Toyota SAI (2017 year). Manual japanese — part 8

111

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないとき

ドア・トランクの施錠・解錠:→ P. 378

ハイブリッドシステムの始動:→ P. 378

解錠ドアの切りかえ機能

ワイヤレスリモコンを使用して、スマートエントリー&スタートシステムで解錠
できるドアの設定を切りかえることができます。

(カスタマイズ一覧→ P. 397)

カスタマイズ機能

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 397)

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

ドアの施錠・解錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの施
錠・解錠ができます。( → P. 97, 378)

ハイブリッドシステムの始動・パワースイッチのモード切りかえ:→ P. 378

ハイブリッドシステムの停止:→ P. 152

警告

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、室内アンテナ・車外アンテナ

(→ P. 106)から約 22cm 以内に近付かないようにしてください。電波によ

り植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレー
タおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波によ
る影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波
が医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。

112

3-3. シートの調整

フロントシート

X

パワーシート装着車

前後位置調整

リクライニング調整

ヘッドレストの上下調整

クッション前端の上下調整(運転席のみ)

シート全体の上下調整(運転席のみ)

腰部硬さ調整(運転席のみ)

調整のしかた

運転席

助手席

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

113

3-3. シートの調整

3

各部の操作

X

マニュアルシート装着車

(助手席のみ)

前後位置調整

リクライニング調整

追突の衝撃によって、乗員の腰が
シートバックを押すことでヘッド
レストが少し斜め上方に動き乗員
のむち打ち傷害軽減に貢献します。

アクティブヘッドレスト(後方プリクラッシュセーフティシステム装着
車を除く)

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

114

3-3. シートの調整

アクティブヘッドレスト(後方プリクラッシュセーフティシステム装着車を除く)

シートバックへの衝撃が弱い場合でもアクティブヘッドレストが作動すること
があります。なお、解除ボタンを押さずにヘッドレストを無理に押し上げると、
ヘッドレストの構造部品が出てきますが、故障ではありません。

知識

警告

シートを調整するとき

同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。

シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

足元のスペースを確保し足を挟まないように注意してください。

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

マニュアルシート装着車は、シート調整後はシートがきちんと固定されている
ことを確認してください。

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115

3

各部の操作

3-3. シートの調整

マイコンプリセットドライビングポジションシステム

乗降時に運転者が乗り降りしやすいよう、シートやハンドルが自動で動
きます。

次 の す べ て の 操 作 を 行 っ た と き、
シートとハンドルが乗り降りしや
すい位置に自動で調整されます。

・ パワースイッチを OFF にする
・ シートベルトをはずす

次のいずれかの操作を行ったとき、シートとハンドルがもとの位置にも
どります。

・ パワースイッチをアクセサリーモードまたは ON モードにする
・ シートベルトを着用する

パワーイージーアクセスシステムの作動について

降車時に、シートの位置が最後方付近にあると、パワーイージーアクセスシステ
ムが作動しない場合があります。

カスタマイズ機能

パワーイージーアクセスシステムによるシート移動量を変更できます。

(カスタマイズ一覧→ P. 397)

自動でシート・ハンドル・ドアミラーを動かし、乗り降りしやすい位置
に調整したり、お好みのドライビングポジションに調整したりします。

パワーイージーアクセスシステム

知識

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

116

3-3. シートの調整

お好みのドライビングポジション(シートの位置・ハンドルの位置・ド
アミラーの角度)を登録して、ワンタッチで呼び出すことができます。
ドライビングポジションは 2 パターンまで登録できます。

登録方法

パワースイッチを ON モードにする

シフトポジションが P の位置にあることを確認する

運転席・ハンドル・ドアミラー角度をお好みの位置に調整する

SET ボタンを押しながら、また
は SET ボタンを押したあと 3 秒
以内に、1または2のうち登録し
たいボタンをブザーが鳴るまで
押す

すでに同じボタンに登録されている場
合は、上書きされます。

呼び出し方法

パワースイッチを ON モードにする

シフトポジションが P の位置にあることを確認する

1または2のうち呼び出したい
ポジションのボタンをブザーが
鳴るまで押す

ポジションメモリー

117

3-3. シートの調整

3

各部の操作

ドライビングポジションの呼び出し作動を途中で止めたいとき

次のいずれかの操作をします。

SET ボタンを押す

1 または2のボタンを押す

シート調整スイッチのいずれかを操作する(シートのみ作動停止)

電動チルト&テレスコピックステアリングスイッチを操作する(ハンドルのみ
作動停止)

登録できるシート位置(→ P. 112)

次のフロントシート位置が登録できます。

前後位置調整

リクライニング調整

シート全体の上下調整

クッション前端の上下調整

パワースイッチ OFF 後の作動

運転席ドアを開けて 180 秒以内、または運転席ドアを閉め、60 秒以内に呼び
出したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。

ポジションメモリーを正しくお使いいただくために

登録位置が各シート調整位置の最端部にある状態で、さらに同じ方向に操作をす
ると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。

知識

118

3-3. シートの調整

お好みのドライビングポジションに電子キーを登録することで、電子
キーごとにお好みのドライビングポジションを自動で呼び出すことがで
きます。

登録方法

お好みのドライビングポジションをあらかじめ1または2のいずれかの
ボタンに登録しておきます。
登録させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に登録できません。

パワースイッチを ON モードにする

シフトポジションが P の位置にあることを確認する

登録させたいドライビングポジション(1または2)を呼び出す

呼 び 出 し た ド ラ イ ビ ン グ ポ ジ
ションのボタンを押しながら、ド
アロックスイッチの施錠側また
は解錠側を“ピー”とブザーが鳴
るまで押す

登録できなかった場合は、約3秒間ブ
ザーが鳴り続けます。

呼び出し方法

ドライビングポジションを登録した電子キーを携帯し、運転席ドアを
スマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコンで
解錠してドアを開ける

ハンドルを除くドライビングポジションが登録された位置へ動きますが、シート位
置は乗り込みやすくするために、登録された位置より少し後方に動きます。

ドライビングポジションがすでに登録された位置にある場合は、シートやミラーは
動きません。

パワースイッチをアクセサリーモードまたはONモードにするか、シー
トベルトを着用する

シートとハンドルが登録したドライビングポジションに動きます。

メモリーコール機能

119

3-3. シートの調整

3

各部の操作

解除方法

解除させたいキーのみ携帯してください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に解除できません。

パワースイッチを ON モードにする

SET ボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠側
を“ピッピッ”とブザーが鳴るまで押す

解除できなかった場合は、ブザーが約 3 秒間鳴り続けます。

メモリーコール機能によるドライビングポジションの呼び出しについて

電子キーごとにドライビングポジションを登録できるため、携帯する電子キー
によっては呼び出されるドライビングポジションが異なる場合があります。

運転席ドア以外のドアをスマートエントリー&スタートシステムで解錠した場
合は、ドライビングポジションの呼び出しはしません。
その場合は、登録したドライビングポジションのボタンを押してください。

カスタマイズ機能

メモリーコール機能による解錠ドアの設定を変更できます。

(カスタマイズ一覧→ P. 397)

知識

警告

シート調整時の警告

シート調整中は、シートがリヤ席乗員にあたったり、運転者の体がハンドルに
圧迫されたりしないよう注意してください。

120

3-3. シートの調整

ヘッドレスト

X

手動式

上げる

下げる

下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。

X

電動式

上がる

下がる

上げる

下げる

下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。

フロント席

解除ボタン

リヤ席

解除ボタン

121

3-3. シートの調整

3

各部の操作

ヘッドレストを取りはずすとき

X

手動式

X

電動式

ヘッドレストの取りはずしについてはトヨタ販売店にご相談ください。

ヘッドレストを取り付けるとき

X

手動式

X

電動式

ヘッドレストの取り付けについてはトヨタ販売店にご相談ください。

ヘッドレストの高さについて (フロント席)

リヤ席について

使用するときは、常に格納位置から一段上げた位置にしてください。

知識

解除ボタンを押しながら取りはずします。

ヘッドレストを取り付け穴に合わせて、ロッ
ク位置まで押し下げてください。

さらに下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作してください。

必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。

解除ボタン

解除ボタン

122

3-3. シートの調整

警告

ヘッドレストについて

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する

ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する

ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する

ヘッドレストをはずしたまま走行しない

123

3

各部の操作

3-4. ハンドル位置・ミラー

ハンドル

X

手動チルト&テレスコピックステアリング

ハンドルを持ち、レバーを下げる

ハンドルを上下・前後に動かし、
適切な位置にする

位置が決定したら、レバーを上げてハ
ンドルを固定してください。

X

電動チルト&テレスコピックステアリング

スイッチを操作すると、ハンドルを次の方向に動かします。

上方へ

下方へ

手前へ

前方へ

調整のしかた

124

3-4. ハンドル位置・ミラー

パワースイッチを OFF にすると、乗
降がしやすくなるように、ハンドル
が動きます。

パワースイッチをアクセサリーモード
または ON モードにすると、もとの位
置にもどります。

ハンドルの

周辺部を押すと

ホーンが鳴ります。

ハンドル位置調整の作動条件(電動チルト&テレスコピックステアリング装着車)

パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき

シートベルトを装着していれば、パワースイッチのモードにかかわらず、ハン
ドルの調整ができます。

ハンドル位置の自動調整(マイコンプリセットドライビングポジションシステム
装着車)

お好みのハンドル位置をポジションメモリーに登録すると、自動で調整されま
す。(→ P. 116)

ハンドル位置を調整した後は(手動チルト&テレスコピックステアリング装着車)

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だとホーンが鳴らない場合があります。(→ P. 123)

パワーイージーアクセスシステム(電動チルト&テレスコピックステア
リング装着車)

ホーン(警音器)

知識

125

3-4. ハンドル位置・ミラー

3

各部の操作

警告

走行中の警告

走行中はハンドル位置の調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。

ハンドル位置を調整したあとは(手動チルト&テレスコピックステアリング装
着車)

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だと、ハンドルの位置が突然かわり、思わぬ事故につながり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

126

3-4. ハンドル位置・ミラー

インナーミラー

運転姿勢に合わせてインナーミラーの高さを調整することができます。

インナーミラー本体を持って、上下
方向に調整する

後方を十分に確認できるようにミラーの位置を調整することができま
す。

上下調整のしかた

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