Toyota Mirai (2017 year). Manual japanese — part 18
271
6-3. 収納装備
6
室内装備・機能
フタを押して開ける
小物入れ
警告
■
走行中
小物入れを必ず閉じてください。
急ブレーキ時などに、開いたフタが体にあたったり、収納していたものが飛び
出したりして、思わぬ事故につながりけがをするおそれがあります。
カードホルダー
272
6-3. 収納装備
トランク内装備
ラゲージマットの下に停止表示板
を収納することができます。
ベルトをゆるめる
ベルトを締める
買い物フック
停止表示板収納スペース
救急箱等固定用バンド
273
6-3. 収納装備
6
室内装備・機能
■
停止表示板の収納について
停止表示板のケースの大きさや形状によっては、収納できない場合があります。
.
知識
注意
■
買い物フックの破損を防ぐために
過度の負荷をかけないでください。
274
6-4. その他の室内装備の使い方
その他の室内装備
前方をさえぎるには、バイザーを
下ろす
側方をさえぎるには、バイザーを
下ろした状態でフックからはず
し、横へまわす
カバーをスライドして開ける
カバーを開けるとバニティランプが点
灯します。
サンバイザー
バニティミラー
注意
■
補機バッテリーあがりを防止するために
FC システムが停止した状態で、長時間ランプを点灯しないでください。
275
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
マルチインフォメーションディスプレイの
「設定」(→ P. 107)
で時刻を調整することができます。
◆
正時合わせ
メーター操作スイッチ(→ P. 108)の
または
を押し、
を
選択して
を押す
時計の分が 00 になります
※
。
※
(例)1:00 ∼ 1:29 → 1:00
1:30 ∼ 1:59 → 2:00
◆
時刻調整
メーター操作スイッチ(→ P. 108)の
または
を押し、
を
選択して
を押す
メーター操作スイッチの
または
を押して“時”、“分”または
“12/24 時間表示”を選択し、メーター操作スイッチの
または
を押して調整する
調整が終わったら
を押し、時刻を確認する
■
時刻が表示されるとき
パワースイッチが ON モードのとき
時計
知識
276
6-4. その他の室内装備の使い方
X
フロント
アームレストをスライドする
X
リヤ
アームレスト
注意
■
アームレストの破損を防ぐために
過度の負荷をかけないでください。
277
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
コートフックは、リヤ席のアシストグリップに付いています。
コートフック
警告
■
コートフックへかけてはいけないもの
ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRS カーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重
大な傷害または死亡につながるおそれがあります。
注意
■
破損を防ぐために
過度の負荷をかけないでください。
278
6-4. その他の室内装備の使い方
天井に取り付けられているアシス
トグリップは、走行中にシートに
座っている状態で体を支えるとき
にお使いください。
アシストグリップ
警告
■
アシストグリップについて
アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないで
ください。
アシストグリップが破損し、転倒などしてけがをするおそれがあります。
注意
■
破損を防ぐために
アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけたりしないでくだ
さい。
279
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
DC12V/10A(消費電力 120W) 未満の電気製品を使用するときの電源
としてお使いください。
フロントコンソールボックス背
面のフタを押す
フタを開けて使用する
■
作動条件
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モード
アクセサリーソケット
知識
注意
●
ショートや故障を防ぐために、アクセサリーソケットに異物が入ったり、飲料
水などがかかったりしないように、使用しないときは、フタを閉めておいてく
ださい。
●
補機バッテリーあがりを防止するために、FC システムが停止した状態で、ア
クセサリーソケットを長時間使用しないでください。
280
6-4. その他の室内装備の使い方
AC100V で最大消費電力 1500W 以下の電気製品を使うときの電源と
してお使いください。
マルチインフォメーションディスプレイの
「設定」
(→ P. 107) で
ON( 作動)・OFF( 停止 ) を切りかえる
メーター操作スイッチ(→ P. 108)の
または
を押して
を
選択する
メーター操作スイッチの
を押し ON にする
ON を選択すると、AC100V 表示灯が点灯し、使用可能な状態になります。
を押すたびに ON/OFF が切りかわります。
フロントコンソール:
フロントコンソールボックス背
面のフタを押す
トランクルーム:
トランクを開ける(→ P. 125)
フタを開けて使用する
コンセントは、コンソールとトランク
の 2 か所にあります。
アース線のある電気製品を使用すると
きは、トランクのコンセントを使用し、
アース線を接続してください。
締まる
ゆるむ
アクセサリーコンセント
アース端子
281
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
■
割り込み表示
FC システムを停止した時にアクセサリーコンセントを ON にしてい
た場合、次に FC システムを始動する時にアクセサリーコンセントの
使用を選択できるように、マルチインフォメーションディスプレイに
割り込み表示させる設定ができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 414)
■
使用条件
READY インジケーターが点灯しているとき
■
アクセサリーコンセントについて
●
AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使用してください。規定容
量をこえる電気製品を使用すると、AC 電源装置の保護機能が作動し、アクセサ
リーコンセントが使用できなくなります。
●
AC100V 電源を ON にした状態で、アクセサリーコンセントに電気製品のプラ
グを挿入した場合、電気製品側の回路構成によっては挿入時に大きな電流が流
れ瞬間電力が 1500W をこえるときがあります。この場合、AC 電源装置の保
護機能が作動し、自動で AC100V 電源が OFF になることがあります。電気製
品プラグ挿入後、再度 AC100V 電源を ON にしてください。
●
使用する電気製品によっては、ラジオやテレビに雑音が入ることがあります。
●
アクセサリーコンセントの電圧は、市販のテスターでは正常な電圧を計測でき
ません。電圧の確認が必要な場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
アクセサリーコンセントを使用中、リヤシート付近から冷却用ファンの音がす
ることがありますが、異常ではありません。
■
正しく作動しないおそれがある電気製品
次のような AC100V の電気製品は、消費電力が 1500W 以下の場合でも正常
に作動しないおそれがあります。
●
起動時のピーク電力が高い電気製品
●
精密なデータ処理をする計測機器
●
電源周波数の切りかえ(50/60Hz)のある機器
●
きわめて安定した電力供給を必要とする電気製品
●
タイマー設定する機器や医療機器など、AC 電源の出力が連続して必要な電気製
品
知識
282
6-4. その他の室内装備の使い方
■
使用できないとき
AC100V 表示灯が消灯して、コンセントから AC 電源が出力されない場合、再
度 AC100V 電源を ON にしても復帰しないときは、保護機能が作動しているこ
とが考えられます。この場合は、まず次の処置を行ってください。
●
電気製品のプラグを抜き、消費電力が 1500W 以下になっているかどうかを確
認し、再度 AC100V 電源を ON にしてください。
●
電気製品のプラグを抜き、製品自体が故障していないかを確認して、再度
AC100V 電源を ON にしてください。
●
炎天下に駐車した直後など車内が高温になっている場合は、エアコンを使用す
るなどして車内を十分に換気し、車内温度を下げ、しばらくしてから再度
AC100V 電源を ON にしてください。
以上の処置を行っても復帰しない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
■
寒冷地で使用するとき
外気温が− 15 ℃以下になるようなときは、駆動用電池を保護するため、数十分
間アクセサリーコンセントが使用できないことがあります。この場合はエアコン
を使用して車内を暖房し、駆動用電池を暖めてから使用してください。
■
電源周波数について
車両側の電源周波数は、50Hz に設定されています。
電気製品によっては、電源周波数の切りかえ(50Hz/60Hz)機能があるので、
車両と電気製品の電源周波数を一致させておいてください。
車両側の電源周波数切りかえが必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
283
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
警告
■
安全にお使いいただくために
●
走行中、次のような場合は、電気製品を使用しないでください。また、電気製
品を確実に固定できない状態で使用しないでください。思わぬ事故の原因と
なって重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
・ わき見運転など、安全運転のさまたげになる場合(テレビ・ビデオ・DVD
など)
・ 急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、固定の不完全な電気製品
の転倒・落下による事故や、発熱により火災・やけどなどのおそれがある
場合(トースター・電子レンジ・電熱器・ポット・コーヒーメーカーなど)
・ ペダルの下に電気製品が入り込み、ブレーキペダルが踏めなくなるおそれ
がある場合(ドライヤー・AC アダプター・マウスなど)
●
窓を閉めたまま、蒸気が出る電気製品を使用しないでください。ガラスが曇っ
て視界が悪化し、運転に支障が出るなど、思わぬ事故の原因となって重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。また、他の電装
品に悪影響をおよぼすおそれがあります。やむを得ず使用するときは、車両を
停止した状態で窓を開けて使用してください。
●
故障した電気製品は使用しないでください。アクセサリーコンセントが使用で
きなくなったり、感電したりして、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。
●
ぬれた手で電気製品のプラグを抜き挿ししたり、ピンなどをアクセサリーコン
セントに挿したりしないでください。感電により重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。また、コンセントに雨水・飲料水・
雪などが付着した場合は、乾燥させてから使用してください。
●
アクセサリーコンセントの改造や分解・修理などはしないでください。また、
車両に搭載されている AC100V インバーターを、市販の AC100V インバー
ターに組みかえないでください。思わぬ事故の原因となって、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。修理については。トヨ
タ販売店にご相談ください。
●
使用する電気製品の取扱説明書や、製品に記載されている注意事項を必ずお守
りください。
284
6-4. その他の室内装備の使い方
警告
■
駐車中または停車中に使用するとき
駐車中または停車中に使用するときは、次のことをお守りください。お守りい
ただかないと、思わぬ事故の原因となって、重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
●
パーキングブレーキをしっかりとかけて、シフトポジションを P にしてくださ
い。
●
車庫内や雪が積もった場所など換気の悪い場所では使用しないでください。
●
電気製品を使用中に、READY インジケーターが点灯した状態のまま車両から
離れないでください。
●
排気排水管付近に近付いたり、荷物を置いたりしないでください。
●
車外に電源コードを引いて使用する場合は、雨水の浸入などに注意してくださ
い。アクセサリーコンセントに雨水などが付着した場合は、乾燥させてから使
用してください。また、電源コードをドアなどに挟まないように注意してくだ
さい。
●
暖房器具などの電気製品を使用して、車中で泊まることはやめてください。
●
アクセサリーコンセントは、照明機器などの電気製品と直接接続して使用する
ものであり、家屋などへ電気を供給する発電機として使用しないでください。
また、家屋などに設置されている非常時給電システム(外部電源と接続ができ
る専用設備、外部電源からの供給回路が電力会社からの電気配線と分離されて
いる設備など)に接続する場合は、当該システムの製造業者または販売業者に
ご相談ください。
■
接続する電気製品について
使用する電気製品に付属の取扱説明書や、製品に記載されている注意事項を必
ずお守りください。
プラグや電気製品が故障しているときは使用しないでください。
なお、次のような機器は使用しないでください。
●
医療用機器
車両の状態によっては、一時的に AC 電源出力が断たれることがあります。
●
計量器・計測器など
AC 電源電圧を基準にした計測機器の場合は、精度が不安定になるおそれがあ
ります。
285
6-4. その他の室内装備の使い方
6
室内装備・機能
注意
■
ショートや故障を防ぐために
●
車内のトリムの近くやシートの上などで、トースターなどの熱気を出す電気製
品を使用しないでください。熱により溶損したり、焼損したりするおそれがあ
ります。
●
振動や熱などに弱い電気製品を、車内で使用しないでください。
走行時の振動や、炎天下での駐車時の熱などにより、電気製品が故障するおそ
れがあります。
●
アクセサリーコンセントには、AC100V 以外の電気製品を使用しないでくだ
さい。また、最大消費電力の合計が 1500W を超えないようにしてください。
●
アクセサリーコンセントを使用しないときは、フタを閉めてください。コンセ
ントに異物が入ったり、飲料水などがかかったりすると、故障したり、ショー
トしたりするおそれがあります。
●
AC アダプターを直接アクセサリーコンセントに接続しないでください。フタ
を損傷したり、使用中に AC アダプターが脱落したりするおそれがあります。
●
お子さまに、アクセサリーコンセントをさわらせないでください。
●
アクセサリーコンセントに、二股などの分岐用コンセントを接続するなど、タ
コ足配線をしないでください。
●
アクセサリーコンセントにほこりやゴミが付着しないようにしてください。ま
た、定期的にコンセントを掃除してください。
●
電気製品のプラグをアクセサリーコンセントに挿し込んでもゆるいときは、コ
ンセントを交換してください。交換については、トヨタ販売店にご相談くださ
い。
●
駆動用電池の残量によっては、アクセサリーコンセントが使用できない場合が
あります。できるだけ駆動用電池の残量が多い状態で使用してください。
286
6-4. その他の室内装備の使い方
ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)によるワイヤレス充電規格 Qi
に適合したスマートフォンやモバイルバッテリーなどの携帯機器を充電
エリアに置くだけで、携帯機器を充電することができます。
充電エリアより大きい携帯機器には本機能を使用できません。また、携
帯機器によっては、正常に作動しない場合があります。
ご使用になる携帯機器に付属の取扱説明書もお読みください。
■
「Qi」マークについて
「Qi」、「Qi」マークは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)の
登録商標です。
■
「おくだけ充電」マークについて
「おくだけ充電」、「おくだけ充電」ロゴは、株式会社 NTT ドコモの登
録商標です。
おくだけ充電(ワイヤレス充電器)
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