Toyota Sienta (2017 year). Manual japanese — part 13

191

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ランプスイッチ

車幅灯・尾灯・番 号灯・イ
ンストルメントパネルラン
プを点灯

上記ランプとヘッドランプ
を点灯

ヘッドランプ・車幅灯など
を自動点灯・消灯

(エ ン ジ ン ス イ ッ チ

“ON”、ま た は パ ワ ー ス
イッチ

が ON モードのと

き)

ランプ点灯時ハイビームに切り
かえ

レバー をもとの位置 へもどすと ロー
ビームにもどります。

レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯

ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。

自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。

操作のしかた

1

2

3

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ハイビームにする

1

2

192

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

乗車人数や荷物の量などによる姿勢の変化に合わせて、ヘッドランプの
光軸を調整することができます。

上向きに調整

下向きに調整

目盛り設定の目安

ライトセンサー

手動光軸調整ダイヤル(ハロゲンヘッドランプ装着車)

1
2

乗員と荷物の条件

ダイヤル位置

乗員

荷物

運転者

なし

0

運転者と助手席乗員

なし

0

運転席と助手席、サー

ドシート左右席乗員

なし

1.5

全乗員

なし

2.5

全乗員

ラゲージルーム満載時

3

運転者

ラゲージルーム満載時

4

知識

センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

193

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ランプ消し忘れ防止機能

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジンスイッチを “ACC” または “LOCK” にしてフロントドアまたは、
スライドドアを開けるとヘッドランプと尾灯が消灯します。
再びランプを点灯する場合は、エンジンスイッチを “ON” にするか、一度ラ

ンプスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置にします。

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしてフロントドアまたは、
スライドドアを開けるとヘッドランプと尾灯が消灯します。
再びランプを点灯する場合は、パワースイッチを ON モードにするか、一度ラ

ンプスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置にします。

ランプ消し忘れ警告ブザー

ヘッドランプ・尾灯が点灯している状態で運転席ドアを開けると、ランプ類の消
し忘れを警告するブザーが鳴ります。また、マルチインフォメーションディスプ
レイに「ライトが点灯しています」が表示されます。

オートレベリングシステム(LED ヘッドランプ装着車)

通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。

節電機能

車両のバッテリーあがりを防止するため、エンジンスイッチ

が “ACC” また

は “LOCK”、またはパワースイッチ

がアクセサリーモードまたは OFF の状

態でヘッドランプまたは尾灯が点灯している場合、節電機能が働き約 20 分後に
すべてのランプが自動消灯します。
次のいずれかを行った場合、節電機能は解除されます。

エンジンスイッチ

を “ON” またはパワースイッチ

を ON モードにしたとき

ランプスイッチを操作したとき

ドアを開閉したとき

マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されたときは
次のメッセージが表示されたときはシステムに異常があるおそれがあります。
トヨタ販売店で点検を受けてください。

・「ヘッドランプシステム故障 販売店で点検してください」

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

194

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

販売店で設定可能な機能

ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 400)

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでくださ
い。

195

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

フォグランプスイッチ

消灯する

点灯する

点灯条件

ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。

雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。

1
2

知識

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

196

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ワイパー & ウォッシャー(フロント)

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

停止

間欠作動

低速作動

高速作動

一時作動

間欠作動を選択しているとき、間欠作動の作動頻度を調整することがで
きます。

間欠ワイパーの作動頻度(減)

間欠ワイパーの作動頻度(増)

ウ ォ ッ シ ャ ー 液 を 出 す / ワ イ
パー連動作動

ウォッシャー液が出たあとにワイパー
が数回作動します。

操作のしかた

1
2
3
4
5

6
7

8

197

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

作動条件

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジンスイッチが “ON” のとき

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

パワースイッチが ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

知識

警告

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが温まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍り付き、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

198

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ワイパー&ウォッシャー(リヤ)

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

停止

通常作動

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します

ウォッシャー液を出す

作動条件

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジンスイッチが “ON” のとき

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

パワースイッチが ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

操作のしかた

1
2
3

4

知識

199

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

注意

リヤウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

200

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方

ドアとドアガラスを閉めて、エンジンスイッチ

を “LOCK” または

パワースイッチ

を OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛レギュラーガソリン

バイオ混合ガソリン(レギュラー)

バイオ混合ガソリンについて

エタノールの混合率 10%以下、または ETBE の混合率 22%以下のガソリン(酸
素含有率 3.7%以下)を使用することができます。

助手席側スライドドアが全開にならない状況

給油扉が開いていると、助手席側スライドドアは途中までしか開きません。

P. 115)

給油する前に

知識

警告

給油するときは

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

201

4-4. 給油のしかた

4

運転

警告

給油するときは

キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、“ シュー ” という音がする場合は、その音が止まるまで
キャップを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。

気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。

喫煙しないでください。

携帯電話などを使用しないでください。

ふきこぼれを防ぐため次の点に注意してください。

・ 給油口にノズルを確実に挿入する
・ 継ぎ足し給油をしない

正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。

注意

給油するとき

指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度バイオ混
合ガソリン

)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。

次のような状態になるおそれがあります。

ガソリンエンジンの始動性が悪くなる

ガソリンエンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

ガソリンエンジンの出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

エタノール混合率10%をこえるもの、またはETBE混合率22%をこえるもの

202

4-4. 給油のしかた

オープナーを上げて、給油扉を開
ける

キャップをゆっくりまわして開
け、ホルダーにはめ込む

キャップを “ カチッ ” と音がする
までまわして閉める

手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。

給油口の開け方

1

2

給油口を閉める

警告

キャップが正常に閉まらないとき

必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。

203

4

運転

4-5.Toyota Safety Sense C

Toyota Safety Sense C

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 208

LDA(レーンディパーチャーアラート)

→ P. 216

オートマチックハイビーム

→ P. 222

その他の運転支援機能

先行車発進告知機能
→ P. 227

Toyota Safety Sense C は、次の運転支援装置によって運転者を補助
し、安全で快適なドライブを支援します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

204

4-5.Toyota Safety Sense C

プリクラッシュセーフティシステムには、車両の制御や操作に関する
データなどを記録するコンピューターが装備されており、主に次のよう
なデータを記録します。

・ アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ プリクラッシュセーフティシステムの各機能の作動状況
・ 先行車などの障害物との距離、相対速度などの情報

上記に加え、プリクラッシュブレーキが作動した場合、前方センサーの
画像情報も記録します。なお、会話などの音声や車内の映像は記録しま
せん。

データの取り扱いについて

トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加

工したデータを研究機関などに提供する場合

記録した画像情報は特別な装置を使用して消去することが可能です。
また、画像情報を記録する機能を停止することも可能です。ただし、
機能を停止するとプリクラッシュセーフティシステム作動時のデータ
は残りません。

フロントウインドウガラス上部に
ある 2 種類のセンサーにより、各運
転支援装置の作動に必要な情報を
認識します。

レーザーレーダー

単眼カメラ

車両データの記録について

前方センサー

1
2

205

4-5.Toyota Safety Sense C

4

運転

警告

前方センサーは、前方車両の検出にレーザー光を使用しており、IEC 60825-1
規格におけるレーザー等級 1M に相当します。通常の使用においてレーザー光が
目に障害をおよぼす危険はありませんが、次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと重大な視覚障害におよぶか、最悪の場合失明につながるお
それがあります。

有害なレーザー照射を避けるため、前方センサーは絶対に分解や取りはずしを
しないでください。また、分解した前方センサーは IEC 60825-1 規格にお
けるレーザー等級 3B に相当し、目に有害です。

光学機器(拡大鏡・顕微鏡・虫眼鏡など)を使用して、100mm 以内の距離
からセンサーをのぞきこまないでください。

レーザー等級ラベル

レーザー説明ラベル

レーザー放射仕様

最大出力(平均):45 mW
パルス持続時間:33 ns
波長:905 nm
発散角(水平 × 垂直):28°× 12°

206

4-5.Toyota Safety Sense C

注意

前方センサーについて

前方センサーの故障や誤作動を避けるために、次のことをお守りください。

フロントウインドウガラスにフィルムを貼らない

冬季のように、車室内と外気の温度差が大きいときなどは、フロントウインド
ウガラスが曇りやすくなります。フロントウインドウガラスの前方センサー前
部が曇ったり、結露したり、凍結したりすると、システムが一時的に作動しな
くなることがあり、PCS 警告灯が点滅します。その場合は、フロントデフロ
スターで曇りなどを取り除いてください。(→ P. 244)

フロントウインドウガラス外側の前方セ
ンサー前部(図に示す範囲内)にステッ
カー(透明なものを含む)などを貼り付け
ない
A:フロントウインドウガラス上端から前
方センサー下端より下約 10cm まで
B:約 20cm(前方センサー中心から左
右約 10cm)

フロントウインドウガラス内側の前方セ
ンサー下部(図に示す範囲内)に何も取り
付けたり、貼り付けたりしない
A:前方センサー下端から下約 10cm まで
B:約 20cm(前方センサー中心から左
右約 10cm)

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