
(点滅)
先行車発進お知らせ機能が作動
“ピピッピピッ”
(点滅)
車線逸脱警報機能が作動
ブザー音
表示灯
作動状態
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