Toyota Pixis Truck (2016 year). Manual japanese — part 8
車を運転するにあたって
X
運転するときは
XX
運転するときの注意事項
107
車を運転するにあたって
運転するときの注意事項
エンジンをかけるときは(オートマチック車では)
●
必ず運転席に座ってエンジンをかけてください。窓越しからエンジンをかけると車が急に動き
出すおそれがあり危険です。
発進するときは
●
踏み誤りを防ぐため、ブレーキペダルは右足で踏む習慣を身に付けてください。左足でのブ
レーキ操作は思わぬ事故につながるおそれがあります。
●
始動直後およびエアコン使用時は、自動的にエンジン回転が高くなり(アイドルアップ)
、
動こうとする力が強くなります。発進時にシフトレバー操作をするときはしっかりとブレーキペダ
ルを踏んでください。
発進するときは(オートマチック車では)
●
*レンジから&レンジの間でシフトレバーを動かすときは、突然車が動き出し思わぬ事故につ
ながるおそれがあり危険ですので、必ずブレーキペダルを踏みながら、シフトレバーを動かしてく
ださい。
●
アクセルペダルを踏んだままシフトレバーの操作をしないでください。急発進して思わぬ事故
の原因になります。
●
マニュアル車は発進のスピードを半クラッチ操作とアクセル操作を併用して調整しますが、
オートマチック車ではアクセル操作のみで行いますので、アクセル操作は特に慎重に行って
ください。
●
切り返しなどで & から +、+ から & レンジと何度もシフトレバー操作をするときは、そのつ
どブレーキペダルをしっかり踏み、完全に車を止めてから行ってください。
トランスミッションに負担がかかり故障の原因となります。また必ずシフト位置も確認してください。
●
急発進を防ぐために * から +、) から &、) から + レンジにシフトレバー操作をするとき
もブレーキペダルをしっかり踏んでから行ってください。
走行中は
●
エンジンスイッチにさわらないでください。誤って操作し、エンジンが停止すると、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。
●
ブレーキペダルやクラッチペダルに足をのせたまま走行しないでください。ブレーキやクラッチ
部品が早く摩耗したり、ブレーキが過熱し、ブレーキの効きが悪くなり、思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。
●
滑りやすい路面やカーブでは、急激なアクセルペダルの操作はやめてください。急加速をす
るため、スリップしたり、カーブを曲がりきれず思わぬ事故につながるおそれがあります。
車を運転するにあたって
運転するときは
108
走行中は(オートマチック車では)
●
坂道などでは、シフトレバーを &、.、( レンジに入れたまま惰性で後退したり、+ レンジ
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。
エンストを起こし、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなるなど、思わぬ事故や故
障の原因となるおそれがあります。
●
長い下り坂や急な下り坂を&レンジのまま走行するとスピードが出すぎてしまうことがあります。
このようなときに、フットブレーキを使いすぎるとブレーキの効きが悪くなるおそれがあります。
. または (レンジにしてエンジンブレーキを併用してください。
●
車が完全に止まらないうちに *レンジに入れないでください。また、前進走行中に +レンジ、
および後退中は &、.、( レンジに入れないでください。トランスミッションに重大な損害
をあたえると共に、車がコントロールを失い思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
走行中は(マニュアル車では)
●
前進走行中は + に入れないでください。また、後退中は 1 速に入れないでください。トラ
ンスミッションに重大な損害をあたえると共に、車がコントロールを失い思わぬ事故につなが
るおそれがあり危険です。
●
クラッチペダルを一気に離す操作はしないでください。車両が飛び出して、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
停車するときは
●
平坦路であっても、停車が長びくときは、必ず駐車ブレーキをかけてください。
停車するときは(オートマチック車では)
●
上り坂での停車は、クリープ現象で前へ進もうとする力よりも車が後退しようとする力の方が
大きくなり、車が後退することがあります。ブレーキペダルを踏み、駐車ブレーキをかけてくだ
さい。
●
エアコン作動中は自動的にエンジン回転が高くなり、急にクリープ現象が強くなりますので、
特にしっかりとブレーキペダルを踏んでください。
後退するときは
●
後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくなります。ブレーキ操
作が確実にできるように注意してください。
●
少し後退したあとなどは + レンジに入れたことを忘れてしまうことがあります。後退したあとは
すぐ ) レンジに戻すよう習慣付けましょう。
駐車するときは
●
エンジンをかけたままで車から離れないでください。
車を運転するにあたって
X
運転するときは
XX
運転するときの注意事項
109
車を運転するにあたって
エンジンをかけるときは
●
エンジン冷却水温が低い間は、急激な空ぶかし、急加速、高速走行はしないでください。
●
エンジン始動後は、すぐにキーから手を離してください。
“START”にしたままでいると、エン
ジンを損傷するおそれがあります。
発進するときは
●
坂道発進時など、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んで発進しないでください。
故障の原因となります。
発進するときは(オートマチック車では)
●
シフトレバーがどの位置にあるかをシフトレバー部またはメーター内のインジケーターで確認して
ください。
●
シフトレバーが *、) レンジ以外の位置にあると、アクセルペダルを踏まなくても動こうとす
る特性を持っています。(クリープ現象)
走行中は
●
走行中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。走行中、アクセル
ペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、駆動力を抑制する場合があります。
駐車するときは
●
必ず駐車ブレーキをかけてください。
●
車から離れるときはエンジンスイッチを“LOCK”にしてキーを抜いてください。
バッテリーあがりの原因となります。
駐車するときは(オートマチック車では)
●
*レンジでは車輪が固定されます。駐車するときは必ず*レンジにあることを確認してください。
エンジンをかけるときは
●
エンジンの始動性を良くするためにライト、
ヒーターファンなどのスイッチは
“OFF”
にしてください。
●
エンジン始動後は、各警告灯が消灯するのを確認してください。(ただしブレーキ警告灯は
除きます)
●
エンジン始動後は、自動制御装置のはたらきによりエンジン回転が高くなりますが、暖機完
了後、自動的にアイドリング回転に下がります。
走行中は(オートマチック車では)
●
渋滞や狭い場所での移動は、クリープ現象を利用し、アクセルペダルを踏まずに、ブレー
キ操作のみで速度を調整するとスムーズに行えます。
燃費向上のために
●
発進、加速はスムーズに行ってください。
車を運転するにあたって
110
エンジンスイッチ
LOCK
位置
はたらき
ACC
ON
START
・
・
ハンドルロックがかかる位置
キーを抜き挿しする位置
(オートマチック車はシフトレバー
が
のとき、キーを抜き挿しでき
ます)
エンジンを始動するときの位置
アクセサリーソケットなどの電装
品が使用できる位置
すべての電装品が使用できる位置
エンジンのかけ方
▼
準備
●
正しい運転姿勢がとれるようにシートの位置を調整し、ペダルの各位置を確認します。
(正しい運転姿勢→ 34 ページ)
(車体各部の調整→ 76 ページ)
運転装置の使いかた
▼
操作手順
オートマチック車
1
シフトレバーが * の位置にあることを
確認する
2
ブレーキペダルをしっかり踏む
3
エンジンスイッチを“START”まで回す
マニュアル車
1
シフトレバーが ) の位置にあることを
確認する
2
クラッチペダルとブレーキペダルをしっ
かり踏む
3
エンジンスイッチを“START”まで回す
エンジンの停止方法
オートマチック車
1
車両を完全に停止させる
2
駐車ブレーキをかける
3
シフトレバーを * にする
4
エンジンスイッチを“LOCK”まで回す
5
キーを抜く
マニュアル車
1
車両を完全に停止させる
2
駐車ブレーキをかける
3
シフトレバーを ) にする
4
エンジンスイッチを“LOCK”まで回す
5
キーを抜く
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
エンジンスイッチ
111
車を運転するにあたって
キーインターロック
オートマチック車
誤操作防止のため、シフトレバーが * レンジ以外のときに、エンジンスイッチが“LOCK”
まで回らないようにする装置です。
●
シフトレバーが * レンジ以外では、
エンジンスイッチを“LOCK”まで回すことができないため、
キーを抜くことができません。
ハンドルロック
エンジンスイッチからキーを抜いて、ハンドルを左右どちらかに動かすとステアリングロック
によりハンドルがロックされます。
▼
ハンドルロック解除のしかた
ステアリングロックによりキーが“LOCK”から“ACC”に軽く回らないときは、ハンドル
を左右に動かしながらキーを回してください。
キー抜き忘れ警告ブザー
エンジンスイッチにキーが差し込まれているとき“LOCK”または“ACC”の位置で運転
席のドアを開けるとブザー(断続音)が鳴り、キーの抜き忘れを警告します。
エンジンスイッチの取扱い
エンジンスイッチの操作について
●
キーは確実にエンジンスイッチに差し込んで操作してください。
バッテリーあがりを防ぐために
●
エンジンを止めた状態で、エンジンスイッチを“ON”または“ACC”にしたまま長時間放置
しないでください。
●
オートマチック車は、シフトレバーが * レンジ以外のとき、エンジンを停止させないでください。
シフトレバーが * レンジ以外でエンジンを停止した場合、エンジンスイッチを“LOCK”にで
きないため、そのまま放置すると、車両のバッテリーがあがる原因となります。
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
112
駐車ブレーキ
▼
かけるとき
ボタンを押さずにレバーをいっぱいまで引き上げる
●
エンジンスイッチが“ON”の位置のときは、ブレーキ警告灯が点灯します。
▼
解除するとき
ボタン
レバーを軽く引き上げながらボタンを押し、
レバーを確実に戻す
●
エンジンスイッチが“ON”の位置のとき
は、ブレーキ警告灯が消灯します。
●
走行するときは、駐車ブレーキを完全に解除してください。また、ブレーキ警告灯が消灯し
ていることを必ず確認してください。
駐車ブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキが熱を持ち、ブレーキの効きが悪くなったり、
思わぬ事故につながるおそれがあります。
●
駐車ブレーキが完全に解除されていない状態(警告灯が点灯している状態)で、約 5km/h
以上で走行すると、警告ブザーが鳴ります。
(ブレーキ警告灯→ 82 ページ)
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
シフトレバー(オートマチック車)
113
車を運転するにあたって
シフトレバー(オートマチック車)
シフトレバーの使いかた
オートマチック車
シフトレバー
ボタン
シフトレバーの操作は確実に行ってください。
P
R
N
D
2
L
ブレーキペダルを踏みながら
シフトレバーボタンを押して
動かします
シフトレバーボタンを押して
動かします
シフトレバーボタンを押さずに
そのまま動かします
●
M の操作は誤作動を防ぐため、シフトレバーボタンを押さずに動かしてください。常にシフト
レバーボタンを押して操作していると、*、
、( レンジに思いがけず入ることがあり、そ
の場合、思わぬ事故の原因となり、生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険
です。
●
* から &レンジの間でシフトレバーを動かすときは、突然車が動き出し思わぬ事故につなが
るおそれがありますので、必ずブレーキペダルを踏みながら動かしてください。
●
走行中に ) レンジに入れないでください。エンジンブレーキが全く効かず、思わぬ事故につ
ながるおそれがあり危険です。
●
車が完全に止まらないうちに *レンジに入れないでください。また、前進走行中に レンジ、
および後退走行中に &、.、( レンジに入れないでください。トランスミッションに重大な
損害をあたえると共に、車がコントロールを失い思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
走行開始直後でトランスミッションオイルの温度が低いとき、3 速、4 速へ自動変速しない
ことがあります。トランスミッションオイルの温度が上がれば自動変速するようになります。
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
114
各位置のはたらき
シフトポジション
メーター表示
目的
P(パーキング)
駐車またはエンジン始動
R(リバース)
後退
N(ニュートラル)
動力が伝わらない状態
D(ドライブ)
通常走行
(速度に応じて1速から4速
*
で自動的に変速されます)
2(セカンド)
下り坂走行、坂道や山間地などの走行
(エンジンブレーキが必要なとき)
L(ロー)
急な下り坂走行(強いエンジンブレーキが必要なとき)
* オーバードライブがOFFのときは3速
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
シフトレバー(オートマチック車)
115
車を運転するにあたって
オーバードライブスイッチ
スイッチを押すごとに、
“OFF”と“ON”が切り替わります。
●
“OFF”のときに O/D OFF 表示灯が点灯します。
オーバードライブ
スイッチ
(メーター内表示)
▼
オーバードライブが“OFF”のとき
(表示灯が点灯)
●
坂道走行で次のような場合に適してい
ます。
●
下り坂で軽いエンジンブレーキをかけ
たいとき
●
上り坂で 4 速と 3 速の変速回数が少
ない、なめらかな走行をしたいとき
▼
オーバードライブが“ON”のとき
(表示灯が消灯)
●
通常走行に適しています。
●
エンジン始動時にはオーバードライブ
が ON”の状態になっています。
各位置のはたらき
メーター内表示
はたらき
ON
1速から4速(オーバードライブ)
まで自動変速します
オーバードライブ
(消灯)
OFF
1速から3速まで自動変速します
●
シフト位置が & のときに使えます。
●
エンジンを再始動するとオーバードライブが“ON”の状態になっています。
●
トランスミッションの油温が低いときは、
オーバードライブ(4 速)に変速しないことがあります。
●
オーバードライブ(4 速)は静粛性、燃費性能が良くなります。
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
116
シフトロック機構
誤操作防止のため、シフトロック機構が付いています。
▼
シフトロック解除方法
エンジンスイッチを“ON”または“ACC”にし、ブレーキペダルを踏むと、シフトレバー
の操作ができます。
●
必ずブレーキペダルをしっかり踏み込み、シフトレバーを操作します。
●
エンジンスイッチが“LOCK”のときは、ブレーキペダルを踏んでもシフトレバーを * レンジか
らほかのレンジへは動かせません。
●
先にシフトレバーボタンを押した状態で、ブレーキペダルを踏むと、シフトロックが解除されな
い場合があります。
●
万一、エンジンスイッチを“ON”または“ACC”にして、ブレーキペダルを踏んでもシフトレ
バーを * から他の位置へ動かせない場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられま
す。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
シフトレバー(マニュアル車)
117
車を運転するにあたって
シフトレバー(マニュアル車)
シフトレバーの使いかた
マニュアル車
1
3
5
2
4
R
1
3
5
2
4
N
R
シフト位置を変更するときは、クラッチペダル
をいっぱいに踏み込んで確実に操作します。
●
+(後退)には、車が完全に停止してからシフト位置を変更してください。トランスミッション
に負担がかかり、故障の原因となります。
●
5 速から +(後退)には、直接シフト位置を変更できません。一度ニュートラルにしてから、
+(後退)にシフト位置を変更してください。
シフトダウンの上限速度
エンジンの過回転を防ぐため、次の表に示す上限速度以下でシフトダウンしてください。
シフトダウン
右記装着車以外
2速→1速
3速→2速
4速→3速
5速→4速
(㎞/h)
25
40
65
105
Hi-Loモード切替レバー
15
(25)*
−
−
エコ・楽モード切替レバー
30
50
85
105
25
40
70
105
* Hi-Lo モード切替機構装着車の“Lo モード(()”は 2 速以下の低速走行で使用してく
ださい。
(Hi-Lo モード切替レバー→ 121 ページ)
●
エンジンの回転があがりすぎないように、上限速度を守って走行してください。エンジンが損
傷するおそれがあります。
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
118
エコ・楽モード * 切替機構
エコ・楽モード切替機構装着車
エコ・楽モード切替レバー
切替レバーを引くと、積載量が多いときの走行に適した“Lo モード(()”に切り替えるこ
とができます。
●
通常走行時は
“Hi モード($)”
で使用します。
●
メーター内に切替レバーの位置が表示されます。
切替レバー
(メーター表示)
レバーの操作方法
停車中にのみ操作します。
●
クラッチペダルを踏みながら、切替レバー
を操作します。
各位置のはたらき
Hi
モード
レバー メータ−表示
はたらき
Lo
ー
ー
軽積載時に一般道路、高速道路などを通常走行するときの位置
通常はこの位置で走行
積載量が多いときや、強い駆動力が必要なときの位置
ニュートラル(中立)位置
(この位置では走行できません。)
●
車が完全に止まらないうちは切替レバーを操作しないでください。
駆動装置が損傷したり、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
駐車するときは、切替レバーを ) にしないでください。駐車ブレーキをかけていない状態で、
シフトレバーを (後退)または1速に入れても車輪の固定ができず、車が動き出すおそれ
があり危険です。
●
クラッチペダルを踏まずに切替レバーを操作すると、駆動装置が損傷するおそれがあります。
●
4WD 車は 2WD、4WD どちらの状態でもモード切り替えが可能です。
(4WD スイッチ→ 119 ページ)
*「エコ・楽モード」はダイハツ工業株式会社の登録商標です。
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
パートタイム4WD
119
車を運転するにあたって
パートタイム4WD
4WD 車
パートタイム 4WD とは、4WD スイッチの操作により走行状況に合わせて、2WD(2 輪
駆動)と4WD(4 輪駆動)を切り替えることができる 4WD システムです。
●
乾燥した舗装路および高速道路では必ず2WD で走行してください。4WD で走行すると駆
動系に無理な力がかかり駆動装置が損傷して、思わぬ事故につながるおそれがあります。
また、タイヤの早期摩耗や燃料消費量の悪化につながることがあります。
●
車輪がスリップしているときは、4WD スイッチを操作しないでください。駆動系に無理な力
がかかり駆動装置が損傷して、思わぬ事故につながるおそれがあります。
4WD スイッチ
スイッチを押すと、駆動状態を切り替えることができます。
●
駆動状態が4WD に切り替わると、メーター内の4WD 表示灯が点灯します。
4WDスイッチ
▼
スイッチの操作方法
スイッチを押すごとに2WD と4WD が切り
替わります。
●
ハンドルが直進状態のときに操作します。
●
停車中または走行中(80㎞ /h 以下)で
アクセルペダルを戻します。
各位置のはたらき
2WD
駆動状態
メーター内表示
はたらき
4WD
(消灯)
一般道路、高速道路などを通常走行するときの位置
通常はこの位置で走行
砂地や不整地、急坂路、雪道等の滑りやすい路面を
走行するときの位置
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
120
4WD スイッチを操作するときは
●
スイッチは連続操作しないでください。
●
操作するときは、アクセルペダルを戻してください。(切り替わりにくい場合は、その状態で
アクセルペダルを軽く踏み込んでください)
●
暖機不足の状態で、4WD に切り替わりにくいときは、停車してスイッチを操作してください。
●
4WD に切り替えたとき、車両の状態(タイヤ空気圧、積載量、車速など)により、切り
替えの作動音がすることがあります。
Hi-Lo モード切替機構装着車
●
4WD スイッチは切替レバーが $ のときに操作してください。
●
切替レバーが ( のときは 4WD スイッチで 2WD に切り替えることはできません。
(Hi-Lo モード切替レバー→ 121 ページ)
表示灯
●
エンジンスイッチが“ON”で、駆動状態
を 4WD に切り替えると点灯します。
●
停車中に 4WD スイッチを押したときは、4WD 表示灯が消灯していても、走行中に点灯す
れば正常です。
車を運転するにあたって
X
運転装置の使いかた
XX
パートタイム4WD
121
車を運転するにあたって
Hi-Lo モード切替レバー
Hi-Lo モード切替機構装着車
切替レバーを引くと、
より強い駆動力が出せる
“Lo モード(()”
に切り替えることができます。
●
“Lo モード(()”
は低速走行時に使用します。
●
通常走行時は
“Hi モード($)”
で使用します。
切替レバー
レバーの操作方法
停車中にのみ操作します。
▼
$ から ( に切り替えるとき
1
4WD スイッチを押して 4WD に切り替える
(4WD スイッチ→ 119 ページ)
2
クラッチペダルを踏みながら、切替レ
バーを引く
▼
( から $ に切り替えるとき
クラッチペダルを踏みながら、切替レバーを戻す
各位置のはたらき
2WD
4WD
駆動状態
レバー
はたらき
4WD
ー
Hi
モード
Lo
ー
一般道路、高速道路などを通常走行するときの位置
通常はこの位置で走行
砂地や不整地、急坂路、雪道等の滑りやすい路面を
走行するときの位置
砂地や不整地、急坂路、雪道などで特に強い駆動力が必要なときの位置
ニュートラル(中立)位置
(この位置では走行できません。)
●
車が完全に止まらないうちは切替レバーを操作しないでください。
駆動装置が損傷したり、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
駐車するときは、切替レバーを ) にしないでください。駐車ブレーキをかけていない状態で、
シフトレバーを (後退)または1速に入れても車輪の固定ができず、車が動き出すおそれ
があり危険です。
●
クラッチペダルを踏まずに切替レバーを操作すると、駆動装置が損傷するおそれがあります。
●
Lo モード(()は 3 速以上で使用すると、エンジンや駆動装置に大きな負担がかかるため、
2 速以下の低速走行で使用してください。
車を運転するにあたって
運転装置の使いかた
122
スーパーデフロック
オプション / グレード別装備
積雪路、砂地、ぬかるみなどで車輪が空転して動けなくなったとき、動力を左右後輪に等
しく伝達して脱出しやすくする装置です。
デフロックスイッチ
スイッチの操作方法
停車中にのみ操作します。
作動表示灯
▼
デフロックさせるとき
1
シフトレバーを1速または (後退)に
する
2
スイッチを押す
●
デフロック状態になると、作動表示灯
が点灯します。
▼
デフロックを解除するとき
スイッチをもう 1 度押す
●
作動表示灯が消灯します。
●
車が完全に止まらないうちはデフロックスイッチを操作しないでください。
駆動装置が損傷するおそれがあります。
●
切り替え操作は、必ず車輪が完全に停止した状態で行ってください。
車輪が空転したままでデフロックスイッチを操作すると、車体が思わぬ方向へ飛び出す
おそれがあります。
●
デフロックは、ぬかるみ等の緊急脱出時のみ車速 15㎞ /h 以下で使用してください。
●
通常走行時はデフロックスイッチを必ず OFF にしてください。
●
デフロックスイッチを操作して切り替わらないときには、ハンドルを少し回し、アクセ
ルペダルを踏むなどして車輪を少し回転させてください。
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