Toyota Passo (2016 year). Manual japanese — part 9
127
4-2. 運転のしかた
4
運転
■
キーを“ACC”から“LOCK”にまわすには
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
■
ステアリングロックを解除するには
■
キー抜き忘れ警告ブザー
キーが挿してあり、エンジンスイッチが“ACC”または“LOCK”のとき、運転
席ドアを開けると警告ブザーが鳴ります。
知識
キーを“LOCK”までまわす
ステアリングを左右に動かしながら、エンジ
ンスイッチをまわしてください。
KBPA420102
KBPA420103
128
4-2. 運転のしかた
警告
■
エンジンを始動するときは
必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。
■
走行中の警告
走行中はエンジンスイッチを“LOCK”にしないでください。
走行中にエンジンを停止すると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながります。
■
緊急時のエンジン停止方法
走行中にエンジンを緊急停止したいときは、エンジンスイッチを“ACC”にし
てエンジンを停止してください。緊急時以外は走行中にエンジンスイッチにふ
れないでください。
走行中にエンジンを停止するとハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作
力補助がなくなり、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認
した上で、すみやかに道路脇に停車してください。
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチを“ACC”または“ON”
にしたまま長時間放置しないでください。
■
エンジンを始動するとき
●
一度に 30 秒以上スターターをまわさないでください。
●
エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。
●
もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただち
にエンジンの点検を受けてください。
129
4
運転
4-2. 運転のしかた
エンジン(イグニッション)スイッチ(キーフリーシステ
ム装着車)
正しい運転姿勢(→ P. 24)がとれるようにシートの位置を調整し、
ペダルの各位置を確認する
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
ブレーキペダルをしっかり踏む
エンジンスイッチの表示灯が緑色に点
灯します。
緑色に点灯していないと、エンジンは
始動しません。
エンジンスイッチを短く確実に
押す
短く確実に押せば、押し続ける必要は
ありません。
エンジンが始動するまで最大 30 秒間
スターターが回転します。
完全にエンジンが始動するまでブレー
キペダルを踏み続けてください。
エンジンスイッチのどのモードからで
もエンジンを始動できます。
電子カードキーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動また
はエンジンスイッチのモードを切りかえることができます。
エンジンのかけ方
KBPA420201
KBPA420202
130
4-2. 運転のしかた
車両を完全に停止させる
パーキングブレーキをかけて(→ P. 138)、シフトレバーを P の位置
にする
エンジンスイッチを押す
ブレーキペダルから足を離して、エンジンスイッチの表示灯が消灯し
ていることを確認する
ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押すと、モードを切りか
えることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)
OFF
※
非常点滅灯が使用できます。
アクセサリーモード
アクセサリーソケットなどの電装品が
使用できます。
エ ンジンスイッ チの表示灯 が緑色に
ゆっくりと点滅します。
イグニッション ON モード
すべての電装品が使用できます。
エ ンジンスイッ チの表示灯 が緑色に
ゆっくりと点滅します。
※
シフトレバーが P 以外のときはアクセ
サリーモードになり、OFF になりませ
ん。
エンジンの停止のしかた
エンジンスイッチのモード切りかえ
KBPA420203
131
4-2. 運転のしかた
4
運転
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンスイッチ
のモードはアクセサリーモードになり OFF になりません。次の手順で
OFF にしてください。
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーを P の位置にする
エンジンスイッチの表示灯が緑色にゆっくりと点滅していることを確
認し、エンジンスイッチを1回押す
エンジンスイッチの表示灯が消灯していることを確認する
■
自動電源 OFF 機能
シフトレバーが P にあるとき、20 分以上イグニッション ON モード ( エンジン
がかかっていない状態 ) か 1 時間以上アクセサリーモードにしたままにしておく
と、エンジンスイッチが自動で OFF になります。
ただし、自動電源 OFF 機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありま
せん。エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをアクセサリーモー
ド、またはイグニッション ON モードにしたまま長時間放置しないでください。
■
電子カードキーの電池の消耗について
→ P. 86
■
キーフリーシステムが正常に働かないおそれのある状況
→ P. 83
■
ご留意いただきたいこと
→ P. 84
■
エンジンが始動しないとき
エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。
(→ P. 58)
■
ステアリングロックについて
エンジンスイッチを OFF にしたあとにバックドアを除くいずれかのドアを開閉
すると、ステアリングロックによりハンドルが固定されます。エンジンスイッチ
を操作すると、ステアリングロックは自動で解除されます。
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止したときは
知識
132
4-2. 運転のしかた
■
ステアリングロックが解除できないときは
シフトレバーが P の位置にあることを確認して、ハンドルを左右にまわしながら
再操作してください。
■
ステアリングロックモーターのオーバーヒート防止について
短時間にエンジンの始動・停止をくり返すと、モーターのオーバーヒート防止の
ために作動制限することがあります。その場合は操作を控えてください。10 秒
程度でもとの状態にもどります。
■
エンジンスイッチの表示灯が黄色に点滅したとき
システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。
■
電子カードキーの電池が切れたときは
→ P. 268
■
エンジンスイッチの操作について
●
スイッチを短く確実に押せていない場合や速く連続して押した場合は、モード
の切りかえやエンジンの始動ができない場合があります。
●
エンジンスイッチ OFF 後、すぐに再始動した場合は、エンジンが始動しない場
合があります。エンジンスイッチ OFF 後の再始動は、数秒待ってから操作して
ください。
■
カスタマイズ機能でキーフリーシステムを非作動にしたときは
→ P. 341
エンジンスイッチの表示灯がしばらく緑色
に速く点滅します。
KBPA420204
133
4-2. 運転のしかた
4
運転
警告
■
エンジンを始動するとき
必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
■
走行中の警告
エンジンの停止などで車両滑走状態になったときは、車両が安全な状態で停止
するまでドアを開けたり、ドアの施錠操作をしたりしないでください。ステア
リングロックが作動し、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
緊急時のエンジン停止方法
走行中にエンジンを緊急停止したい場合には、エンジンスイッチを 3 秒以上押
し続けるか、素早く 3 回以上連続で押してください。(→ P. 296)
ただし、緊急時以外は走行中にエンジンスイッチにふれないでください。走行
中にエンジンを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補
助がなくなり、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した
上で、すみやかに道路脇に停車してください。
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
●
エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをアクセサリーモードま
たはイグニッション ON モードにしたまま長時間放置しないでください。
●
エンジンスイッチの表示灯が消灯していない場合エンジンスイッチが OFF に
なっていません。エンジンスイッチを OFF にしてから車両を離れてください。
●
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させないでください。シフトレバーが
P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンスイッチがアクセサリーモード
となるため、そのまま放置するとバッテリーあがりの原因となります。
■
エンジンを始動するとき
●
エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。
●
もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただち
にトヨタ販売店で点検を受けてください。
■
エンジンスイッチの操作について
エンジンスイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそ
れがあります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。
134
4-2. 運転のしかた
オートマチックトランスミッション
エンジンスイッチが“ON”
(キーフリーシステム非装着車)また
はエンジンスイッチがイグニッション ON モード(キーフリーシ
ステム装着車)の状態で、ブレーキペダルを踏んだままシフトレ
バーボタンを押して操作します。
シフトレバーボタンを押して操作します。
※
燃費向上や騒音の低減のために、通常は D ポジションを使用してください。
シフトレバーの動かし方
シフトポジションの使用目的
KBPA420301
シフトポジション
目的
P
駐車またはエンジン始動
R
後退
N
動力が伝わらない状態
D
通常走行
※
S
坂道走行
B
急な下り坂走行
135
4-2. 運転のしかた
4
運転
■
シフトレバーを P からシフトできないときは
ブレーキペダルを踏んでいることを確認してください。
ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、シフトロッ
クシステムなどの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてく
ださい。ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトすること
ができます。
シフトロックの解除のしかた:
パーキングブレーキをかける
キーフリーシステム非装着車:
エンジンスイッチを“LOCK”にする
キーフリーシステム装着車:
エンジンスイッチを OFF にする
ブレーキペダルを踏む
■
リバース警告ブザー
シフトレバーを R に入れるとブザーが鳴り、R にあることを運転者に知らせます。
■
シフトロックシステム
シフトロックシステムは、発進時のシフトレバーの誤操作を防ぐシステムです。
エンジンスイッチが“ON”(キーフリーシステム非装着車)またはエンジンス
イッチがイグニッション ON モード(キーフリーシステム装着車)でブレーキペ
ダルを踏んだ状態でなければ、シフトレバーを P からシフトできません。
知識
シフトロック解除ボタンを押す
ボタンを押しているあいだは、レバーをシ
フトできます。
KBPA720701
136
4-2. 運転のしかた
警告
■
すべりやすい路面を走行するとき
急なアクセル操作やシフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力の
急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。
■
シフトロック解除時の事故を防ぐために
シフトロック解除ボタンを押すときは、必ずパーキングブレーキをかけブレー
キペダルを踏んでください。
誤ってアクセルペダルを踏んでいると、シフトロック解除ボタンを押してシフ
トレバーを操作したときに、車が急発進して思わぬ事故につながり、重大な傷
害におよぶか最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
137
4
運転
4-2. 運転のしかた
方向指示レバー
レバー操作したあと、すぐにもとの位置にもどります。
左折
左側へ車線変更
(レバーを途中で保持
※
)
レバーを離すまで左側方向指示灯が点
滅します。
右側へ車線変更
(レバーを途中で保持
※
)
レバーを離すまで右側方向指示灯が点
滅します。
右折
※
②または③の位置にレバー操作し、
すぐに離したときは方向指示灯が 3
回点滅します。
■
右左折後に方向指示灯の点滅が停止しない場合や、点滅を中止させた
いとき
レバーを逆方向の②または③の位置に操作してください。レバーを①
または④の位置まで操作すると、選択した方向指示灯が点滅します。
■
作動条件
X
キーフリーシステム非装着車
エンジンスイッチが“ON”のとき
X
キーフリーシステム装着車
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
表示灯の点滅が異常に速くなったとき
方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。
■
カスタマイズ機能
方向指示灯の停止方法の設定を変更できます。(カスタマイズ一覧:→ P. 358)
操作のしかた
1
2
3
4
KBPA420501
知識
138
4-2. 運転のしかた
パーキングブレーキ
パーキングブレーキをかけるには、
右足でブレーキペダルを踏みなが
ら、左足でパーキングブレーキペダ
ルをいっぱいまで踏み込む(再度踏
み込むと解除される)
■
パーキングブレーキ未解除走行時警告ブザー
→ P. 310
■
冬季のパーキングブレーキの使用について
→ P. 206
操作のしかた
KBPA420601
知識
注意
■
走行前の注意
パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。
139
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ランプスイッチ
レバーの端をまわすと、次のようにランプが点灯します。
消灯
ヘッドランプ・車幅灯など
を自動点灯・消灯
★
エンジンスイッチがイグ
ニッション ON モード
車幅灯・尾灯・番号灯・メー
ター照明を点灯
上記ランプとヘッドラン
プを点灯
※
タコメーター装着車
ヘッドランプ点灯時ハイビーム
に切りかえ
レ バーをもとの 位置へもど すとロー
ビームにもどります。
レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯
ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。
自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。
操作のしかた
1
2
4
3
KBPA430101
※
ハイビームにする
1
2
KBPA430102
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
140
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
乗車人数や荷物の量などによる車の姿勢の変化に合わせて、ヘッドラン
プの光軸を調整することができます。
上向きに調整
下向きに調整
■
目盛り設定の目安
手動光軸調整ダイヤル(LED ヘッドランプ装着車を除く)
1
2
KBPA430103
乗員と荷物の条件
ダイヤル位置
乗員
荷物
FF 車
(前輪駆動)
4WD 車
(4 輪駆動)
運転者
なし
0
0
運転者と
助手席乗員
なし
0
0
全乗員
なし
1
1
全乗員
ラゲージルーム
満載時
2
2
運転者
ラゲージルーム
満載時
3
2.5
141
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
4
運転
■
ライトセンサー
★
■
ランプ消し忘れ防止機能
X
キーフリーシステム非装着車
●
ランプスイッチを
の位置にしないまま、エンジンスイッチを“ON”から
“ACC”または“LOCK”にして運転席ドアを開けると、点灯していた車幅灯な
どが自動で消灯します。
●
再びランプを点灯する場合は、エンジンスイッチを“ON”にするか、一度ラン
プスイッチを
の位置にもどし、再度
または
の位置にします。
X
キーフリーシステム装着車
●
ランプスイッチを
の位置にしないまま、エンジンスイッチをイグニッショ
ン ON モードからアクセサリーモード、または
OFF
にして運転席ドアを開ける
と、点灯していた車幅灯などが自動で消灯します。
●
再びランプを点灯する場合は、エンジンスイッチをイグニッションONモードに
す る か、一 度 ラ ン プ ス イ ッ チ を
の 位 置 に も ど し、再 度
ま た は
の位置にします。
■
オートレベリングシステム
★
通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。
知識
センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。
KBPA430104
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
142
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
■
ランプ消し忘れ警告ブザー
X
キーフリーシステム非装着車
エンジンスイッチが“ACC”または“LOCK”の状態で、ヘッドランプ・尾灯を
点灯して運転席ドアを開けると、ランプ類の消し忘れを警告するブザーが鳴りま
す。
X
キーフリーシステム装着車
エンジンスイッチがアクセサリーモード または OFF の状態で、ヘッドランプ・
尾灯を点灯して運転席ドアを開けると、ランプ類の消し忘れを警告するブザーが
鳴ります。
■
節電機能
車両のバッテリーあがりを防止するため、キーフリーシステム非装着車はエンジ
ンスイッチが“ACC”または“LOCK”、キーフリーシステム装着車はエンジン
スイッチをアクセサリーモードまたは OFF の状態で、ヘッドランプまたは尾灯
が点灯している場合、節電機能が働き約 10 分後にすべてのランプが自動消灯し
ます。
次のいずれかを行った場合、節電機能は解除されます。
・ エンジンスイッチを“ON”
(キーフリーシステム非装着車)またはエンジン
スイッチをイグニッション ON モード(キーフリーシステム装着車)にした
とき
・ ランプスイッチを操作したとき
・ ドアを開閉したとき
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでください。
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