Toyota Passo (2016 year). Manual japanese — part 7
95
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
走行中の警告
●
走行中はバックドアを閉めてください。
開けたまま走行すると、バックドアが車外のものにあたったり荷物が投げ出さ
れたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
また、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害や死亡につながるおそれがあ
ります。走行前にバックドアが閉まっていることを必ず確認してください。
●
走行前にバックドアが完全に閉まっていることを確認してください。バックド
アが完全に閉まっていないと、走行中にバックドアが突然開き、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
●
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。急ブレーキをかけたとき
や衝突したときなどに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
■
お子さまを乗せているときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ラゲージルームの中でお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病や窒息などを引き起こすおそれがありま
す。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。
■
バックドアの使用にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害につながるおそれがあり
危険です。
●
バックドアを開ける前に、バックドアに張り付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し動かすことを知らせる「声かけ」をしてくださ
い。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがありま
す。
96
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶらさがったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにドアが突
然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサ
リー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。特に傾斜地では、平坦な場所よりも
バックドアの開閉がしにくく、急にバック
ドアが開いたり閉じたりするおそれがあ
ります。必ずバックドアが全開で静止して
いることを確認して使用してください。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアインナーハンドル
を持ったままバックドアを閉めると、手や
腕を挟むおそれがあります。
KBPA320204
KBPA320205
97
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
注意
バックドアハンドルのスイッチは強い力で押したり、鋭利なもので押さないでく
ださい。スイッチが破損するおそれがあります。
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセ
サリー用品をつけない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
KBPA320206
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3-3. シートの調整
フロントシート
前後位置調整
リクライニング調整
シート全体の上下調整
★
(運転席
のみ)
調整のしかた
1
2
3
KBPA330101
警告
■
シートを調整するとき
●
同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。
●
シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
足元のスペースを確保し足を挟まないように注意してください。
■
リクライニング調整について
●
背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
シート調整後はシートがきちんと固定されていることを確認してください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
99
3
各部の操作
3-3. シートの調整
リヤシート
■
前倒しする前に
ヘッドレストをいちばん下まで下げる(→ P. 102)
■
リヤシートを前に倒すときは
X
一体可倒シート
リヤシートは折りたたむことができます。
前倒しのしかた
シートベルトを格納する
X
リヤ中央席
→ P. 28
X
リヤ左右席
シ ー ト ベ ル ト を ベ ル ト ハ ン
ガーにかける
KBPA330201
両手で同時にシートバックフックを
押し、背もたれを前方に倒す
KBPA330203
100
3-3. シートの調整
X
分割可倒シート
■
リヤシートをもとにもどすときは
背もたれを起こし、固定する
リヤシートベルトをベルトハンガーからはずす
シートバックフックを引いて背もた
れを前方に倒す
KBPA330205
X
一体可倒シート
X
分割可倒シート
KBPA330204
KBPA330206
101
3-3. シートの調整
3
各部の操作
警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
■
リヤシートを操作するときは
●
走行中にリヤシートを操作しない
●
平坦な場所でパーキングブレーキを確実にかけ、シフトレバーを P にする
●
操作をするときに、可動部や結合部に手や足などを挟まないように注意する
●
倒した背もたれやラゲージルームに人を乗せて走行しない
●
お子さまがラゲージルームに入らないよう注意する
■
背もたれをもとにもどしたあとは
●
シートを前後に軽くゆさぶり、確実に固定されていることを確認する
●
シートのあいだにシートベルトが挟み込まれていないか確認する
注意
■
背もたれを前倒しするときは
背もたれを倒す前に、必ずシートベルトを格納してください。
102
3-3. シートの調整
ヘッドレスト
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
■
フロント席とリヤ中央席のヘッドレストを取りはずすとき
フロントシート
1
2
KBPA330301
解除ボタン
リヤシート
1
2
KBPA330306
解除ボタン
知識
解除ボタンを押しながら取りはずします。
フロント席のヘッドレストが天井に当たっ
てはずすことができないときは、背もたれ
を倒してください。
(→ P. 98)
KBPA330302
解除ボタン
103
3-3. シートの調整
3
各部の操作
■
リヤ左右席のヘッドレストを取りはずすとき
■
フロント席のヘッドレストの高さについて
■
リヤ席のヘッドレストの使用について
使用するときは、常に格納位置から一段上げた位置にしてください。
シートバックフックを引いて、背もたれを
前に倒す
ヘッドレストをはずすことができる位置ま
で前に倒してください。
解除ボタンを押しながら、ヘッドレストを
はずす
必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。
警告
■
ヘッドレストについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する
●
ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する
●
ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する
●
ヘッドレストをはずしたまま走行しない
KBPA330303
KBPA330304
KBPA330305
104
3-4. ハンドル位置・ミラー
ハンドル
ハンドルを持ち、レバーを下げる
ハンドルを上下に動かし、適切な
位置にする
位置が決定したら、レバーを上げてハ
ンドルを固定してください。
調整のしかた
KBPA340101
KBPA340102
105
3-4. ハンドル位置・ミラー
3
各部の操作
ハンドルの
周辺部を押すと
ホーンが鳴ります。
■
ハンドル位置を調整したあとは
ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だとホーンが鳴らない場合があります。(→ P. 104)
ホーン(警音器)
KBPA340103
知識
警告
■
走行中の警告
走行中はハンドル位置の調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
■
ハンドル位置を調整したあとは
ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だと、ハンドルの位置が突然かわり、思わぬ事故につながり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
106
3-4. ハンドル位置・ミラー
インナーミラー
運転姿勢に合わせてインナーミラーの高さを調整することができます。
インナーミラー本体を持って、上下
方向に調整する
レバーを操作することで、後続車のヘッドランプによる反射光を減少さ
せます。
通常使用時
防眩時
後方を十分に確認できるようにミラーの位置を調整することができま
す。
上下調整のしかた
KBPA340201
防眩機能
1
2
KBPA340202
警告
■
走行中の警告
走行中はミラーの調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
107
3
各部の操作
3-4. ハンドル位置・ミラー
ドアミラー
調整するミラーを選ぶには、ス
イッチをまわす
左
右
ミラーの鏡面を調整するにはス
イッチを操作する
上
右
下
左
調整のしかた
1
2
KBPA340301
1
4
2
3
KBPA340302
108
3-4. ハンドル位置・ミラー
■
マニュアル作動での格納・復帰のしかた
X
キーフリーシステム非装着車
スイッチを押してドアミラーを
格納する
もう一度押すと復帰します。
X
キーフリーシステム装着車
スイッチを押す
格納する
復帰する
■
オート作動(キーフリーシステム装着車)
キーフリーシステムによるドア
の施錠に連動して、ドアミラーが
自動的に格納します。
X
格納のしかた
スイッチを“AUTO”
(中立)の
位置にする
ロック/アンロックスイッチ操
作、またはワイヤレスリモコン
操作でドアを施錠する
X
復帰のしかた
エンジンスイッチをアクセサリーモード またはイグニッション ON
モードにする
ドアミラーを格納する
KBPA340305
1
2
KBPA340303
KBPA340304
109
3-4. ハンドル位置・ミラー
3
各部の操作
■
作動条件
X
キーフリーシステム非装着車
エンジンスイッチが“ACC”または“ON”のとき
X
キーフリーシステム装着車
エンジンスイッチがアクセサリーモードまたはイグニッション ON モードのとき
■
寒冷時に「オート作動」で使用するとき(キーフリーシステム装着車)
寒冷時に「オート作動」で使用しているとき、ドアミラーが凍結すると自動で格
納・復帰ができないことがあります。この場合、ドアミラーに付着している氷や
雪などを取り除いたあと、「マニュアル作動」で作動させるか、手で動かしてく
ださい。
■
オート作動での格納(または復帰)をさせたくないとき
(キーフリーシステム装着車)
スイッチを復帰(または格納)の位置にしてください。
■
カスタマイズ機能
オート作動の作動内容などを変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 358)
知識
警告
■
走行中の留意事項
走行中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、運転を誤って重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
●
ミラーの調整をしない
●
ドアミラーを格納したまま走行しない
●
走行前に必ず、運転席側および助手席側のミラーをもとの位置にもどして、正
しく調整する
■
ミラーが動いているとき
手をふれないでください。
手を挟んでけがや、ミラーの故障などの原因になるおそれがあります。
110
3-5. ドアガラスの開閉
パワーウインドウ
スイッチでドアガラスを開閉できます。
スイッチを操作すると、ドアガラスを次のように動かします。
閉める
自動全閉(運転席のみ)
※
開ける
自動全開(運転席のみ)
※
※
途中で停止するときは、スイッチを
反対側へ操作します。
スイッチを押すと、運転席以外のド
アガラスが作動不可になります。
お子さまが誤ってドアガラスを開閉す
ることを防止できます。
開閉のしかた
1
2
3
4
KBPA350101
ウインドウロックスイッチ
KBPA350102
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